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2013/07/12(金)
★阿刀家ファミリー「水上貴博展」のお知らせ!













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【個展名】:『水上貴博展』−パリからおくる新しい絵画の試み−
【会期】:2013年7月12日(金)〜21日(日)
【時間】:AM10:00〜PM18:00(最終日PM17:00)
【会場】:NSTギャラリー(入場無料)
※新潟市中央区八千代2−3−1
(信濃川沿い万代側の八千代橋たもと「NST本社ビル」内1階)
※駐車場あり(有料)
※会期中作家来場
※後援:NST(テレビ局)、新潟日報社、新潟フランス協会
【お問い合わせ】:025−249−8878(NSTイベントインフォメーション)

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※2013/7/10「新潟日報」で紹介されました。以下記事抜粋です。

『アートピックス』−明るく個性的な平面作品−
▼水上貴博展(12〜21日、新潟市中央区八千代2のNSTギャラリー)
今から33年前、パリのモンパルナスにある、アカデミー・グランド・ショミエールに飛び込み、学び、パリ郊外にアトリエを構え、フランスを中心に活躍している水上さんの作品展が、奥さんの生まれ故郷である新潟で、開催される。

アカデミー・グランド・ショミエールといえば、日本のみならず、海外から近現代の著名な作家たちが集まり修業時代を過ごした場所である。モンパルナスで得たさまざまな至芸が、日本の伝統文化とヨーロッパの文化の融合を目指す水上さんの、新しい試みのエネルギーとなっている。平面にキャンバス以外のものを組み合わせて使うミックステクニックスの手法を用い、絵の具以外の素材をアサンブラージュ(組み合わせる事)して、明るく個性的な、平面作品を作り上げている。
ともすれば現代絵画の歴史の過程で生み出された多くの技法は難解な表現になりがちだが、水上さんの作品は優しさと、温かさを感じさせてくれる。
(川嶋宣彦・金属造形家)

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ということで、7月初旬にフランスから日本に来た姉夫婦(水上敬子&水上貴博)は、7月12日から新潟で始まる個展「水上貴博展」を前に10日午後、出展する大量の作品を車に積んでとりあえず西生寺にやって来ました。

水上家の事は何度か「おてら通信」でも紹介したことがありますが、西生寺住職(私の夫)の姉の敬子さんと、だんなさまで画家の水上貴博さん夫婦です。

貴博さんは1980年に渡仏していらいずっとフランスで絵の創作活動を続けています。渡仏間もない頃、フランスで知り合った敬子さんと結婚(敬子さんは英&仏の大学に留学していた)、現在は大学生の息子2人の家族4人です。パリ近郊(電車で30分くらい)のエヴリー市内の「アトリエ付アパート」にずっと暮らしています。(私も2回訪ねたことがあります)

私は女性なので、画家の夫を支える姉の敬子さんのことを少し書きたいと思います。

姉の敬子さんは、夫の作品を世に送り出すのが仕事です。彼女は素晴らしい腕を持つ猝哨泪諭璽献磧辞爐任后3姐颪任良廚料郎邀萋阿鮖戮┐討海譴泙韮械闇間、元気いっぱいがんばってきました。

事務的な仕事やスケジュール管理の他にも、日ごろから気分よく夫に作品を製作してもらえるよう気を配ったり(アーティストは繊細なのです)、画廊と交渉したり、持ち前の社交術を駆使してTakaの絵を売り込んだり、ゲストを招いてホームパーティーを開いたり(外国ではホームパーティはかなり重要な位置付けだそう。敬子さんは料理上手)、不安定な自由業のなか家計をやりくりして家族4人を支えてきました。

夫婦とっても仲が良く、まさに猊徂愼鷽融圧哭爐辰討笋弔任后女性目線でもう少し言わせてもらいますと「やはり敬子さんがいるから貴博さんの作品もより輝きを増すのだ!」と勝手に思っています。

フランスで元気いっぱいに暮らしている水上家は、夏になると「里帰り」で来日、1〜2ヶ月ほど日本に滞在するパターンが続いています。来日すると西生寺滞在が毎年恒例なので、私はいつもにぎやかな水上家が我が家に来ることを狎樟源夏の陣爐噺討鵑任い泙后

息子2人を含め、この人たちが来ないと西生寺の夏が始まらないって感じで、すっかり猊物詩化爐靴討い泙后

夏になると自然にセミが鳴いて蚊が出るみたいな、
そうめん、かき氷、花火大会、水上家来山みたいな、

季語?
そんな感じです。

私が嫁いでから新潟での貴博さんの個展は2度目です(前回は新潟市古町だった)。

いつも個展をやらなくても、車で持ってきた貴博さんの「最新の作品」を見せてもらったり、パソコンにある「作品画像」の数々を爐佞燭蠅硫鮴睇姚爐埜たり、フランスで開いた個展の様子、家族の近況報告などを聞くのが楽しみです。

しかしやはり家族(身内)なので爛僖蠅燃萍するアーティスト爐箸いΥ恭个農椶垢襪海箸呂覆、絵もそこそこに?家族兄弟でにぎやかな夏のおてらライフを過ごしているという感じです。

ま、兄弟なので、プライベートなので、アーティストTakaにとっても犖書をはずし、だっくらできる妻の実家としての西生寺爐けっこうお気に入りみたいなので、これからもずっとこの路線で行こうかと思ってます。

さて、個展開催の前々日に水上の実家がある中津川から西生寺にやって来た姉夫婦ですが、まず一番に向かった先は「弘智堂」でした。弘智法印即身仏さまに新潟での個展の成功を祈願するためです。

弘智堂で長老(父親)にお経をあげてもらい「個展の成功」を祈願したところ、弘智さまから「大丈夫、自信を持ってやりなさい」と言われたと夫婦して喜んでいました。

実は今回の個展も、4月に先行して開催された貴博さんの故郷(岐阜県)中津川での個展も、本当は来年にする予定だったのだけど、弘智さまが「来年より今年が良い」と言ったので、急きょ今年に決めたのでした。

今年するのを去年の夏の来日時に決めたのですが、今にしてみれば
「弘智さまは今年の爛▲戰離潺スで景気上向き爐澆燭い併を見抜いていたということなのかしらん、すると来年はアベノミクス効果も薄れて消費税も上がって早くも景気はダメってことかしらん、うぅ」
とかいろいろ考えてひとりでうなっている私です。

水上夫婦:「よし!じゃ、行ってくるね!子供たちのことよろしくね」
我々夫婦:「うん、行ってらっしゃい!大般若が終わったら行くからね!」

「上げ潮じゃぁー!」と玄関で互いに気勢を上げ、まるで「出陣式」のようにして別れました。姉夫婦は大量の作品を積んだ車に乗り込み、個展のあいだ滞在する新潟市内のマンション(親戚の空室マンション)に向けて再び出発していきました。

新潟にお住まいの方、新潟市中央区にお出かけをしたついでにどうぞ「NST本社ビル」内にある「NSTギャラリー」まで足をお運びください(伊勢丹デパートから歩いて10分、ガラス張りのオシャレな建物です)。毎日、姉夫婦がいるそうです。よろしくお願いいたします。


●画像左…作品「Feme(農屋)機
今回の個展の案内状(DM)のメインの作品です。夏の個展だし田園のイメージが強い新潟ということでチョイスしたそうです。Takaの作品の中ではかなり明るい作品です。最新作を中心に大小70点ほどの作品を揃えました。我々夫婦も少しでも協力しようと、このDMを250枚くらい、配ったり、置いてもらったりして爐気个爐泙靴拭寺務所受付にも置いてあります。

そうだった、忘れていた、Takaのモダンでダイナミックで躍動感あふれる作品は、西生寺の御本尊さまがお祀りされている「阿弥陀堂」の猴鶸屐覆蕕鵑沺乏┃爐粘嫋泙任ます。10年以上前に本堂の「欄間絵」を貴博さんに依頼して描いてもらったのです。

●画像右…西生寺到着ほやほやの「水上姉夫婦」
実は貴博さんは、同じ歳にはとても思えないけど、まぎれもなく私の実家の父と同い歳です(敬子さんと貴博さんは15歳の犧个虜紘徂忰爐任后法L襪瓦呂鵑膿軍磴里いしい地酒を飲んでちょっといい感じになると、貴博さんと私はいつも政治の話とか、満洲ネタ(張作霖、石原莞爾とかノモンハン)、アーティストらしくちょっとした下ネタなどで盛り上がります(こんな時園子ママは無言で目をつむっています)。


≪水上貴博略歴≫――――――――――――――――――――――――――――――――
1941年:岐阜県中津川に生まれる
1965年:「武蔵野美術大学」首席卒業
     :「行動美術協会」に所属
      以降東京で個展や選抜展で発表活動。新人賞、記念賞、特選など受賞多数
1975年:中津川に帰省「美術研究所」を創設
1980年:渡仏
      パリのアカデミー「グランド・ショミエール」にて巨匠イブ・ブライヤーに師事
     :「メゾン・デ・アルチスト協会」会員、「行動美術協会」退会
1981年〜:「招待展」「グループ展」「個展」歴多数
      (日本、フランス各地、ドイツ、ベルギー、オランダ、モスクワ、ニューヨーク)
〜2013年現在:フランス・エヴリー市在住
≪取扱画廊≫――――――――――――――――――――――――――――――――――
☆ギャラリー・ピエール・バルトリー(マルセイユ)
☆ギャラリー・シャルミーユ(パリ郊外)
☆ギャラリー・ド・メディシス(パリ)
☆ギャラリー・178オスマン(パリ)

※パリもここ数年の不景気(ユーロ圏全体)で、あれよあれよと画廊の閉鎖が続いているそうです。フランスでは、作家の作品に惚れた画廊主と画家が契約をして作品を常設展示してもらったり、特別展(個展)を開いたりするが一般的なシステムなので、画廊の閉鎖は作品発表の場を失うことを意味します。貴博さんたちもここ2年はどん底だったそうです。


2013/07/01(月)
★7月15日「大般若法要・水子合同供養祭」のご案内














今年は梅雨入りしたものの、いまだまとまった雨がほとんど降らない新潟です。下の野積の村で畑をしている人は大勢いますが、みなさんの犧酳の水やり苦労話爐西生寺のお山まで続々と届いています。インフラ整備がされていない犹海糧爐蓮∨萋タンクに水を入れて軽トラで運び、一カ所一カ所水をまいて回らなければならないのだそうです。

しかしこのまま雨が降らないまま梅雨が終わるとは思えず、ちょうど西生寺の大般若ころにかなりの大雨&長雨になりそうなイヤな予感がします。数年前の「7.13水害」のような被害が出ないことを祈るばかりです。(この時は弥彦山スカイラインなどの主要道路が土砂崩れで通行止めとなり、大般若開催が危ぶまれました)

さて、お天気はお天道さまにおまかせするとして、あらためて「大般若法要・水子合同供養祭」のご案内です。

7月15日(日)、当山西生寺において「大般若祈祷会」と「施餓鬼・水子総回向法要(合同供養祭)」が今年も開催されます。大勢の僧侶より読経していただき、水子精霊やご先祖さまを供養する法要や「大般若六百巻」による所願成就の大祈祷会が厳修されます。

今年の大般若(7月15日)は、昨年の日曜日に続き、連休の「海の日」の祝日にあたり「きっとお参りも多いのではないかしら」と期待感が広がります。

予約も必要ありません。どなたでも気軽にご参加いただけますので、ぜひ家族みんなでお参りください(小さなお子さんも大丈夫です)。なお当日「ご供養」や「ご祈祷」をお申込みいただく方は、午後1時半までにお越しいただき「庫裡の受付」にてお申込みください。

ぜひこの機会にご参加いただきたくご案内申し上げます。


【日時】:7月15日(月)※海の日の祝日
【時間】:午後1時「ご法話」、午後2時「大般若祈祷会」
午後2時半「施餓鬼・水子総回向法要」
【受付】:西生寺「庫裡」

【塔婆料(御供養料)】:(先祖供養、水子供養など一件につき)2,000円
【大般若祈祷会祈願料】:(一件につき)2,000円
家内安全・病気平癒・交通安全・身体健全・商売繁盛・開運満足
厄難消除・合格祈願・学業成就・安産祈願・家門繁栄・その他
【お問い合わせ】:0258−75−3441


さてもう少し続けましょう。「野積の畑の話」が出たので、我々の暮らす野積地区(村)の人々が爐いに働き者か爐箸い事を付け足したいと思います。

新潟に暮らして23年、新潟の人、特に女性はしっかり者で働き者だなあと思います(「越後の杉と男は育たない」という言葉があります)。その中でさらに昔から野積の人は働き者で有名です(「野積に嫁に出すな、野積から嫁もらえ」という言葉があります)。現在もそれは村の伝統として受け継がれているようです。

夫の収入で十分暮らしていけるのに、奥さまがパート勤めに出たり、何かしらの副業を持つのは当たり前です(副業で奥さまが民宿をされている家も)。 野積に狎豢伴臧忰爐箸い身分は存在しません。同居している爐犬検ばば爐孫(ひ孫)の面倒をみて犲磴ぜ圻爐倭完働きに出るのが野積スタイルです。外仕事ができない人は「内職」も普通です(おばあちゃんたちが寄り集まって紙風船とか作っています)。

さらにこのような牾斡个瓠主副業牋奮阿法△燭い討い硫箸任蓮嵌」や「田んぼ」を持っていて、自分たちで食べる分の米や野菜を作るのも当たり前です。GWの「田植え」や秋の「収穫」の時は通常の仕事の合間を狙って一家総出で行います。

「いくつになっても現役」「死ぬまで現役」が信条の野積では猗仕事が生きがい爐里年寄りも多いです。80歳をゆうに超えたかなりの高齢な方も朝夕に毎日、畑で精を出している姿をよくみかけます。腰が曲がったおばあちゃんも手押し車をひいて自分の畑に向かい季節の野菜を育てます。「死ぬまで畑仕事をしていたい」と村ではよく聞きます。

このように、外に出て働いて、家に帰ってからも働いて、80歳を越えても働いて、畑も田んぼもして…、野積の人ってホントすごいと思います。私なんてもしかしたら「お寺のあの奥さん、寺務所に一日いるだけでいったいなにしてるんだ?」くらい思われているかもしれません。でも働き者の野積の人から見たら、私の仕事なんて無いにも等しく、まったくその通りだと思います。

こんなに働き続けている野積の人々の、昔からの爐世辰らできる数少ない娯楽のひとつ爐、西生寺などの山のお寺で一日かけて開催される「講」や「大般若」などの行事だったのだとあらためて気づきます。

今回の「大般若」や10月2日の「弘智講」には現在も村から多くの方がお参りに来られます。高齢化が進み年々来られる方が減ってはいますが、でも西生寺のこれらの行事は「時代は変わっても働き者の野積の人が一日のんびり娯楽する猝鄒僂療租のひとつ爐任△襪砲亙僂錣蠅呂覆い呂困澄廖△修思うと7月15日の大般若へ向けてちょっと身が引き締まる私でした。

【おまけ話】
ここまで話したついでです。お寺の行事ではありませんが狷欝錣当たり前爐量鄒僂任和臉里ら昭和中期くらいまで「お嫁さんだけが参加できる料理を作って食べる(しゃべる)会」というのがありました。この日は野積の嫁同士が村内のひと所に集まり、おしゃべりをしながらささやかな料理を作って食べるという会です。

一番の目的は食事ではなく、通常は口答えも許されない狆紊らの抑圧(姑?)爐砲茲襯哀舛鮨潅屬なく言い合い、猝鄒僂硫猫爐箸靴橡萋コマネズミのようにくるくると働き続けなければならない心身の疲れを癒し、ストレス発散を計ることにありました。

この会に近づけるのは幼い子供たちだけで、野積の檀家さん(60代男性)が私に「料理なんて爐砲り飯とジャガ芋のくずかき爐らいしかないんだけど、それを母親たちからもらって食べて、それがまたばか旨かったんだて!」と当時を懐かしく語ってくれました。こういう昔の話はワクワクします。


●画像左…「大般若六百巻転読会」の様子
600巻ある大般若の経本を大勢のお坊さんで手分けをして一巻ずつ「転読(てんどく)」していきます。この時怒っているみたいなびっくりするくらいの大きな声で「だーいはんにゃはらみったきょう○△□!」と唱えるのが特徴です。経本の獻霽(ぼんぷう)爐砲△燭襪醗貲間無病息災でいられるという御利益があるとされます。

●画像右…大般若のご本尊「般若守護十六善神」
7月15日の大般若法要の日だけに限定して掛けられる軸です。大般若経の「転読会(てんどくえ)」の時の本尊となり、般若経の転読を守護する仏さまです。法要が行われる客殿の内陣中央高くにお祀りされている「愛染明王」さまの場所に掛けたのを撮影したので、下から見上げるように撮れました。暗いし分かりづらいですが、中央の仏さまがお釈迦さまで、周りに十六善神が描かれています。


2013/06/20(木)
★境内植木爛咼侫ー&アフター















★画像左…ビフォー
一年間でこれだけ伸びました。画像右の一年後ともいえます。

★画像右…アフター
今年も見事に丸まりました。一年後は画像左になります。



一年に一度、徹底的に刈り込まれる犇内の木々の剪定(せんてい)爐法∈Gも庭師さんが入って4日目。今日も梅雨空に庭師さんの「サクッ、サクッ」という剪定バサミの切れの良い音がリズミカルに響いている西生寺です。

垣根の木、つつじ、さつき、あじさい、藤棚、笹、松などなど、境内の植木が次々と刈り込まれ整えられていきます。一年が経過してぼさぼさになった犂櫃泙蠏呂凌¬擇燭銑爐癲△泙△襪まあるくカットされて、私が大好きな犂櫃泙雖爐吠竸箸靴泙靴拭(相変わらず私は植物には興味がなく犂櫃泙辰討覿餽膈爐好きなだけです)

じきにクモの巣が張るので、カット直後のいちばん美しい今を撮影、撮影しておいたカット前のと並べてみました。いちどビフォー&アフターで画像を並べて比べてみたかった!それだけの「おてら通信」でした。

つまるところ、今、受付寺務所で「7月15日の大般若の案内状」を何百通も狷眇Ν爐靴討い觝巴罎如△海Δいβ抜きも必要なのでした。

もしよかったらみなさんも見比べてみてください。


2013/06/10(月)
★恐怖の昆虫事件簿:「ホラー小説とムカデ」













春以来、今年も順調に狄渊餞枋未き爐続いています。雪で外出ができなくなる冬以外の、9カ月間の私の日常の楽しみです。私にとって寺泊町が長岡市に合併されたことによる最大の恩恵は、長岡市中央図書館などの立派な図書館の充実した蔵書を、長岡市民として自由にネットで予約が出来るようになり、地元のいつもの寺泊図書館で借りることができるようになったことです。

(専業)寺庭婦人は基本的に在宅ですので、日中も時間を作って自由に読書ができるのはうれしいです。受付寺務所で読んだり、テレビを見た後、夜寝る前に読んだりしています。私の読む本(ジャンル)はほとんど決まっていて、好きで研究している日本軍&戦争関連や昭和史、気になる国の現代史、中国とか北朝鮮の実態みたいなそういう本ばかりです。数冊を並行して読むのが私流です。

先日、そんなノンフィクション好きな私なのに、たぶん生まれて初めてと言っていいでしょう、本屋さんで爛曠蕁湿説爐覆襪發里鯒磴辰討靴泙い泙靴拭書評がすごーく怖そうだったから。

山本周五郎賞を受賞した本だそうで、
「どこまでがフィクションでどこまでがノンフィクションなのかわからない不気味な怖さ。読んだ後、部屋には置いておきたくないくらい怖い戦慄のドキュメンタリホラー」みたいに紹介されていて思わず、
「たまに現代史や戦争から離れてこわーいホラー小説でも読んで息抜きするか」
と読んでみたくなり衝動買いしました。

で、現在、夜寝る前にちびちびと読んでいます。人里離れた山の中ならではの静寂な夜はホラー小説を読むには最適。ヒザの上にネコを乗せて読んでいます。
一般的にみると、静まり返った夜のお寺で猊屋に置いておきたくないくらい怖いホラー小説を読む爐箸い行為じたいがホラーしているのですが、我々にとってお寺は住み慣れた居住空間でしかないので、意外と平気です。

でもね、ちょっともうそのホラー小説を夜に読むのは今日からやめにしようと思っています。だってその本を夜に読んで寝ると必ず出るんですよ、深夜に恐怖のアレが!

黒光りしたグロテスクなアレ犁霏腑爛デ爐です!

もう幽霊より怖いですよ、都会に住んでいる人にはわからないかもしれないけど、弥彦山西生寺に出るムカデはハンパない恐ろしさなんですから。ここはボルネオかって錯覚するくらい、太古の時代の虫ですかってくらいBIGサイズ。

結婚するまで私が一番苦手だったゴキブリの座を軽く追い越して今じゃ狄軍磴療澂爐箸いぞ”蕕劉犇貅蠅硫ν有爐坊臨してます。そのムカデがこともあろうに我々の寝室ばかりに頻繁に出没するのですからたまったものではありません。

昨日の夜も、そのホラー小説を読んでいて、開け放ったとなりの暗い和室の片隅が気になり出し(笑)、ヒザ上のネコが宙をじーっと見つめ出し、これ以上読んだら夢に出てきそうなあたりで「そろそろ寝るか」なんて思ってふとんに入ったんです。

夜中(時計を見たら1時30分でした)、足のふくらはぎにさーっと牋枴が通過した爐里魎兇犬凸軌媼韻房蠅任修譴鯤Г辰燭箸燭鵑法▲優海大騒ぎを始めて、同時に足がクラゲに刺されたみたいにしびれてきて「やられた!ムカデに刺された!」って横で寝ている夫を起こすわ、ムカデ叩きの棒を持ってくるわ、興奮するネコをおさえて、バシンバシン!とやるわ、もう大騒ぎでした。

今年に入って私は早くも3度もムカデに襲われ2度も刺されてしまいました。
そして今日の深夜1時30分に発生した「ムカデ出没事件」の興奮も冷めやらぬついさっき!!

受付寺務所の窓口のいつもの場所に座っていると、例によって身に覚えのある爐△隆郷┃燹▲汽薀汽薀汽蕕箸覆鵑箸盡世┐覆い△隆郷┐右足の甲にしてきたので「ウソでしょ」と思って見ると、案の定、深夜に続きまたもや私の足の指をムカデが這っているじゃありませんか!

オーマイガーッ!

不意打ちをくらい、驚きのあまり「ひひひ…」みたいな変な声を発しながら必死に足からムカデを放り出そうと足を大きく振った時に、思いきり足の指を机の角にぶつけ、たまたまジャストミートしたムカデは真っ二つにカットされ飛んでいき、私の足の指の付け根はみるみるうちに爐Δ歎譴糧壇性爐できてしまいました。

痛ってえーーー!

例年今頃から梅雨明けまでがムカデが多く出没する陰湿な時期なんですけど、それにしても今年は例年にない爛爛デの当たり年爐如∈能蕕縫爛デが出没してから一ヶ月もたたないうちに8度も寝室や寺務所にムカデが出没するというのは異例のカウント数だし異例のスピードです。

狄下爾良爐倭管堯↓爛爛デハンター爐伐修靴浸瑤でタビーが大騒ぎをはじめるおかげで、深夜にもかかわらず100%の撃退率です。でも2度も寝込みを襲われて刺されるというのは尋常ではありません。

外部からスルスル侵入して音もなく這って来るムカデは、シャレにならないくらいに恐怖を感じます。カメムシやゴキブリのように刺さない虫なら見かけてもどうでもいいのですけど、刺すから無視もできません。

4度もムカデに襲われた私はもう地面に体を接して生きていたくありません。できることならムカデが這い上がってこない空中を生きていたい気分です。

西生寺で暮らしていて「真の恐怖」は幽霊でもなんでもありません。縦横無尽に屋内や人の体を這いまわる犁霏腑爛デ爐任后

足の指の付け根に2カ所もできてしまった、ジンジンとしびれている痛々しい紫色のアザを見ながら不運な私は決めました。このままがんばって「おてら通信」を書き上げてしまい、昼間受付で読むことに決めたホラー小説の続きを読むことにしようって。(なんだかんだと言いながら病みつきになっている)
しかしねえ、

もしかしてやっぱりこの本とムカデと連動しているのかなあ、自宅で読んでいる時は自宅に出て、今、寺務所に本があるから今(ムカデが)出た、みたいな、、、恐怖系同士が呼び合うこともありえる話、
しかも本に無関係な夫は出没時いつもそばにいるにもかかわらず直接被害はゼロでしょ、、、

ありえない集中度、ありえないサイクル、半日のうちに2度もムカデに襲われるという、かなり悲惨な体験をした私は疑心暗鬼の塊になってしまいました。ま、ホラー本との連動はともかく、これからが爛爛デシーズンの本番爐魴泙┐訐樟源で自分が無事に暮らしていけるのか、すっかり自信を無くしてしまいました。

(緊急事態発生ということで弘智さまの御護符を抱いて寝ることに。どうか弘智さま、危険なムカデから私をお守りくださいませ…)

これだけは言えるかな。もうたぶんぜったいホラー小説は買わないと思う。


●画像左…毎晩「ムカデハンター」でお手柄の飼い猫タビー
暗がりでもめざとく察知してムカデにロックオンしちゃうネコの能力ってすごい。最新のタビー画像です(1歳8か月メス)。我が家に来てちょうど8カ月が経ちます(うち一ヶ月半はペットホテルでしたが)。タビーは順調に阿刀家の家族の一員になりつつありますし、私も夫もだいぶ爐となしくないネコのいる暮らし爐魍擇靴瓩襪茲Δ砲覆蠅泙靴拭

タビーは気候が良くなってさらに活動的にのびのびと過ごしています。今では夕方寺務所から戻ると、日中ひとり気ままに留守番をしている2階の我々の部屋から連れ出し爐散歩爐半里靴董一階の食堂や台所、広い庫裡(くり)のエリアを自由にさせています(園子ママのOKが出ました)。

タビーは、お寺ならではの広い屋内空間を自由に走り回れるこの爐散歩タイム爐待ち遠しいようで、夕方タビーの待つ2階の部屋に戻ると、うれしそうに寝っころがって体をくねくねさせてアピールします。そして階段を一瞬で駆け下りて行き猴り余る体力を爆発爐気擦泙后

猛ダッシュで長い廊下を駆け抜けたり(通過する時の風圧で掛軸が何枚も揺れる)、大きな庫裡の窓や玄関から獲物を狙ったり、稲科の観葉植物をかじったりしています。庫裡の障子戸を突破して大きな穴をあけてしまった時は閉口しましたが(園子ママにばれないように急いで修復)、時々庫裡の奥にある、お父さん&園子ママの爐部屋訪問爐發靴討い襪蕕靴、けっこう仲良くやっているみたいです。

すっかり食欲も落ち着いて(小さいネコらしく実は小食だった)、主食のカリカリ以外に欲しがるのは爛ニカマ爐らいなので、カニカマをあげる時は「タビー、カニカ食堂だよ」と言うのがいつの間に定着しました。この間「母の日」に寺泊で買ってきた猖槓のズワイガニ爐髻屮ニカマ好きだからきっと本物のカニなんてすごいんじゃない」って思って少しあげたら、まったく食べませんでした。

●画像右…いまさっき寺務所に出没した「ムカデ」
ナイス ジャストミート!さっきまで私の足の上を這っていたムカデのなれの果ての姿です。このように体が二つに分離しているにもかかわらず、勝手にお互いが動き回っていて生命力の強さにあきれます。このあとコンクリートの床に落として、ホウキを取って来るとすでに狷の部分さん?(画像下の方)爐行方をくらましていました。あまり見たくない画像でした、スミマセン(画像は気持ち小さめにしときました)。

私が寺務所でムカデに襲われた後、バス一台の拝観があったんですけど、いかにも都会育ち風なスーツを着た若い男性の添乗員さんが私の所に来て「今、背中がちくっとしてこいつに刺されたんですけど丈夫ですかね?」って心配そうに糸にぶらさがった小さなクモを私に見せました。

そのクモはここら辺には普通にいる土グモでした。が「ははん、この添乗員さんは今ちまたで出没している外来種の猛毒グモだったらどうしようと思っているだな」とすぐに気が付き「そんな土グモたいしたことありませんよ。私なんて今日ムカデに刺されましたよ」って軽く真顔で受け流したら「えぇっ」ってビビッてました。自然の中で暮らしていくって厳しいのさ。じーんじーん(青アザの音)


【追伸】:実は西生寺だけじゃなかった!
ホラー小説を読む読まないに関係なく、ほぼ毎日のようにムカデが出没する異常な状態が続いています。ですがこれはどうやら西生寺に限った事ではないようです。今年は爛爛デが大発生爐靴討い襪箸いΕΕ錺気鮠耳にしました。原因は不明…。


2013/05/25(土)
★新潟第一教区寺庭婦人会「総会」の報告













近況)
西生寺)セミの初鳴き ⇒5月15日(昨年は5月8日)
私)人生初 ムカデに刺された ⇒5月18日夜中(寝込み襲われた 痛てえ…)
新潟第一教区寺庭婦人会)総会 ⇒5月20日(新潟市内ホテル)

というわけで わたくし一年に一度行われる「平成25年度新潟第一教区寺庭婦人会総会」に今年も西生寺の寺庭婦人を代表して出席してまいりました。

ここ何年か、私は寺庭婦人会の役員でも何でもないので、会長さんから案内状をいただいて、設定された日に、設定された会場に出向けばよいだけなのでとっても気楽です。

第一教区の寺庭婦人会の会員(お寺の奥さん全員が自動的に登録される)から選ばれる、任期が3年の会長さんや各支所の役員さん(ちなみに西生寺は弥彦支所)は、この日を迎えるために役員会を開いたり、会場を決めたり、案内状を送ったり、資料を準備したりと大変です。

午前11時から始まった総会では「平成24年度会計報告」、全国の寺庭婦人会の会長さんが集まって、京都の総本山智積院で行われる「寺庭婦人連合会総会(1泊2日)」の報告、年に一度秋に同じく智積院で行われる「寺庭婦人研修会(2泊3日)」に参加した寺庭の方の報告、そして「新年度活動計画(秋の研修会など)」などが話し合われました。

寺庭婦人連合会総会で本山へ行ってきた会長さんが「いつ行っても本山へ行くと身がひきしまるが、自坊に帰ってくると再び日常にもどる…」とおっしゃっていましたが、我々末端の寺院にとってみると本山とはそんな存在です。

私はかつて2度、この2泊3日の「寺庭婦人研修会」に参加したことがありますが、最近はなかなか本山へ行って研修会に参加することができないので、いつも総会で発表される「連合会総会(研修会)」や「寺庭婦人研修会」の報告がとてもたのしみです。

全国から集まったおよそ100名の寺庭婦人が本山に泊まり込んでの「研修会」では毎回、いくつかのテーマを設け、本山の教化センターの方(お坊さん)の講演やパネルディスカッション、御詠歌や写経、写仏などの研修、山外研修と称してバスで京都・奈良・和歌山などの真言宗の有名な寺院などを参拝したりします。もちろん早朝の勤行(朝のお勤め)に参加したり、時には本山境内の奉仕活動(草取り他)も行います。

狡昼夜の食事爐牢靄榲に本山ですし(夜一回は京都市内のお店で懇親会)、他県の寺庭婦人の方と一緒に、いくつかの大部屋に分散して宿泊、洗面所やお風呂も順番に入ります。

まさに猖椹海亡無有爐任后寝食も本山、単独行動はなく全て集団行動、みっちりとスケジュールされた数々の研修で勉強を重ねる3日間は大変有意義で濃いです。ふだん自分のお寺で自由に好き勝手に暮らしている寺庭婦人というか私自身にとっては、はっきりいってこの研修会は狃す圻爐任后

ちなみに「寺庭婦人研修会」を主催する本山側としては、なるべく初参加の寺庭を優先し、かつ多くの若い寺庭の方に参加してもらいたいとのことらしいですが、その若い寺庭の方々は犹勸蕕匿燭炭巴罩爐任寺を離れられなかったりします。参加寺庭の立場や年齢とテーマに爛潺好泪奪銑爐発生したりすることも多々あります。

さて、今回の報告で、とくに印象に残ったのが「住職・寺庭婦人としての傾聴(けいちょう)について」でした。傾聴、つまり犲を傾けて人の話を聞くこと爐任后

お寺には檀家さんや信者さん、その他多くの方がそれぞれの目的を持って来られます。たわいもないおしゃべりから、他では言えないようなこと、トラブルや悩みを打ち明けたり、相談事をされることも多いです。そういう方に対して住職や寺庭婦人はどう応対すればよいのか?という内容でした。

基本は猩辰鯤垢こと爐世修Δ任后

お寺としては狠耄的な立場爐任箸砲く話を聞いてあげること。
相談事は、解決できればそれにこしたことはありませんが、基本的に解決は爐寺ではなく本人自身(家庭)爐任靴討發蕕Δ海函
トラブルは「公の専門機関」におまかせして、専門機関の紹介をしたりなど爐修隆屬卜つのがお寺の役割爐箸いΔ海箸任靴拭

たしかに誰かに話を聞いてもらうだけでも心がすっきりとするものです。アドバイスを求めて、というよりは爐燭声分の話を聞いて欲しい爐箸いκも多いように思います。社会的に何のしがらみのないお寺だからこそ、ほかでは言えないようなことも言えるのかもしれません。

現代こそ、さまざまな分野で悩みを相談できる専門機関が設置されていますが、そもそも昔からそういう分野を引き受けていたのは集落にあるお寺で、お寺は守秘の立場で、村のよろず相談所を兼ねていたのです。それって今でも大切なお寺の役割りだと思います。

私を含めて狒領靴虜覆任△觧庭婦人爐魯廛蹐離ウンセラーではないけれど、真摯に耳を傾けて話を聞くことはできます。相手が女性だったら、女性同士、気安いかもしれませんし狎ご嶇鱈爐覆蘰整嬖野です。

犹庭婦人の努め爐箸い燭靴泙靴董屬弔容ごろからなるべく狄瓦泙△襪おだやかに爐鮨瓦けたいな」と思いました。私なりの結論です。はい。
(心が安定していないと、人さまの話を聞く余裕もなくなりますからね)



●画像左…別のビルの展望フロアから会場のホテルを望む
画面中央右に見える背の高いのっぽのビルが今回会場となった「ホテル日航新潟」です。これは長野県と新潟県を流れる日本一長い川「信濃川」の最終地点の河口の景色です。

川にかかる柳都大橋と往来する車、係留するヨット、ゆっくりと入港する佐渡汽船の大型フェリー、黒々とした松林とその先にひろがるのは果てしなく続く雄大な日本海です。総会の帰りに撮影しました。反対側からは県庁と遠くに西生寺のある弥彦山や角田山が見渡せます。

川と海が交わるダイナミックな河口の景色が私は好きです。これは「信濃川×日本海」だけど「多摩川×東京湾」という同じパターンで、子供のころから川崎市側の多摩川河口の川原や公園で遊び、対岸の羽田空港を離着陸する飛行機を眺めながら育ったからかもしれません。
(だから飛行機も好き。早く787ドリームライナーに乗ってみたい)

●画像右…寺庭婦人会総会の様子
「若い寺庭婦人は子育て中でなかなか研修会には参加できない」と本文で書きましたが、今回の総会でたまたま私の座席の両どなりがその若い方で、しかもふたりとも妊娠中でした(それぞれ出産予定は8月と11月)。もうひとり、いつも参加する若い方も今回は欠席で理由は「ひどいつわりのため」でした(出産予定は12月)。

私は妊娠&出産の経験はないし、マタニティの女性と長時間、間近に接することはふだん全くないことで(しかも猯昭蠅貿ド悗気鶚爐禄蕕瓩董法大きくなったお腹をなでなでさせてもらったりしているうちに「自分の体の中にもうひとつの別の人格を持った生命体を宿すことができるなんて女性ってすごいなあー」って感動してしまいました。

会議が終わり、お待ちかねの「懇親会(昼食会)」の時に(今回は中華料理のコース)、酸味を欲している両側のふたりにつられて、私も思わずグレープフルーツジュースを何十年ぶりかに注文してしまいました。少子化ニッポンなんのその、マタニティ&ベビーラッシュにわく新潟第一教区寺庭婦人会でした。


2013/05/15(水)
★西生寺ワイルドアニマル事件簿「リス事件」













越後平野のど真ん中、西生寺の近辺ではすっかり「田植え」が終わりました。弥彦山や角田山を背景に、水が張られた水田が太陽に反射してキラキラと輝く猜討匹海蹲爐覆蕕任呂料峅な田園風景がどこまでも広がります。さわやかで本当に気持ちのよい季節になりました。

さて、今回のおてら通信の本題に入る前に、まずは画像の野草の爛タクリ爐鮨べた話をしましょう。私の「一度は食べてみたい食べ物リスト」に入っていた爛タクリの花爐鮨べるチャンスがついにやってきたのです。ちなみにカタクリは食用可能な植物です。

春の野草の代表格のカタクリは西生寺境内にも群生しており、春になるとそこかしこで美しく咲いています。食べようと思えばいつでも摘んで食べられるのだけど、境内に咲くカタクリはあくまでも西生寺を拝観する方の犂兢淪儉爐箸靴討修里泙泪ープ、食べたがる私に対し家族から狄用禁止令爐出ていました。

新潟県の山深い五泉市に住む弘智さまの信者さんご夫婦が先日、ようやく雪解けが進んだ山で自らが採った採れたての山菜をたくさん持ってお参りに来てくれました。箱詰めされた山菜は、こっちではとうの昔に終わってしまったフキノトウ、コシアブアラ、タラノメ、そして憧れのカタクリがひと束という内容でした。

「カタクリを食べたことがない」という私に、

奥さま:「さっとゆがいて、そのまんまおひたしで食べてごらん、甘味がちょっと独特よ」
だんなさま:「花びらも茎もぜーんぶ食べられるから。そのまんまの味を味わってごらん」

とアドバイス。薄紫色のつり鐘の形をした個性的な花びらも食べられるなんて知らなかった。ますます食べてみたくなりました。

というわけで言われるままにさっとゆがいてそのまま食卓へ出し、各自で醤油をかけて食べました。(食べたことのない物を口にする時の好奇心からくる興奮ったらありませんね)

で狷瓦譴離タクリの味爐任垢、花も葉も茎も、全部の部分が驚くぐらいひたすら甘かったです。

「このにんじんすごく甘いねー」という犖朕優譽戰襪粘驚里垢覺鼎記爐箸じゃなくて、砂糖のような爛好肇譟璽箸粉鼎記爐任后えぐみとかはゼロで多少ぬめりがあり、もやしみたいにしゃきしゃきとした茎を噛むと、さとうきびみたいに甘い汁が出ます。

私:「醤油をかけるだけで、砂糖なしでも甘じょっぱい胡麻和えみたいになるなんて、ちょっと得した感じ」
夫:「カタクリって意外と美味いんだな。来年からはうちでもカタクリを摘んで食べることにしよう」

こうして20年以上も続いた爛タクリ食用禁止令爐呂△辰気蟆魘悗気譴泙靴拭

さて、すっかり暖かくなり、ケヤキやカエデなど境内の新緑が目に眩しい季節をむかえた西生寺では、お寺の敷地で暮らす野生動物たちの活動も活発化しています。

永代供養墓エリアの森に暮らす「おてら通信」でもおなじみの最古参の巨大うさぎ爐Δ気どん爐今年も元気な姿を見せてくれました。

積雪の冬は毎朝、新雪の駐車場に点々と伸びるうさぎどんの狄形な足跡爐鯡椶砲靴瞳鮑澆屬蠅魎兇犬討い泙靴燭、こうして姿を見るのは久しぶりです。

うさぎどんは大きな体をかったるそうにどったんどったんと爐Δ気跳び爐鬚靴覆ら、私のいる受付寺務所の前を通って宝物堂の裏へと消えました。

いつも何かしら笑かしてくれるうさぎどん。今回も白い冬毛から茶色の夏毛に変わる最中だったみたいで狢里話秧А足4本が白爐箸いΩ事な爛愁奪スうさぎ姿爐播仂譴靴討れました。秋には毎年、体が白で足4本が茶色という犁侫愁奪ス姿爐眸簣してくれる愛嬌あふれるヤツです。

いつだったか、遠くの方からなぜか私に向かって全速力で走ってきて私にぶつかりそうになったあの爛螢広爐盡亀い任后このリスも永代供養墓の森に住んでいます。

このリスはタタタタッ、タタッ、と人工的に編集で後付けしたようなとってもポップな音をさせながら、杉や松の大木を登ったり下りたりしています。両手足を思いきり広げて幹にへばりついて固まっている時によく目が合います。

リスは、野生動物にありがちな犂袷瓦貌┐欧覘爐海箸呂擦此△い弔發海辰舛陵融劼鬚検爾辰箸Δがう姿勢をとるので、その根性?が気に入っています。

「そうだ!リスといえばクルミじゃない!西生寺に貯蔵してある、県内の山で採れた殻つきの犹灰ルミ爐鬚劼箸弔み、リスの住んでる松の下に置いてプレゼントしちゃおう!」と今朝、このリスの姿を見て初めて思いつき、我ながらナイスアイデアです。

同じ日の今朝、美しいきつね色をしたイタチにも出会いました。タヌキやハクビシンならともかく爛ぅ織銑爐呂瓩困蕕靴い任后とんがった鼻頭、丸い耳、しなやかなしっぽの先まで一体感のあるつるりんとした細長いボディ…
え、なに?なによ?
今ここまで文章を書いていたら、即身仏拝観の案内を終えた住職の夫が

「いやあ、たまげた!大変だ!こんなことは初めてだ!!」
と興奮気味に寺務所に戻ってきました。

何かとんでもない事が起こった様子。
興味深々に夫の話を聞いてみると…私もちょっとびっくり!なこんな内容でした。

なんでも、弘智さまの拝観を終えて「弘智堂」から下がってきたら、永代供養墓の森の方からクククク!くくくく!と聞いたことのない音がしてきたそうです。

「なんだ?なんだ?」と思って音のする方向を見ると、その音の主は爛螢広爐如△靴も一匹ではなく何匹もいるリスの集団だったそうです。そのリスの集団がなぜか自分の方に向かって全速力で走ってくるのが見えたそうです。それぞれがクククク!くくくく!と鳴くのでその音響はバカにできない迫力だったそうです。

え!え!と思っているうちに、全速力のリス集団は夫を避けることもせず、そのまま夫にぶつかるように次々と背後の弘智堂の方へ走り抜けたのですが、中の一匹が夫の足に飛びついて作務服の上をよじ登って胸のあたりまで来たので、これにたまげた夫は必死に抵抗してリスを振り払ったのだそうです。

夫:「何の音だ?と思ったらリスの集団だもん。しかも猛突にオレに向かって来るじゃん!5匹はいたね」
私:「5匹はすごい!っていうか、私もちょうどいまリスの事を書いていたからそのタイミングもびっくりだよ」

夫:「白昼堂々、境内でリスに襲われるなんて生まれて初めてだね。いやあ、たまげたねー」

私:「何かに追われてたんじゃない。あっ!今朝見たイタチかな!」
夫:「かもね。えらい必死だったもんヤツら。そのイタ公かもしれないな」

私:「それにしてもあなたって野生の生き物によく襲われる人だよね。熱帯魚事件の第2弾だね」
夫:「リス事件だね」

(※熱帯魚事件…魚影の濃い美しい南国のリーフでシュノーケル中、パンをちぎってばらまいた途端、寄ってきた熱帯魚の群れに襲われて半パニック状態、くちばしのある魚に足のかさぶたを食べられて血だらけになった事件。)

「リス事件」の興奮が冷めぬうちに、4人組のお客さまが受付に現れ、
「豹(ヒョウ)のミイラが見たいんですが…」
との申し出。

もしかしてそれって猴觸辰んミイラ爐里海箸任靴腓Δ?

私:「猛突リス集団、イタ公の次はヒョウのミイラかあ」
夫:「ひどいよね、もう何でもありだね、今日はさ!」

こみあげてくる笑いを必死でこらえる住職と私でした。なーんか愉快な一日でした。


※画像左…いただいた「カタクリ」
多年草のカタクリは、種から花が咲くまで3年かかるそうです。春になり、葉を出して花をさかせた直後が、一番やわらかくておいしいのだそうです。次の年も咲いてもらえるようにきちんと犧爐鮖弔靴禿Δ爐里大切です。

※画像右…ゆがいた「カタクリ」
想像以上に、花の紫色がはっきりとしています。食用菊のカキノモトのようなしゃきしゃき感は花弁にはありませんが、花を食べちゃうというのは不思議な盛り上がりがあります。


2013/05/01(水)
★縁結びの仏牋染明王さま爐里はなし













先日、NHK新潟の平日夕方のニュース番組「新潟ニュース610」の中で毎週水曜日に放送されている「ぷらっとわがまち」というコーナーのロケが西生寺で行われました。

「ぷらっとわがまち」という番組はその名のとおり、レポーターさんが毎週ひとつの町をカジュアルにぷらっと歩いて、その町に暮らす人々とふれあったり、町の様子やおいしい名物を食べたりと爐ざらない日常爐鯏舛─△気蕕砲△泙蠱里蕕譴討い覆し蠑譴離好櫂奪箸筬犲造呂海海任呂海鵑覆海箸できるんです 的な、珍しい体験をリポートして伝える10分ちょっとの番組です。

西生寺でも平日はいつも夕ご飯を食べる時はNHKのこのニュース番組を見ているので、当然このコーナーを知っていてつい最近も、放送を見ながら家族と「最近このコーナーってグルメを取り上げるようになったよね」とか話していたばかりでした。ですからロケが行われる10日ほど前に番組担当の人が撮影依頼に来た時、つい

「ぷらっとわがまちがついに寺泊野積を取り上げますか!それにしても野積とはかなりディープな所に目をつけましたねえ〜。いやいやすごいわー」

と爐気垢その道のプロの方は目の付け所が違う、どんなローカルも見逃さない爐箸い思いを込めて思わず本音が口から出てしまいました。

で、今回のロケで当山で取り上げていただける話題はと言いますと、我が西生寺が誇る犇力な縁結びの仏さま爐任い蕕辰靴磴襦岼染明王(あいぜんみょうおう)」さまでした。

番組の構成は、おなじみの女性レポーターさんが爐廚蕕鱈爐叛樟源を訪れて(本気で村からぷらぷらと歩いて登ってきたらかなり大変なことになるが)、駐車場の受付で愛染さまの「良縁の絵馬」を買って、記入して、客殿の愛染さまをお参りして、絵馬を奉納するという猯れ爐任后

なんでも狄声劼留鏃襪咾凌世気洵爐呂錣蠅肇櫂團絅蕁爾世韻畢爐寺の縁結びの仏さま爐箸いΔ里呂舛腓辰板舛靴い里世修Δ任后

「そうなんですか」言われてみると、なんとなくそんな気がしてこなくもないけど、考えてもみなかったなあ、西生寺以外の良縁スポットなんて。

思えば、縁結びとか、恋愛成就とか、そんな事を考える時間もないくらいさっさと結婚してしまった私は、若い女の子たちに人気の全国の有名縁結び神社とか、最強の良縁パワースポットとかそういう話題にめっぽう爐Δ箸き爐箸いΔ海箸鮹里蠅泙靴拭

犖Φ翡心な関係者爐覆蕁△い蹐い蹐帆換颪領姫錣派照修了社仏閣などを調べたりするのでしょう、きっと。あ、今、急に興味がわいてきました。試しに「良縁スポット」でネット検索をかけてみると、出てくる出てくる、全国の恋愛パワースポットの神社や名所がずらり!爐寺爐世韻任發なりの数が紹介されています。

好きな人がいる方角にお地蔵さまの首を向けてお参りすると恋愛が成就するという「首振り地蔵さま」のお寺(おっ、ここはあの京都の清水寺じゃないですか)。境内にある桜の散った花びらを持ち帰ると恋が成就するお寺。指輪を左手中指にはめてくぐると恋の願いが叶うという「くぐり岩」のお寺などなど…。

ちょっとマジにびっくりしました。いろいろとあるんですねー。しかもお参りのやり方とか、恋愛成就のアイテムとか、かなりバラエティーに富んでいるというか、工夫が凝らされているというか「なるほどねえ…」と犂愀玄毀楡炸裂爐任燭世燭栖郷瓦垢襪个り。中には縁結びじゃなくて悪縁を切る牘鐇擇螢僖錙璽好櫂奪鉢爐癲3里に切りたくても切れない縁ってストレスたまりそうでかなりイヤかも。。。

「世の中すごいことになっていた」
いかに私が西生寺の愛染さまひとすじだったかがようく分かりました。そしてハラハラドキドキしながらも「やっぱりうちの愛染さまの良縁パワーがいちばん強力っぽいよ」という、落ち着くべき結論に落ち着いたのでした(ほっ)。

なにせ西生寺の愛染明王さまは、「毘沙門天」など数々の密教の仏さまを篤く信仰していた狆綽謙信爐寄進された御霊験がある仏さまなのです。戦国時代の名武将だった上杉謙信というだけで、なんだかとてつもないパワーを感じるのは私だけでしょうか。

愛染明王の描かれた「絵馬」に生年月日と名前と願いごとを記入して、愛染さまをお参りして奉納するという犖電掬パターン爐癲∪里ら続く当山のスタイルです。

そうでした、ここでひとつ提案です。愛染さまをお参りする時は、お堂の外からではなく、ぜひ自由にお堂(客殿)に上がってお参りをしてみてください。(だっくらできる椅子もあります)そしてなるべく内陣に近づいて上方に鎮座する愛染明王さまをじっくりと犖仏爐靴討澆討ださい。

ぽってりとした唇、まんまるい目(じつは眉間に3つめの目がある)、ほぼつながっている立体的な太い眉毛、逆立っている髪…。愛染明王は恐ろしい獨歸椶隆薛爐鬚気譴進さまですが、西生寺の愛染さまってとっても愛嬌のあるお姿をされています。

さらに性格も個性的です。愛染さまはじつは当山の仏さまの中では一番犁だが激しい仏さま爐任后ですから私たち家族は、弘智法印即身仏さまや御本尊の阿弥陀如来さまと同じように、ときにはそれ以上に、日ごろから愛染さまを奉っています。

そうしないと「もしもしおたくさんたち、誰か大切な人をお忘れじゃありません?」みたいに機嫌を損ねるというか、ちょっと嫉妬深い仏さまですね、うちの愛染さまは(笑)。

というわけで、当山の愛染さまをお参りされる全ての方に、常にこれでもかくらいに強力な牘鏃襪咼僖錙辞爐魑せちよく発揮していただけるように、これからも私は西生寺の愛染さまひとすじに務めてまいりたいと思います。

ちなみに愛染明王は恋愛成就だけではなく狒瓦討留錣魴襪嵎さま爐任后7鮃の縁、お金の縁、幸せの縁など爐い辰僂いい蹐い蹐扮鎰爐鯲匹な向へ導いてくれる大変ありがたい仏さまです。私は毎朝、愛染さまには特に牴搬欧力足爐魑Г辰討い泙后

みなさんも愛染さまをお参りして良きご縁を結んでくださいね。


※画像左…奉納された「縁結びの絵馬」
愛染さまのお祀りされている客殿の外壁いっぱいに、奉納された絵馬がかけられています。まるでウロコのようです。「絵馬」は駐車場の受付寺務所の「お守りコーナー」にあります(一体500円)。「良縁特別祈願」も受け付けておりますのでこちらもよろしくお願いいたします(御祈祷料5000円)。

※画像右…上杉謙信公ご寄進の「愛染明王」さま
愛染さまってよく見ると手が6本あります。これは仏教の「六道」を表しているそうです。「六道」とは地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上のことを言います。仏教では「六道輪廻(ろくどうりんね)」の思想があり、これは現世の生き方によって次に生まれてくる世界が決まるという思想です。ちなみに私たちが今いる世界は上から二番目の狄祐岾Ν爐任后

それぞれの手に何らかの法具を持っているようですが、私が分かるのは一番手前の右手に持っている「五鈷杵(ごこしょ)」とそのすぐ後ろの第二手の手に「弓矢」くらいですか。
(あ、おかげさまで前回「おてら通信」で紹介した「五鈷杵お守り」第一号が売れました!)


●西生寺が紹介されます!≪番組放送案内≫
【放送日】:5月8日(水)午後6時10分〜午後7時の間
【番組名】:NHK新潟「新潟ニュース610」放送枠内の「ぷらっとわがまち」

※「NHK新潟放送局」HP内の「ぷらっとわがまち」のバナーをクリックすると、放送された番組を
 自由に見ることができます。新潟県外の方や見逃した方はどうぞこちらをご覧ください。


2013/04/14(日)
★「新作お守り」誕生秘話













雪のため、冬期閉鎖中だった「弥彦山スカイライン」も4月より予定通りに開通しました。これで内陸側の「弥彦神社」や「弥彦温泉」からスカイラインを通って海側の西生寺へ来るルートと、西生寺から人気の観光地である「寺泊の魚のアメ横」へと向かうルート、自称狎樟源観光ゴールデンルート爐今年も確立され、まずはひと安心しています。

スカイライン開通で、拝観のお客さまも少しずつ訪れるようになりました。とはいうものの、この時期は西生寺を訪れる人の多くが狃佞量鄙雜学の登山客爐任后なぜなら、この駐車場の寺務所の裏から、弥彦山山頂へと続く「登山口」があるからです。「裏ルート」と呼ばれています。

わざわざ遠くから車でやってきて(他県より大型バスも来るし、近年はオシャレな山ガールもちらほら)、本格的な山スタイルでばっちりキメて、熊除けの鈴をちりんちりんと鳴らしながら(ちなみに弥彦山には熊はいません)、この裏ルートから弥彦山を登ってゆく人が大勢いるのに、そこに住んでいる私は実はいまだ一度も弥彦山を登ったことがありません。

必要性を感じないというか、近すぎてテンションが上がらないというか、野草見学なら境内に群生しているのを眺めているだけで十分だし、最近では「今日まで登らなかったのだから一生登らなくてもいいや」とか思い始めています。

さて、桜の開花&新年度スタートとともに、あっと言う間に円安株高を導いたアベノミクスへの期待感から、世間は狠ι垠糞い料綾砲き爐澆燭い聞睛抜兇砲錣い討い詬融辧(東京のデパ地下で販売開始、最高級のミックス弁当爛▲戰離潺奪ス弁当爐砲魯Ε韻燭)ただ今のところ気になるのはむしろ狠余紊欧僚姚爐諒で、山の中で地味に暮らしていると、しきりに報道している狆紊可ムード爐發匹海違う国の話に思えてなりません。

不安定な天候のつかのまの青空、うぐいすや名も知らない鳥のさえずりに誘われて、ちょっと寒いけどのどかな境内をぶらぶら散歩。

水子地蔵さまのお供物、カラスがつっついて中身だけを上手に食べてしまった空のお菓子袋(今回はコアラのマーチ)を拾ったり、先日の爆弾低気圧でめくれてしまったままになっていたカタクリの葉っぱを元通りにしてあげたり、ポップコーンみたいにぽこぽこと咲き始めた当山唯一のソメイヨシノを眺めたりしながら、

「このまま本当に日本の景気が回復したとして、巡り巡って地方の田舎のどん詰まりにある西生寺にまで迷子にならずに到達して犒糞いよくなった爐伴卒兇任るのはいったいいつのことだろう…」

なんて考えて、軽く気が遠くなってきたところでふとひらめいた。

新しいお守りを作るってのはどう?
しかも今までにないようなタイプのお守り!

というわけで久しぶりに狄刑遒里守り爐鮑遒辰討澆襪海箸砲靴泙靴拭

そうしたら、私のこの突発的なひらめきにもかかわらず、当山で販売している、手描きの絵柄がとってもステキな狄軍稘租絵ローソク爐凌刑逎蹇璽愁の入れ替えに、事前連絡もなしに「小池ローソク」の社長さんがひょっこりと姿を現したではありませんか。

私:「すごいよ小池さん、まるで私の思いが通じたみたい」
小池さん:「え、何がですか奥さん?」

そう、この小池さんは和ローソク屋さんだけど、ローソク以外のお守り関連も作っているのです。なかなかのアイデアマンである小池さんとこれまでに作ったお守りは、かわいらしい「開運お願い地蔵さま」や「各願成就のローソク」「ありがとうローソク」などなど多数。

お守りではありませんが「こんなのどうです?奥さん」と持ちかけられて、パンパンと打ちつけて火花を散らせる「火打石」も販売したことがあります。見本の火打石があって、私もお客さまにカッコ良く実演しようと、はりきって練習しましたがすぐに飽きちゃって、そうこうしているうちに用意した10個はいつのまに完売していました。

住職が留守中だったため、夫の承諾を得ることもないままに「これまでにないスタイルのお守りを作ろう!」というコンセプトのもと、さっそく小池さんと私とで狎樟源新作お守り作り爐始まりました。

アレコレと思案を重ね…と思ったら、早くもアイデアマン小池さんの口から「オッケーこんなのいかがです?奥さん」と机の上にサンプルが登場。

小池さんが注目したのは、掛軸とかのお大師さまの「御影」で必ず右手に握っていらっしゃる密教法具の犖涕攀蓮覆瓦海靴隋豊爐任靴拭

「五鈷杵」とは、弘法大師さま(当時は空海)が仏教のひとつである猝教爐僚す圓鮟えた中国から、日本に持ち帰ってきた密教法具です。以来弘法大師が宗祖の真言宗では「厄除け」などのおはらいで御加持(おかじ)(※お祓い、お浄めの意味)を行うときに用います。

(ちなみにお大師さまが日本に初めて伝えた密教は真言宗だけで、真言宗は加持祈祷が得意です。西生寺ももちろん真言宗です)

この五鈷杵をミニサイズにアレンジしよう、さらにパワーストーンの代表格の水晶玉を入れてみてはどうだろう、パッケージは五鈷杵の法力を力強くアピールするような色がいい、西生寺のお守りとしては初めての狎屬塙爐いいかもしれない!

私:「あとは小池さんのセンスにおまかせです」
小池さん:「オッケーばっちりですよ。まかせてください奥さん」

こうして西生寺にとって久々の新作お守り「五鈷杵守り」は完成しました。
(ネーミングはアベノミックス弁当風にはなりませんでした(笑))

あえて、ヒモなどをつけた爛ーホルダー風爐砲呂擦此△修里泙泪丱奪やお財布に入れて持ち歩いたり、袋に入れて身に着けたり、またはペンダントトップとしても使えるなど、犲由自在に身に着けられる爐箸海蹐「五鈷杵守り」の最大のポイントです。

犹後報告爐如⊃刑遒守りを作ったことを知らされた住職は、完成品を見て「ふむふむ、なかなかいいんじゃないか」と初めて納得した様子。さっそく弘智堂へ持っていき、弘智法印即身仏さまの前に供えて入念に御祈祷を行いました。

こうして「五鈷杵守り」は狆物グッズ爐ら猖槓のお守り爐砲覆蠅泙靴拭

この「五鈷杵守り」は、おはらいやお浄めをする時に用いる法具なので、住職のアドバイスにより「厄除け」や「身体健全」のお守りとしました。仕切りのついたケースに並べて受付寺務所の爐守りコーナー爐棒瀉屬靴峠了。

「一番最初にこのお守りを手にして、気に入って買ってくれる人はどんな人かしら?」
「そんなことよりも いつまでも売れなかったらどうしよう、五鈷杵って玄人すぎたかな?」

受付の窓口に座り、ちょっとドキドキしながら爐修了爐鯊圓辰討い觧筺いっそのことこづかいで買って自分が狢莪豺罩爐砲覆辰舛磴うかなぁ、との思いも秘めつつ…。


※画像左…新作「五鈷杵(ごこしょ)守り」(一体1000円)
厄除け・身体健全のお守りです。手のひらに乗るミニミニサイズです。水晶を入れたので高級感が出ました。爛撻鵐瀬鵐肇肇奪廰爐箸靴討皀シャレに使えます。

※画像右…定番「開運子育ておねがい地蔵さま」(一体1500円)
4‐5年前に、これまた小池さん発案で誕生してすっかり定着した人気のお守りです。こちらも手のひらに乗るミニサイズ、五鈷杵守りと同じく水晶玉を抱いた水子子育て地蔵さまです。「自分の手元に置ける水子地蔵さまが欲しい」との要望で作ったお守りです。見かけによらずずっしりとした重みがあり、かわいらしい顔をしてなかなか重厚なお地蔵さまです。

≪おまけ話≫
西生寺でも好評販売中の新潟伝統の絵ローソク。今回お世話になった新潟市(旧亀田町)に店を構える「小池ローソク」さんは、デパートで開催される「物産展」に出店することが多いので、社長の小池さん自らが伝統の和ローソクを携えて全国のデパートや、新潟県の伝統工芸品の代表として海外の爛献礇僖鵐侫Д◆辞爐忙臆辰靴燭蠅搬針擦碧萋を送っています。

和ローソクの伝統を受け継ぎながら、次々と斬新なアイデアで狄刑遶爐鮴い冒り出している小池社長の趣味は音楽演奏(バンド活動中)、口グセは(すでにお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが)爛ッケー&奥さん爐任后

かれこれ20年以上の長いお付き合いですが、つかみどころのないキャラクターの人で、新作打ち合わせの時も「日本って水道水がそのまま飲めちゃうんですよ!これってすごくないですか!」と感動して涙が流れたという話をしてくれました。




2013/04/01(月)
★1ヶ月半ぶり!飼い猫とのドキドキの再会













東京では桜も散り始めたというのに新潟はみぞれ交じりの雪が降ったりまだまだ寒い日が続いています。今ごろになって治ったはずの爐靴發笋鵜爐睇活してしまいました。いつになったら狃佞里櫃ぽか陽気爐鮗卒兇任るのでしょう。それでも例年よりもだいぶ遅れて境内の雪割草や二輪草、かたくりの花がようやく咲き始めました。

さて、今回はネコの話をしたいと思います。1月28日にかかりつけの動物病院のペットホテルに預けて以来、ずーっと会う事がなかった飼い猫タビー(一歳メス)を、ついに3月18日に引き取りに行き、48日ぶりのドキドキの再会を果たしました。

私が新潟を離れてから、同じくお寺を離れていた夫が一足先に家に戻ったので、その時一度だけネコを家に連れて帰ってきて、私抜きの夫とネコで10日余りを過ごしたあと、またペットホテルに預けたので、冬の一ヶ月半ほとんどをペットホテルで過ごしたタビーなのでした。

「一カ月半ものあいだ一度も私に会わないと、タビーは私を忘れてしまうのかしら?」

不自由かつ、飼い主の愛もないゲージ生活で人間不信に陥ってトラウマになって爐い弔皀灰愁灰修咾びくしているネコ爐砲覆辰舛磴辰燭蕕匹Δ靴茲Α天真爛漫で活動的で爛魯奪圈璽ーラ爐売りだったのに、ストレスで激ヤセしてぼろぼろになってすでに爛魯奪圈爾犬磴覆ぅーラ爐離優海砲覆辰討い襪鵑犬磴覆い…。

周りからは「ちょっと無謀じゃない、それって」とか「まだ子供ネコなのにあまりにかわいそう」とか言われ、預けた日から引き取りに行くまでの間、頭をよぎるのはこんな暗いことばかり。いっぽうでタビーの鳴き声とか感触や質感、ネコのいる暮らしぶりなどをほとんど忘れてしまっている自分に気付き「私ってかなり薄情かも」とちょっとショックでした。

「飼い主からしてこうなんだからネコなんてもっとすごい事になってるんじゃないか…」

これは飼い始めてわずか3ヶ月半の1歳のメスネコが、住み慣れた家を離れ1ヶ月半のほとんどをペットホテルで過ごすとどうなるのか?飼い主と48日間も会わないと一体どうなるのか?という未知の領域へ挑戦した実録です(笑)…。

はやる気持ちで車を走らせ3月18日午前10時、動物病院到着。
「あ、タビーちゃんですね」と奥の部屋に入って行ったスタッフと一緒に登場したタビー。久しぶりに見た第一印象は、アジアの旅で見慣れた細長いネコとは全然違って茶色くて丸まっこくてやけに小さいこと。

「そうそう、タビーってミニチュアネコだったんだよ」

と、自分のあまりの猖困譴辰廚雖爐砲△れつつも、タビーは健康そのもので昔のまんまの容姿でした。

ヒゲはピンピン、食欲の良さをうかがわせるはちきれそうなぷりぷりの体格、つるんつるんに輝いている体毛(じつはシャンプーをしてくれていた)。スタッフの方も「こっちの生活にすぐに慣れて、食欲が落ちることも具合が悪くなることも一度もなくてとっても元気に過ごしていましたよ」とのこと。

私に対しては、これといって敏感な反応も示さず、おとなしくバスケットに入るタビー。とにかくまあ爐笋弔譴心境爐里覆じ亀ぐのタビーにほっと胸をなでおろし、まずは一安心で帰路につきました。問題はここから。

久しぶりの我が家と飼い主にどう反応するのか?
よく犖い録佑砲弔い董▲優海浪箸砲弔爐噺世い泙垢、結果を先に言うと本当にそうでした。

久しぶりに彼女が家に戻ってきて最初にとった行動は犧堂颪靴浸瑤ぜ腓箸Δ鵑未鶚爐任呂覆牋汰瓦兵分の居場所の確認作業爐最優先だったからです。

しかもどうやらタビーは爐つて居た自分の住まい爐紡个靴討曚箸鵑謬憶を失ってしまったようなのです。

自分の住まい(安全な居場所)ではないのに爐覆爾自分の匂いがぷんぷんとしている異常事態爐砲箸泙匹ν融劼任靴りにあちこちをうろつき回り、匂いをかいで回っていました。

不意に音がしてちょっと危険を感じると、唯一安全を感じるらしい、自分の匂いに満ちている20年以上の年季の入った爐佑海舛阿蕁兵族箸離優海魎泙疥鯊紕撹い離優海使用した)爐鉾鯑顱△△譴曚病膺漢で食いしん坊だったのにカリカリを食べる余裕もないようで「ここは安全な自分の居場所である」と納得する牾稜Ш邏鉢爐鯊海韻覆ら、シェルターと化した爐佑海舛阿薛爐撚瓩瓦靴討い泙靴拭

夜9時頃、ずっと入ったままだった爐舛阿薛爐らのそのそと出てきたタビーは、リラックスした大きな伸びとあくびをしたあと、初めて落ち着いてカリカリを食べました。

そしてそれを境にタビーが変わったのです。日中は私に対してよそよそしかった、というより無関心に近かったタビーがずんずんと私に近づいてきて

「あ、あたしこの人知ってる!しかもかなり好きかもしれニャイ!」

と思ったかどうかは分かりませんが、とにかく急に私に抱きついて離れなくなってしまったのです。

一日かけて第一優先だった牋汰瓦兵分の居場所爐魍諒櫃靴董△舛阿蕕杷睡、安心と余裕を取り戻したタビーが、ようやく犹笋梁減澂爐傍ど佞い討れたようなのです。

両腕でがっちりと私にへばりつき、これでもかと体をうずめたタビーは

「バカ!バカ!バカっ!タビーちんさみしかったんだから!」

と言わんばかりの激しい頭突きを私の胸にごちんごちんと何度も繰り返し、私の顔を真剣にまたはうっとりと見つめ、ゴロゴロと大きく喉を鳴らし、まったく離れようとはしませんでした。

「ネコって、ひとつずつ全力投入で問題をクリアしていくんだなあ。まずは自分の居場所(家)の確保、そして飼い主(人)の順番なんだー」

なるほど、ちょっとした発見。そして感動…。

素直に感動しました。だってわずかに3ヶ月半のお付き合いの飼い主に対し、または48日間も自分を放置した飼い主に対し、このネコはふてくされることもよそよそしさを貫くこともなく(ましてや忘れてもいなかった!)、素直に「会いたかった」と体中で再会の喜びを表してくれたのです。

私たちはこうしてまるで魔法の杖(つえ)でひと振りしたように、一瞬にしてまた元のラブラブな関係に戻ってしまいました。

この日の夜はおふとんに入ってからも、昨年10月に動物愛護センターから西生寺に来た最初の晩のように、朝まで爐發澆發澂爐魴り返していました。

このようにして5日もたたないうちにタビーは、一日の行動パターン、お気に入りの場所、鳴き方やしぐさ(要求、甘え、興奮)、甘えん坊ぶり、ドタバタ大運動会(破壊大会とも言う)などあらゆる事すべてが何事もなかったかのように犖気里箸り爐砲覆蠅泙靴拭

「ちょっと大人になったのかな」と思う点は、これまでカリカリをあげただけ全部、ものすごい勢いで完食していたのが、5粒〜8粒くらい残せる猴祥記爐鮨箸肪紊韻撞△辰討たことです。

本当は暖かくなったら思い切ってネコを外に出して、一緒に駐車場の「受付寺務所」に連れて来て、かつての黒猫ミャーゴのように狎樟源の看板ネコ化爐鮃佑┐討い燭里任垢、今のところ夫は猗入り娘のままで良いんじゃないの爐反修靴討ります。せっかく自然に囲まれたすばらしい環境なのに犲柴盪瑤き爐覆鵑討舛腓辰班埃然じゃないの、と私は思うのですが…。


※画像左…帰宅した日「爆睡するタビー」
「室内偵察」と「ちぐら潜入」を繰り返していた間に一度だけ、部屋に入ってきた夫のひざのに乗り、急に倏睡爐靴討靴泙辰織織咫次パンケーキの上で溶ろけてゆくバターのように爐擇辰舛磴鵑貝爐覆泙洌貉間は寝ていました。よほど眠りを欲していたのか、馴染みの夫を見て緊張が一気にほぐれたのか、ここまで眠りの深いネコを見たのは初めて。

※画像右…ネコ友の「アメ太郎(オス4歳)」
ペットホテル滞在中、タビーと仲良しになってくれた預けた動物病院の看板ネコ、アメリカンショートヘアーのアメ太郎。この受付の上が彼の定位置。アメショーってしっかりと美しくてかわいいなあ、タビーの顔って三角形で小さいなあ、とアメ太郎を見るといつも思います。そんなアメ太郎も以前避妊手術をする前のタビーに目にもとまらぬ速さで飛びついて、スタッフをあわてさせた経歴があります。


【おまけ話】:かかりつけの動物病院での彼女の爛曠謄襯薀ぅ姚爐砲弔い
ありがたいことに、タビーは想像をはるかに超えた狃室造靴審擇靴ぅ曠謄襯薀ぅ姚爐鯀っていたようです。一番の要因は、動物病院に暮らす「看板ネコ」の超フレンドリーなアメ太郎と大の仲良しになり、いつも一緒にいたことです。また同じく病院にいる「看板犬」のゴールデンレトリバーのケイト(メス13歳)に対してもタビーは最初はものすごく怒っていたけど、次第に慣れて犂袷缶技覘爐魴茲畊むようになったそうです。

原則ゲージ(大きいサイズ)での暮らしだけど、朝や、病院の休み時間(午前診療と夕方診療の間の数時間)はゲージから出してくれて、アメ太郎とじゃれあったり、スタッフに遊んでもらったりとかなり自由に過ごしていたそう。ごはんも、持参した市販のカリカリじゃなくて、アメ太郎が食べている病院でしか買えない犢盖薀リカリ爐魄貊錣某べていたとのこと。

しかも夜は、ゲージに入ったアメ太郎と仲良くゲージを並べていたそうで、すっかり爛優獲Л爐箸覆辰織▲畭析困板までよろしくやっていたとのこと。私はてっきり「夜中、ひとりぼっちでさびしく過ごしているかわいそうなタビー」を想像していたので、粋な?スタッフの心使いに感謝の気持ちとともに「初めてのペットホテルでどこにしようか迷ったけど、ここに預けて良かった」と心の底から思いました。

3月18日にタビーを迎えに行くと受付にアメ太郎がいて(画像)タビーとの別れを惜しむように、ずっとそばにいて最後まで見送ってくれました。タビーはふだんは室内での一匹飼いなので、お寺に居ると人間とだけの関係だけど、アメ太郎みたいなネコ友の存在が、飼い主とも離れ、自分の本来の居場所ではない場所で長期に滞在するタビーのストレスをかなり軽減してくれたのは言うまでもありません。


2013/03/20(水)
★おひさしぶりです!「帰国&近況報告」













みなさん、本当におひさしぶりです。おかげさまで今年もぶらぶらひとり旅と夫婦レンタカーの旅、合計一ヶ月半にも及んだ爛▲献⇔広爐無事に終わりました。この間2ケ月近くお休みをしていた「おてら通信」も復活です。(パソコンいじるのも文章入力も久しぶりすぎて狆ー雖爐鯔困貅蠅震えます)厳しい冬のさなか、我々不在時の留守をしてくれていたお父さんや園子ママもことのほか元気でほっとひと安心したところです。

ということでまずはさっそく旅の話から…。

相変わらず適当に拠点を変えて、朝夕の市場とタイマッサージとお寺参り以外はほとんど部屋で読書をしていたひとり旅とは一転、3月に入ってからの夫婦旅は今回はラオスと国境を接しているメコン河流域を中心にタイ東北部(イサーン地方)を10日間みっちりと車で周遊しました。

運転は夫、私はタイ語の看板を読んだり地図を見たりの道案内役です(車にナビはありません)。適当にルートの計画をたて、その日泊まる宿の予約もせず(目星をつけた宿の前に車を止めて「部屋ありますか?」の毎日です)、自由で気ままな車の旅は我々夫婦にはぴったりです。

途中で観光をしたり、メコン河を眺めたり、お寺をお参りしたり、市場に立ち寄ったりしながら町から町への移動を毎日繰り返した結果、走行距離は2500キロにも及び、文字通りイサーンの大地を走破しました。

(イサーン地方旅行中、日本人を含めまったくといって良いくらい外国人ツーリストには出会いませんでした。村に唯一のホテルで客が我々ふたりの時もありました。リーマンショックとユーロ危機以降、観光国タイもちょっと観光地をはなれると目に見えるほどツーリストが激減していることを実感しました)

毎日牋貳牝鮫爐鮨百キロも走る牘薪消蝋爐法運転好きな夫も少々お疲れモードに。そんな状況下で夫の名言「ああ、今日も俺の一日はイサーンの道に吸い込まれてゆくのか」が生まれました。

ちなみに私の犇薪擇澆笋温イ爐高じて今回のイサーン旅を思い立ったと言っても過言ではありません。イサーンは独自性のある素晴らしい郷土みやげの宝庫だからです。(ルーイ県ダーンサーイのピーターコーン祭グッズ、ノーンカイやコンケーンのマットミー織りなどなど行く先々で欲しかったモノはすべてゲットしました。だんな様ありがとう…)

というわけで今年は彼岸の入りのぎりぎりに帰国したため、気持ちの切り替えもつかないまま、バタバタと荷物ほどきや部屋の整理整頓などを済ませ、しっかりと落ち着いたというよりは「とりあえず」という気持ちで今日のお彼岸中日を迎えました。

お彼岸といえばお墓参りです。「春分の日」で祭日となっている「お彼岸の中日」には当山もそうですが菩提寺に檀家さんが集まって法要とお斎(昼食)の「彼岸会」が行われます。

このお彼岸7日間の真ん中の日にあたる「春分の日(中日)」は昼と夜の長さが一緒なのはご存じですね。仏教ではこれを「中道(ちゅうどう)」と呼び爐たよらない心爐箸いβ臉擇紛気┐鬚△蕕錣靴討い泙后

つまり爐たよらない、こだわらない、とらわれない爐箸いΔ海箸任后かたよるから、こだわるから、とらわれるから苦しみが生じ心を狭くしてしまうという考えです。分かってはいるもののこれがなかなか難しい。ついつい物事にこだわったり一方的な考えにとらわれてしまい日々悶々と苦しんでばかりいる私です(ううっぐるじい…)。

さてさて最後に話を変えて、久しぶりの新潟、久しぶりの我が家に帰ってきて犇辰い浸爐鯔困譴覆いΔ舛砲いつか記しておきましょう。

1):気候が思っていた以上に冬から春っぽくなっていた!
2):境内から雪がウソのようにすっかり消えてなくなっていた!
3):料金未払いでネット接続が停止していた!(あわててNTTに電話)
4):帰国後作る予定だった彼岸の「お釈迦さまだんご」がすでに出来上がっていた!
(園子ママ実家のお寺より爐すそ分け爐靴討發蕕辰燭修Α
5):「園子ママ達いったい何を食べていたの?」と思うくらい冷蔵庫の中が減っていなかった!(っていうかそのまま?)
6):日本語のテレビが見放題!そして我が家で食べる白米の美味さ!

以上です。こんな程度の驚きですが、一年のほとんどを西生寺から動かない私がしばらくお寺を離れるとざっとこんな感じです。

そうでした、これを書かなくては。「彼岸会」の準備を終えたその足で、12月から冬期閉鎖をしていた「受付寺務所」をついにオープンさせました。

旅も終わったし苦手な冬も過ぎ、私の仕事場である「受付寺務所」もオープンしました。また今年も年中無休の犹庭婦人阿刀直子のおてらライフ爐始まります。よし、スイッチをオンにしてまずはたまった事務や落ち葉の残骸の掃き掃除からスタートです。

冬の眠りから覚め、雪割草やかたくりの花の咲く季節を迎える春の西生寺を、みなさんどうぞお参りくださいませ。お待ちしております。


※動物病院のペットホテルにロングステイしている飼い猫タビーのホテル滞在の様子と、ドキドキモノの犹笋箸裡苅呼ぶりの再会爐砲弔い討聾綟猜模鉢爐鮴澆韻燭い隼廚辰討い泙后


※画像左…旅のスナップ
タイ東北部(イサーン地方)ナコーンパノム県タートパノムというメコン河沿いの小さな町にある「プラタートパノム寺院」です。ラオスと国境を接するタイ東北部の町や村は、かつてラオス領土(ラーンサーン王国)だった影響で、寺院様式はラオスの爛蕁璽鵐機璽麝夕悪爐ほとんどです。そのラオス式寺院のタイでの最大の聖地となっているのがこのプラタートパノムです。タイ各地や対岸ラオスからお参りに来る信者さんが絶えない見事なお寺です。

ラーンサーン様式の寺院は、金で飾られた背の高いスマートな白い仏舎利塔が特徴で、見慣れている北部山間のチェンマイなどの重厚な屋根を持つ赤と金色のお堂や、竹の子の水煮のようなどっしりとしたチェディの爛蕁璽鵐福射夕悪爐了院とは趣が全く異なり、メコン河とスコーンと抜けるような青い空のイサーンの大地に、白と金に輝く仏塔や寺院がなんとも爽快でとてもステキでした。


※画像右…旅のスナップ
タイ東北部ウドーンターニー県にある「プープラバット歴史公園」は石灰岩の浸食による奇岩群(タイ最大規模)を2時間弱ほどでトレッキングできるイサーンらしい広大な丘陵地帯にある岩山です。画像はその中でも一番有名な奇岩のひとつ(岩の下に立っている人物は夫)。自然が造り上げたこのような奇妙な形の大きな岩が公園内にゴロゴロと点在しています。

このエリア一帯は古代から人々が暮らし続けてきた場所で岩は古代の人々の住居にもなっていたそうです。岩壁にはおよそ3000年前に描かれた水牛などの動物や人間の絵も残されておりじっくり観賞できます。その後もこの地はクメールなどの各時代にも聖地として栄え、岩のお寺や石仏、結界石に囲まれ儀式が行われた広場などの遺跡も多く見どころ満載でした(入場料100バーツ)。


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