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2012/06/06(水)
★西生寺事務方「最終報告」













早くも6月に入りました。4月6日に手さぐりで?パソコン&その他を買い替え、4月25日に光回線が開通したところから始まった10年に一度の「西生寺パソコン買い替え&光導入計画」の最終報告です。

奇跡的に壊れることなく同じパソコンを使い続け、なんと11年ぶりに買い替えたパソコンで「ウインドウズMe」からいっきに「ウインドウズ7」へ。同時にインターネット回線も「ISDN(電話回線)」から「光通信」へと劇的に変化。(特にネット環境は本当に劇的で、動作にストレスが一切なく何を見るのも自由自在でびっくりです。)

新しいパソコンへ「11年分のデータの引っ越し」に始まり、新機能のエクセルやワードの習得、データの作成(ラベル印刷など)、初めて買ったフォトショップ(画像修正加工ソフト)の習得、メールの管理、そして今回の計画で最大の難関だった「西生寺HP(最新管理ソフトへ)引っ越し」などなどクリアしなければならない事が山積みなのでした(重い腰を上げずに長年先送りしてきたツケがいっきに回ってきたとも言える)。

しかも、この分野ではド素人に近いにもかかわらず、寺庭婦人にして西生寺唯一の事務方であるがゆえに、私がひとりですべてをやり遂げなければならないという無謀とも思えるこの計画、始まってしまったものは仕方がないのです。

「なんでうまく出来ないのだろう。やっぱり独学じゃダメかな…」

と、心は常にもやもやと霧のかかった状態。頭痛が日常化、胃が痛くなることしばしば、たまらなくなって受付寺務所を飛び出したり(気分転換の散歩です)、実家の母の手紙に励まされ、佐渡トキ映像に癒され、うまくいって喜んだり、やっぱりダメでがっかりしたり、夫に成果を誇大報告して「なかなかやるねー」とほめられたり愚痴を聞いてもらったり…。

PC作業の合間にネット通販で買った本が続々と西生寺に届き(ストレス発散?家族びっくり)、夜はあえてパソコンから一切離れて大好きな分野(戦争関連)の読書三昧でリフレッシュしました。

とまあ、いろいろあった2カ月間ですが、おかげさまでこのたび「計画」は全て達成、無事に完了したことを報告いたします。終わってみれば猴縦蠶未雖爐曚箸鵑匹鬚劼箸蠅任笋蠖襪欧討靴泙い泙靴拭

やはり一番大変だったのが「西生寺HPの引っ越し」で、どうやっても最新バージョンのソフト(ドリームウエーバー)にデータが入ってくれなくて途方に暮れました。(ちなみに「おてら通信」更新はウエブ上で行うのでOK)

しかし牴魴茲垢觧爐箸いΔ里蓮屬海譴泙任龍賚はなんだったんだ?」と思うくらいに爐△辰箸いΥ岫爐任靴董突然「サイトの定義付け」を思いつき実行したところ、あっけなく夢にまで見た犖覚えのある管理画面爐出現したのでした。

これまでの私の人生において「さんざん悩んだのに解決する時はこんなあっけないものなのねランキング」の第2位くらいに間違いなく入ります。

新しいソフトでの作業(HPの内容を書き換えたり付け加えたりする)は、狃うより慣れろ爐箸个りにいろいろいじくってみてなんとか基本的な動作はクリア。こうして何もかもから解放され、おかげさまで世間一般並の「パソコン&IT環境」へステップアップ、太古の時代からようやく現代に追いつく事ができた西生寺です。

実は白状いたしますと、4月6日にパソコンをヨドバシカメラに買いに行く前の4月3日(大嵐の日です)に、私は「計画完遂の前祝い」として、ずっと欲しかったけど手が出せずにいたあるモノを、夫に相談もせずにさっさと購入してしまっていたのです。

(こういう狷阿爐麓分でも感心するくらい素早いのです。ひじょうに私らしいと思うのですが、バブルの申し子である世代の自分はこういうやり方が意外と効果があるのです)

前祝いに買ったモノをチラ見しながら乗り切った、いや乗り切らざるをえなかった実情も少なからずある中での「完了」だったので、晴れて堂々と猖榲の祝いの品爐砲覆辰討れてすっきりとした喜びに包まれています。

しかし悪戦苦闘したこの2カ月間は、私にとって悪くない日々でした。独学で狄靴靴せを覚える爐箸いΑ久しぶりに学生気分を味わいました(タイ語以来か?)。無難に、慣れたことばかりする行動パターンになっていた私の生活や考え方にとても良い刺激を与えてくれました。フル回転した脳ミソもなんだか活性した気がします。

(肩の荷が下りて重圧から解放されると、苦しかった時を振り返った時、このようになんとでもさわやかに言えるものなのかと、書いていて笑いがこみあげてきました。本音はもう2度とゴメンです)

実はこの「西生寺パソコン買い替え計画」は、今年平成24年の年頭に挙げていた私の最大にして唯一の目標でした。これほど完ペキに新年の目標が達成された年もありません。もう私の今年は終わったも同然です。残りの半年ちょっとは、家内安全を祈りつつ、私の愛する平穏で平凡でのんびりとした「西生寺のおてら暮らし」を満喫したいと思います。


※画像左…フォトショップ「住職」
画像修正加工ソフトの定番「フォトショップ」を初めて入れたので、練習でいろいろなことをしています。兼務する新潟市にある弘願寺で法話をする住職の写真に、フィルター効果をかけてみました。そうそう、今話題になっている本「美坊主図鑑」ってご存知ですか?全国のイケメン僧侶たちが紹介されている本で女の子たちの間で人気があるそうです。夫はこれに対して(対抗して?)「オレは料理が得意だから猝K啓膈爐世次廚搬巻いていました。

※画像右…フォトショップ「黒猫ミャーゴ」
こちらも練習の一環。私たち夫婦が飼っていた黒猫ミャーゴの数少ない画像の一枚で、合成写真を作ってみました。鮮やかなチューリップを背景に、じーっとこっちを見ているミャーゴです。あぁ、また犢くて動くもの爐飼いたくなってしまったなあ。


2012/05/26(土)
★寺泊「トキと自然の学習館」に行ってきました!













すっかり日が伸びました。受付寺務所を閉めて、夕方から外出をすることの多い我々夫婦にとって夜7時を過ぎても明るい今の時期は、なんだか得したようなうきうきする気持ちになります。

というわけで、先日、佐渡の放鳥されたトキ3組のペアから誕生した8羽のヒナの名前が発表された日の夕方、地元寺泊の夏戸地区にある「長岡市トキ分散飼育センター」のとなりに3月20日にオープンしたばかりの「トキと自然の学習館」にちょっと出かけてみました。

ここ寺泊の「トキ分散飼育センター」は昨年の10月に佐渡から4羽のトキを受け入れてオープンしたばかりの日本で一番新しい分散飼育センターです。初めての繁殖期を迎え、佐渡から送られてきた牋豼箸猟競戰謄薀鵐撻↓爐10個の卵(しかもすべて有精卵!)を産みました。うち6個を人工ふ化させ、4個をペアが抱卵して、2羽のヒナがかえり、残りの2個はもうじきふ化する予定だそうです。

私が寺泊の住人となって21年、今回初めて行った夏戸地区は牾い里泙岨泊爐離ぅ瓠璽犬箸呂舛腓辰醗磴Α⊆然豊かな佐渡の風景を思わせる里山と田園が広がる内陸のとても静かなところでした。(そういう環境だから分散飼育センターができたのですね)

観光施設ではない(環境省命令)ので「トキ分散飼育センター」の看板は何一つなく、まるでトキが飼育されていることを秘密にしているかのように感じました。また「トキと自然の学習館」の場所を示す看板も、トキ飼育を歓迎する地元の夏戸の方々の手作りによる「控えめな看板」が2枚だけでした。

「本当にあるのかしら?」と不安になりつつ真新しい専用駐車場に無事に到着。階段を上って丘の上に。(旧夏戸小学校の敷地です)こげ茶の塀にぐるりと囲まれた、見学はできない「トキ分散飼育センター」を横目に手前の「トキと自然の学習館」に入りました。

平日夕方とあり、私を入れて2、3名の見学者がいるだけでしたので、学習館のスタッフの方に「この際、私が持っているあらゆるトキの疑問」をたずねてみることにしました。それに対して人の良さそうなスタッフのおじさんがひとつひとつていねいに答えてくださいました。

鳥や動物に対しての知識もない私にとって、いままでまったく知らなかった「えーそうなんですか?」ということばかりのおどろきのトキ(ヒナや親鳥)の生体や、飼育センターでのトキの生活を知ることができ、大変おもしろかったです。
爐砲錣トキ博士爐砲覆辰慎なの今の私ですが、さっそくいくつかを紹介しましょう。(これを読めばあなたも爐砲錣トキ博士爐砲覆譴泙后

●営巣&巣
毎日ネットで「放鳥トキ子育てライブ」を見ていると、どうしても手狭に思えて仕方のなかった「巣の大きさ」がとっても知りたかった私です。「巣」は幅が50センチあるかないかくらいだそうです。センターの場合、編んだ藤みたいなバスケットの「巣の枠(わく)」だけを繁殖ゲージの中に用意して、その他木の枝など「営巣」に必要なもろもろのアイテムを適当に置いて、トキ夫婦におまかせで営巣させたそうです。

●10個も生んだ卵の秘密
自然界では一度の繁殖で4個の卵を産むのが平均だそうです。それなのに、飼育センターのこのベテラントキ夫婦は10個も卵を産みました。なんでそんなにたくさんの卵を産んだのか?かねてから疑問でした。「もしかしたら安全な環境と良い栄養状態だから?」と思っていたのですが違いました。

センターではわざとたくさん産んでもらうために、「(卵が)無くなると産み続ける」というトキの習性を利用して「産卵するたびに卵を取り出して」を繰り返して、合計10個もの卵を産んでもらったのだそうです。(産卵の限界は10個だそうです)
ちなみにトキは一度ペアになると一生同じ相手で添いとげるそうです。ふだんは同じ群れにいても別々に行動しているのに繁殖期になるとしっかりと同じペアで繁殖行動を始めるのは不思議です。

●産卵は一日おき
トキのメスは一日おきに産卵をします。しかも爍苅源間ごと爐箸っちりと決まっているそうです。このベテランさんのメスの場合は、毎回夕方の5時〜6時の間に必ず産卵をしたそうです。

映像で産卵シーンを見ましたが、ふだんは無表情に思えてならないトキの表情が私には少しだけ爐いんでいる爐茲Δ妨えました。途中から夫(オス)も近づいて、ふんばっている?妻(メス)のお腹をやさしくつっついたりしていて驚きました。全卵が有精卵というのは相当に相性の良いペアだけだそうです。

●抱卵
ペアが交互で抱卵をしますが、卵を均一にあたためるために卵をコロコロとくちばしで転がす行為を続けるそうです。(転卵(てんらん)と言います)この転卵で巣から卵を落としてしまうことが多くて、このベテラントキ夫婦でさえも最初の2個を巣から落としてしまいました。

しかし佐渡のトキ保護センターからから来たトキ獣医歴6年のベテランの獣医さんが「こんな事もあろうか」と、巣の下に強力な衝撃吸収シートを敷いていたおかげですぐに2個の卵は救出され、人工ふ化で見事に初めてのヒナがかえったとのことです。暖める温度はちょうどぬるい温泉につかっている感じだそうです。

●ふ化
トキの卵はにわとりの卵(LLサイズ)よりさらにひとまわり大きく、長細くて薄い模様が入っています。「ふ化」だけは、卵の中のヒナが自力で行うそうです。なんと卵の殻をつついて完全に出てくるまでに丸一日かかるそうです。

ヒナは全身の力をふりしぼって殻をつつくので、我々人間が思っている以上に体力を消耗するそうで、つついては休むをくりかえし、少しずつ殻を割って出てくるそうです。ふ化の様子を映像で見せてもらいましたが、出てきた直後のヒナはあまりにも疲れた感じで、べたっと地面にはりついたまま全身でぜーぜーと息をしていました。あまりに殻から出てこないと、時には親がくちばしでつっついてあげることもあるそうです。

●飼育センターの豪華なトキのお食事
4羽のトキには人間と同じく「一日3度の食事」を与えているそうです。毎日決まっているという「献立」にちょっと驚きました。ちなみに生まれたてのヒナには「小松菜をドロドロにしたもの」を与えているそうです。

☆朝ごはん:「馬肉飼料」
※「馬肉」と「ゆで卵」と「ゆでたニンジン」をミックスしてミンチにしたもの。
(ちょっと意外だった馬肉は高たんぱく低脂肪だからとか。ゆで卵もカルシウム補給に殻ごと投入。これを1か月分作って冷凍にして置く)

☆ランチ:大好物の生きた「どじょう」を一羽10匹ほど。
(トキはやはりどじょうが一番の好物だそうです。冬から今の時期は暖かい気候の大分と姫路から生きたまま空輸してきたどじょうをセンターの水槽で飼っているそうです。お金かかっています。)

☆ディナー:ペレット(ペットのカリカリ風の総合栄養食)

●トキのヒナに名前はつけないの?
私が学習館を訪れた日は、くしくも一般応募で選ばれた野生放鳥トキの8羽のヒナの名前(愛称)が発表され、佐渡市役所に着ぐるみのトキが出向き、出生届提出や母子手帳発行など市長も交えて盛大にセレモニーが行われた日でした。

「寺泊分散飼育センターで初めて誕生した8羽のヒナ(数も同じ)には名前はつけないのですか?」と尋ねたところ、名前をつける予定はなく、飼育員の方たちも猗峭罩爐埜討鵑任い襪修Δ任后F韻献劵覆任皚猝鄒賢爐鉢狄郵爐任呂困い屬鵑搬垓が違うものだなーとちょっとしんみりとしてしまいました。学習館スタッフの方も「本当は市民から愛称でも募集して盛り上がりたいのですけどね…」とぽつり。爛肇は佐渡爐箸いΝ犖靴靴べ檗覆きて)爐魍栖峺た気がしました。

※ちなみに「分散飼育センター」の建設費、エサ代、人件費は全額長岡市負担だそうです。市のお金で運営されていても、飼育しているトキの見学は不可、間接的なモニターでしか許されないというのがどうかなーとも思わなくもないです(市長でさえもダメだそうです)。なんでも佐渡市が環境省に対し「分散飼育地でのトキの公開と放鳥はしないように」と要請したそうです。私の居る学習館のすぐとなりの飼育センターにはトキが12羽もいるのに、気配はまったくなく、「居るのに居ないみたいな」ちょっと不思議な感じがしました。

ま、ともかく佐渡の自然放鳥トキのベビーラッシュというおめでたい話題でトキへの注目が集まり、分散飼育センターでのヒナ誕生も加わり、ここ「トキと自然の学習館」も休日を中心ににぎわっているそうです。

生まれたヒナを人工飼育して成鳥にして秋に佐渡へ戻すまでのこれからの半年間は、センターにとっても気をぬけないにぎやかな日々が続きます。7月からは館内の大きなテレビ画面から生中継でトキのヒナの映像が見られるそうです。そうそう、佐渡の赤泊港と寺泊港を往来する定期便の高速船「あいびす」は実は「トキ」という意味の英名だったということも今回初めて知りました。

※画像左…「トキと自然の学習館」入口
学習館は元小学校だった校舎の中(1階)にあります。画像の道の奥に見える爐海加祗爐諒修箏物が「トキ分散飼育センター」です。

※画像右…学習館内部の様子
学習館に入ってすぐに「受付」と、大きな2つのモニター画面がある広い部屋があります。この画面で飼育されているトキやヒナの映像を見ることができます。(空いていればスタッフの人に見たい映像(編集されたビデオ)をリクエストすることもできます)

■トキと自然の学習館■
同じ敷地内にある「トキ分散飼育センター」で飼育されているトキの映像が見られ他にも、トキのはく製やトキについての資料展示など、トキや長岡の自然を学べます。なかなかの充実度でした。
【場所】:長岡市寺泊夏戸2829(旧夏戸小学校)
【開館時間】:AM9:00〜PM5:00
【休館日】:月曜日(祝日の場合は翌日)
     ※4・5・7・8月は無休
【料金】:無料
【電話】:0258−75−3160


2012/05/11(金)
★新潟県出身猗畄爐両軍猖楷峅軅歌Ψ鈎羮














一歩もお寺から出なかった連休も終わり、久しぶりの外出。毎年ながら、この連休後の外出ほど風景の劇的な変化を味わえる時もありません。半年以上も稲刈りのあとのままになっていた殺風景だった「田んぼ」が、連休中にいっせいに行われる「田植え」により水が張られ、苗が植えられ、水をたたえた豊かな田園風景に一変しているからです。

実際に田植えを行う農家や田んぼを持つ家族の労力は別として、完全な傍観者の私には、ちょっと出かけないうちにあっという間に美しい水田のパレットがいくつも出現していて、なんだか魔法みたいに思えます。弥彦山や角田山を背に越後平野に広がる田園地帯を車で走るときの爽快感は最高です。

さて、連休中のことですが犇薪擇慮悗 山本五十六でまちおこし爐鬟好蹇璽ンに挙げている地元長岡の大手通商店街が主催する「第3回五十六まつり」が今年も盛大に開催されたそうです。山本五十六といえば個人的には対米英戦に反対するものの、連合艦隊司令長官という立場から真珠湾奇襲攻撃で対米戦に火ぶたを切ることになってしまったという猗畄爐猟麁牒爐箸靴特里蕕譴討い泙垢茲諭

昨年末の映画「連合艦隊司令長官 山本五十六」でちょっとしたブームとなり、市内にある「山本五十六記念館」もたいそうにぎわったそうですが、地元での五十六人気はすっかり定着しています。4月18日の命日には今年も五十六さんの生家(復刻)のある「山本五十六記念公園」で遺族や市民が参列して追悼式が行われました。

新潟出身の昭和の軍人は当然ながら、山本五十六元帥だけではありません。実は五十六と同じように「対米英戦」に反対しながらも、開戦時に当時アメリカの植民地だったフィリピンを占領するための攻略軍の最高指揮官である[軍司令官]に任命され、開戦と同時にマッカーサーが指揮する13万のフィリピン米比軍に対し戦闘を挑み、見事に勝利した陸軍中将がいます。佐渡出身の本間雅晴(まさはる)中将です。

実は本間中将も五十六さんと同じく猗畄爐両軍爐噺世錣譴討い泙后K楷屬気鵑蓮∪鏝綟本に進駐してきた猊讐に燃える猩合軍最高司令官となったマッカーサー元帥より、特別に名指しで戦犯逮捕命令が出た軍人のひとりです(他には東條英機大将、山下泰文大将など)。

私は以前から「五十六さんもいいけれど、何かの機会に佐渡出身の本間雅晴さんの事もおてら通信で書きたいな」と思っていたことを、今回の放鳥トキのベビーラッシュに沸く佐渡と、先日行われた「長岡五十六まつり」でふと思い出したのでした。(佐渡のトキといえば環境省HP「放鳥トキ子育てライブ」が好評のようで、私もこのトキ親子にすっかり愛着がわいちゃって目が離せなくなってしまいました。受付業務中ずっーと見ていて、じつは今も見ながら書いてます…)

(失礼、話を戻しましょう)堂々と故郷に愛され日本中に根強いファンがいる山本五十六元帥を思うたびに、よりによって人一倍執念深いあのマッカーサーに目をつけられてしまった、悲運としかいいようのない本県出身の本間雅晴中将についても「もっと世間の目が向けば良いのに…」と強く思わずにはいられません。

その本間雅晴さんとはどんな人物だったのか。いくつか本を読んでもだいたい同じようなことが書かれています。軍人というよりは学者肌の温厚な人物で、英国駐在武官も経験するなど国際情勢にも長けている陸軍きっての親米英派(ゆえに対米英戦も反対)。英語に堪能で、英文の書物を読みこなし、英語で詩を作ったりするほどのインテリな方。ゆえに「軍人らしくない」と陸軍中央では不人気だったようです。

軍司令官としてフィリピンの作戦を終えた後は日本に凱旋帰国、そして戦争中に退役(クビになったとも)して、家族で静かに過ごしていた東京で終戦を迎えます。しかし間もなく予想外の展開が待ち受けています。

フィリピンで別の作戦を指揮していた本間中将はまったく知らなかったという「バターン死の行進の戦争責任」や、本間中将が日本へ帰国した後に発生したという「米兵捕虜やフィリピン人を虐殺した罪」など爐泙辰燭身に覚えのない数十もの罪爐北笋錣譴襪里任后妻と佐渡ヶ島に渡り、佐渡で暮らす母親に会い、父親の墓参りを済ませた後の9月15日、本間さんは東京上野駅で逮捕されます。

その後「軍事裁判」のために巣鴨からフィリピンのマニラに送られます。本間さんの英語力や人柄に触れ、しだいに本気になったというアメリカ人の弁護団や、法廷に立った奥さまの奮闘もむなしく、マッカーサーのシナリオ通りに有無も言わさぬ「死刑判決」がくだされます。そして終戦翌年の昭和21年(1946年)2月に超スピードで「戦犯処刑第一号」となった終戦時のフィリピン方面軍司令官だった犹害実拱限臂爐紡海4月3日、本間中将はフィリピンの地で銃殺刑に処されました(享年58歳)。

それにしても「耐えられないほどの屈辱と、自分の軍歴に泥を塗った憎き敵将」とはいえ、本間中将に対するマッカーサーの、これほどまでに強い復讐心はなぜなのでしょう。

開戦当時、日本軍のフィリピン攻略はマッカーサーの予想を上回る早さでした。のんびりと構えていたため、追い詰められたマッカーサー率いる米比軍は、備蓄準備もしていなかったルソン島のバターン半島に籠城します。挙げ句、マッカーサーは大勢の部下将兵を見捨て、オーストラリアへ単身脱出を図りました(有名な「アイ・シャル・リターン」はこの時彼が残した言葉)。

残されたマラリアや赤痢を病んだ栄養失調の米比軍8万人が日本軍の捕虜となり、その捕虜の移送で大勢の犠牲者(およそ7千人)が出たのが「バターン死の行進(バターン・デス・マーチ)」です。マッカーサーは自分の戦略の甘さと部下を見捨てた逃亡行為を正当化するために、当時の敵将、軍司令官だった本間中将の戦犯逮捕が不可欠だったのです。

フィリピン・ロスバニョスの刑執行場所には、本間雅晴中将の「墓碑」が建立されています。「父の魂よ この地にて とこしえに 安らかにねむりたまえ」と刻まれているこの墓碑は本間さんのお嬢さまが建てたもので、完成した時には「佐渡おけさ」が披露されたそうです。

私の知る限り、地元佐渡からの本間中将に関する情報発信はなく、命日となる4月3日に市民が参加して「追悼式が行われた」なども一切聞こえてきません。国道脇に建つ立派な「慰霊碑」もどことなくひっそりとした感じがします。佐渡の本間家は健在ですが、もしかしたら「そっとしておいてほしい」という意向なのかもしれません。犇薪擇慮悗雖爐箸靴萄なお華々しい五十六さんとは対極の狡戚曚両軍爐任后


※画像…佐渡の生地に建つ「本間雅晴中将」の慰霊碑
新潟港発「佐渡汽船」のフェリーやジェットフォイルが到着する佐渡相川地区。ここから外海府の真野湾に向かって走る国道のちょうど中間あたりの道路沿いに建立されているのが、本間雅晴中将の「慰霊碑」です。

4年前、初めて夫婦で佐渡を訪れた際に、どうしてもお参りがしたくて役場の方に場所を尋ねたりしながらようやく立ち寄ることができました。真正面でこちらを見据える堂々とした本間中将の胸像が印象的な慰霊碑の裏側を見ると、かつての部下の方により昭和37年(1962年)に建立されたことがわかります。メッセージも刻まれており「刑場の露と消えた悲劇の将軍本間中将を日本国民は忘れてはならない…」と記されていました。(まったくそのとおり)

今年冬にお参りをした「靖国神社」境内に、全国から神社に奉納された「日本酒の樽」がずらーっと展示されていて、このなかで私は新潟の銘柄を2つ見つけました。五十六さんの地元長岡の「米百俵」と、佐渡にある本間さんの地元の「真野鶴(まのつる)」でした。偶然かもしれませんが「もしかしてそういうことかしら?」って思いました。


2012/05/01(火)
★もうひとつの「トキ2世誕生」in寺泊














目に青葉 山ホトトギス 初がつお…

今朝、境内を歩いていたらムササビが突然飛び出してきて正面衝突しそうになっちゃいました。
あ、皆さんこんにちは。いよいよゴールデンウィークが始まりましたがいかがお過ごしですか?
今年の連休はお天気も良く気温も暖かく、初夏を思わせる最高のお出かけ日和に恵まれ、どこにも出かけない私でもとっても気持ちよく過ごしています。連休に合わせるかのように西生寺の境内はいま、一年でいちばん美しい季節を迎えています。

どれひとつとして私にはまったく名前が浮かんでこないけど、白とか黄色とか藤色とかのさまざまな野草が花盛り。加えてなんといっても私の大好きな“新緑”です。ケヤキ、桜、イチョウ、もみじなどフレッシュに輝く若葉が眼にまぶしく、山桜の花びらが舞っています。下を見ればあじさい、雑草、コケにいたるまであらゆる植物が芽吹いています。(寺庭婦人の宿敵“雑草”もこのころはかわいらしい)

あいかわらず“苦手な冬意識”から脱却できない私は、雪がなく、ふつうにお天道さまが顔をだし、寒くないだけで幸せいっぱいなので、野鳥のさえずりを聴きながら色とりどりの自然に囲まれた今の西生寺の暮らしは“桃源郷にでも暮らしているかのような”気分です。

ふだんより忙しい寺務所で「拝観受付」をしながら、その合間を縫って今回の「おてら通信」を書いています。連休がはじまり、西生寺も参拝のお客さまで少しずつにぎわいをみせていて大変うれしく思います。毎年連休に遠方から西生寺に来られる信者さんや檀家さんもいらして、近況や道中のみやげ話が楽しみです。

当然といえば当然なのかもしれませんが、西生寺を訪れる参拝者(観光客)のほとんどの方が、同じ寺泊地区にある県内きっての観光スポット「寺泊魚のアメ横」もセットで訪れているようで、お客さまによると寺泊のアメ横はものすごい人出だそうです。

寺泊といえば、前回の「おてら通信」でも紹介しましたが、昨年、寺泊夏戸地区に新設された「長岡市寺泊トキ分散飼育センター」(※2ペア、計4羽を飼育)で、初めての挑戦だった人工ふ化中の“トキの卵2個“が4月27日に次々とふ化をしました。待望の「ひな誕生」に地元の寺泊はたいそう盛り上がっています。

一般に「トキのひな」「2世誕生」といえば、一足お先に誕生した佐渡の放鳥された野生トキのひなを思い浮かべますが、寺泊では「ひな誕生」といえば早くも分散飼育トキのひなということになっています。(佐渡の3羽のひなは、毎日数回も巣を狙うカラスの攻撃に必死に立ち向かう親鳥に守られながら仲良く順調に育っています)

「トキ分散飼育」はトキが鳥インフルエンザなどの感染症で全滅することを防ぐための目的で全国4か所に作られました。一羽でも多くのトキをふ化させて成鳥まで育て上げ、佐渡の「佐渡トキ保護センター」へ戻すのが最大の使命です。

このため「トキでまちおこし」という発想を、分散飼育を担当する地域はついつい抱いてしまうのですが、そこは厳しく、あくまでもこれはトキのふるさとである“佐渡の特権“なのです。ですから寺泊の「分散飼育センター」も一般公開はされていません。(隣接する「トキと自然の学習館」のモニター映像で見られます。殻をつついて割って出る今回のふ化の瞬間の様子も見られるそうです)
しかし、まあ、そこは同じ新潟県のよしみ?しかも寺泊と海を隔てて向かい合う佐渡ヶ島とは定期航路もある昔からとても結びつきの強い地域です。

「祝 寺泊トキ2世誕生おめでとう!」と垂れ幕をしたり、ふわふわころころのかわいらしい2羽の生まれたてのひなの写真を載せたポスターを、アメ横の店舗に張りまくったりと、さりげなく「トキがいるまち寺泊」をアピールしていることはどうぞ佐渡のみなさんには多少大目に見てもらいたいです。(西生寺もトキのひなのポスター欲しい)

というわけで、本家の佐渡は、このゴールデンウィークにさっそく“ひな誕生効果”があらわれ、島へわたる観光客でにぎわっているとのこと。一方の分散飼育トキ2世誕生にわくわがまち寺泊。

「GWはどこへ行っても人だらけ」とよく言われますが、新緑を思いっきり満喫できる“穴場”な西生寺なら「人だらけでうんざり」なんてことはございません。どうぞ寺泊「魚のアメ横」観光とセットで「西生寺」もお参りくださいませ。。。


※画像左…今年の「寺泊観光ポスター」
連休直前に地元観光協会から届いた寺泊観光のポスターです。昨年のヤツは「寺泊の夕日」だったと思いますが、今年はドカーンと「ズワイガニ」一匹勝負。なかなかのインパクトです。ところで私の注目は右上の「アジの塩焼き」。網焼きを使った「魚の塩焼きの画像」といえばやはり王道の「さんま」、新潟県では高級魚「のどぐろ」が主流のなかで、寺泊観光協会がチョイスしたのは「真アジ」。あまりの“シブさ”にうなりましたねー。確かに寺泊で水揚げされる「アジ」は文句なしのおいしさです。アジみたいな普段食べる魚が当たり前に新鮮でおいしいのは寺泊に住んでいる者の特典でしょうか。

※画像右…西生寺「樹齢800年大銀杏」の新緑
やっぱり枯れていませんでした。弘智堂前にそびえ立つ親鸞上人ゆかりの「800年大銀杏」が今年も無事に芽吹いてくれて家族一同ほっと胸をなでおろしています。どうしても鎌倉の鶴岡八幡宮の一件が頭から離れず…なのです。今年こそはこの大銀杏の太い幹の周りに「しめ縄」をぐるぐる巻いて、御神木として見た目の“格好良さ”の向上を図りたいと思っています。


2012/04/30(月)
★テスト更新
タイチエンマイのお寺。
仲良しの少年僧と一緒に読経に参加する野良わんこ。
タイはわんこも信心深い…(背中が得意げ)。


2012/04/24(火)
★佐渡放鳥トキ「2世誕生おめでとう!」













久しぶりの心の底から喜べる明るいニュースです。佐渡の野性復帰ステーションでの訓練のあとに、放鳥されたトキのカップルから悲願のヒナが誕生しました。しかも当初ヒナは1羽だけだと思っていたらなんと同じ巣に3羽も!佐渡や新潟県内は喜びの声に沸いています。2008年秋に初めて行われた「野性復帰の放鳥」から4年目にして「自然界でのふ化成功」というひとつの大きな目標を達成しました。自然界のトキからのヒナ誕生は36年ぶりだそうです。

この間に佐渡では合計5回、トキの自然界への放鳥が行われました。記念すべき2008年9月の初回の放鳥は、バラバラで群れにもならず、単独行動で孤独に耐えている感じのトキの姿はちょっとかわいそうでした。2009年の2回目放鳥からようやく、最初の目標だった「群れ」が出来ました。2年前の2010年冬、繁殖期を迎えると「カップル」も形成され、営巣行動もみられ、春にはついに5ペアが初めてとなる「産卵」をしました。早くも2世誕生の期待が高まりましたが、落ち着いて「抱卵」をすることはなく卵は落下、あとで調べると猝祇才餃爐任靴拭

去年2011年の冬はさらに多く7組のペアが誕生し、春には全ペアが手づくりの巣の中で抱卵を始め「今年こそ!」と期待が高まり、佐渡では「2世誕生おめでとうの「垂れ幕」とか、2世誕生おめでとうの「シール」とか、2世誕生おめでとうの「特別メニュー」などなど準備万端に整え犁畔鶚爐鮑か今かと心待ちにしていましたが、途中で抱卵をやめてしまったり、少し巣を離れたスキにカラスに卵を奪われたりで、ついに「ふ化」することはありませんでした。ただし一歩前進したことは「落下した卵の中に、昨年にはなかった猴精卵爐含まれていたこと」です。

トキが卵を産み抱卵をするようになって3度目となった今年もさらに多くのペアが抱卵を始めました。「抱卵を乗り越えて、どうぞヒナの誕生を!」と祈る気持ちで見守っていた矢先に、先日の「大嵐」で抱卵をやめてしまったペアが続出、「やっぱり今年もだめか、自然は厳しいなー」とちょっとあきらめムードが漂うなかで今回のビックニュースが駆け巡ったのです。

初放鳥以来、佐渡の自然に放たれたトキたちを「トッキー」と呼んで、何かと気にかけてきた私もヒナ誕生は願ってやまないことだったので本当にうれしいです。「春の嵐にも耐えカラスにも負けず、ほんとうによくやった、トッキー若夫婦!」と、どこかで聞いた事があるようなお決まりのセリフしか浮かばないのですが、心の喜びようは人一倍です。文句なしにかわいらしい元気なヒナたちの姿にデレデレ…。なんとかすくすくと順調に育ち、約40日後だという「巣立ち」を迎えられることを願ってやみません。

というわけで、あまりのうれしさに「トッキー話」で古いパソコン&ISDNによる「おてら通信」の更新をしました(この環境ではこれが最後となる予定)。明日はいよいよ「光導入」と「HP引越し」です。なんか、新しいパソコンやソフトの操作、引っ越したデータの整理などにかかりっきりな毎日を送っている間に、新潟の桜も満開を過ぎ、世間の話題は間近にせまった「ゴールデンウィーク」という事実にようやく最近気付きました。

※画像左:日本最後の野性のトキ「キン」
日本産トキの最後の1羽となったメスの「キン」は長生きだった。
(2003年10月に死亡)

※画像右:佐渡で飼育されるトキ
新穂地区の「佐渡トキ保護センター」では、センターで飼育するトキ
を遠くから見学することができます。飼育されているトキは佐渡以外
の「分散飼育センター」を含め162羽だそうです。佐渡ヶ島の向かい
側、西生寺のある長岡市寺泊にも「分散飼育センター」があります。
昨年初めて2ペア、4羽のトッキーを受け入れました。1ペアが産卵
したとかで、今は「人口ふ化」を行っているらしいです。残念ながら
見学はできませんが「地元にトッキーがいるんだ」と思うと、ますます
佐渡でたくましく暮らす野性のトッキーたちを応援したくなります。


2012/04/13(金)
★「PC買い換え&HP移行」最新状況











「西生寺光導入&パソコン買い替え&データ移行計画」の最新情報です。
「考えてばかりでは何も進まない!」ということで前回の「おてら通信」更新のあと、さっそく行動を開始しました。

まずは「光」。

4月2日に予定通り「NTT」の担当者が来ました。そして4月9日に配線工事担当の方が来て「工事をする前の下調べ」をしたのですが、広い境内にいくつもの建物、建て増し&建て替えでどんどん複雑さを増してしまった西生寺自慢の「電話地下配線」の複雑さに「こ、これは…」と絶句、「もしかしたら電柱2本立てないとダメかも知れません…」と爆弾発言。

昔から「NTTの人」が我が家の電話配線の複雑さに苦労している姿を知る私は「ちょっとお待ちくださいませ。」と西生寺の複雑な配線に精通している地元の電気屋さんに電話。すぐに駆けつけてくれてNTTの人と一緒に境内や建物内をもぐったりたどったりとぐるぐると回ること一時間半、なんとか狹澱譯暇楫立の大工事爐呂泙未れたのでした。そして「工事日」は4月25日に決まりました。

続いては「パソコンの買い替え」。

これに関しても4月6日に住職とふたりで買いに行きました。買おうと決めていたメーカーの「パソコン」と、全くおまかせで選んでもらった「プリンター」、「無線LAN」や「ソフト」など一揃いを一気に購入しました。どれがいいとか悪いとか商品をじっくりと選ぶだけの知識もないので、とにかく最低限の条件だけ提示して(例えば「こわれにくい」とか「頭が良くて容量が大きいやつ」とか「オールインワン」とか)あとは勢いで次々と決めていきました。

ネット接続以外の「初期設定」と「プリンター接続」、「簡単なデータの引越し」をお願いして爐燭世旅い板爐犢いノートパソコン爐慳燭吹き込まれたのが4月9日でした。(ネット接続は光が入る25日を予定)

そして最大の懸念材料「西生寺HP引越し問題」。

「使用している今のHPソフトのバージョンが古すぎて最新のソフトやセブンに対応してないのではないか?そうなるともうサイトを新築するしか手だてはなく…」という問題です。これについてソフト会社に問い合わせたところ、「どんなに古いバージョンでも最新ソフトに連動しているのでデータ移行はできます!」とのことで、最悪の「サイト新築」はどうやらまぬがれそうです。(ちなみに使用しているソフトはドリームウェーバー)。

しかし「バージョンアップ版」は会社が変わったので無理とのことで、仕方なく5万円もする「新しいソフト」を買いなおしました。「中国に行けば海賊版が数百円で買えるんですけどねー」と言われても…(犯罪行為じゃないですか!)。ま、でも、やはり自分の作ったサイトは自分で自由に管理したいじゃありませんか。それに「データ移行」ができるというのがわかって、今のところ新しくホームページを作り直さなくて済みそうなので、これが一番ほっとしました。

というわけで現在。

西生寺にやってきた新しいノートパソコンを前に、ひと言叫んでもいいですか?

「最近のパソコンってすごいことになっていたんだ!」

薄いし、軽いし、起動も早いし、画面もワイドでカラフルで綺麗、便利なソフトもいっぱいあるし、何から何まで新鮮な驚きの連続なのです。さっそく物珍しさにまかせてインストールされていた色んなソフトをいじくったり(特に「広辞苑」の鳥の鳴き声が聴けるのには感激)、「はじめてのウィンドウズ7」なんて本もめくりつつ、すっかり変わってしまった表示や機能を見たり、11年間のブランクを必死で埋めているところです。少なくとも猴靴咾両態爐虜8什澆廊牘催臑析梱爐鮖廚だ擇螻擇靴鵑任い泙后

一方、光導入までネット接続が古いPCだけなので、この「おてら通信」も古いパソコンで作業しています。一日も早く「新しいパソコンでHP更新!」といきたいところですが、新バージョンのソフトの使い方を習得してアップロードできるようにしなければなりません…(いつになるやら)。

そんなこんなで「西生寺PC買い換え&HP移行作戦」はやっと最初の一歩を踏み出した状態にすぎず爐泙世泙斉使召亅爐任垢韻譴鼻△舛鵑廚鵑んぷんなわりに、ここまではわりかし順調だった気がします。おかげさまで今のところ胃潰瘍はできていませんしネ。なんとかなる!でしょう、きっと。

※画像…「新旧」ふたつのパソコン
仲良く並べてみました。左が11年間も使い続けている奇蹟のバイオ(バイオ君)、
右が新しく買った富士通のパソコンです。黒いパソコンなので爐ろぱー爐般症
けました。(あ、我々、黒いネコを爐ろねー爐噺討鵑任い読然的にくろぱーです)

※画像右…「水子地蔵さま」にも春の訪れ
今期の大雪で雪に完全に埋れてしまった水子地蔵さま。エリア一帯をきれいにお
そうじをしてから、一体一体に供養のための菊の造花をかざり爐めかし爐よう
やく終わりました。とっても眼に鮮やか!それにお地蔵さま達もちょっと気持ちよさそ
うです。


【お知らせ(予告?)】
もし、これ以後「おてら通信」がちっとも更新されなくなってしまったら、それは「HP移行」が失敗したか、手間取っているなどなど、何かしらのトラブルが犁こってしまった爐塙佑┐討い燭世い憧岼磴い△蠅泙擦鵝そうなった場合はどうか心の中で「阿刀さん、がんばるんだ!乗り越えるんだ!」とはげましの声援を送りつつ、気長に「復活」を待っていただければと思います。次に「おてら通信」でお会いできる時にはきっと、困難を乗り越え爐劼箸泙錣蠕長した寺庭婦人、阿刀直子爐砲覆辰討い襪呂困任后(座右の銘:若い時の困難は買ってでも出ろ?)


2012/04/02(月)
★西生寺事務方「今年度のプレッッシャーを語る」











4月です!新年度、新学期、新制度、新入生、新社会人、新生活のはじまり…なんだか毎年こんな書き始めで4月最初の「おてら通信」を始める気がしますが、自分自身を取りまく環境はまったくの通常どおりで、今年も4月になったからといってなにひとつ変わることはありません。それでも「4月」というだけで何か新しいスタートを感じさせ、それなりに気分がひきしまるのは良いことです。

狄靴靴記爐箸い┐弌■-4日前に、今年初の爐Δ阿い垢僚虧弔爐鯤垢ました。
「あぁ、長かった冬が去って、ほんとのほんとに春がきたんだなー」と実感、そう思うだけで気分がうきうきとしてきました。今の時期のうぐいすはあいかわらず鳴き方が下手。自慢のハリのある音色はどこへやら、もごもごとして自信も感じられず、音程もはずれて調子もイマイチ、♪ホーホケキョにはほど遠いけど、でも初々しくてなごみます。

そうそう、狢圓舛たびれた新しさ爐發△蠅泙后
ついに1月末に、この寺泊エリアにも悲願だった「光通信」がようやく入ったのです。「えっ、今ごろ?」と驚かれる方も多いのではと思われますが、本当に狢圓舛たびれた爐里本音です。

「県側は県内100%ブロードバンド化を目指し、現在達成率96%とか言っているけど、ここって全く来てないし、もしかしてIT格差ってやつじゃない?このまま一生忘れられたエリアになるんじゃないの…」と危惧して、県庁に「うち、まだ来てないんですけど…」って真剣に電話しようと思った時期もあったほどに待ちました。

私が1月末からずっとお寺不在で、春を待って申し込みをする事に決めていたので、ここ1日2日のうちに手続きを終えるのではないでしょうか。(ちなみに3月から西生寺駐車場エリアは「WiFiフリー(ソフトバンクのみ対応)」です)

というわけで、西生寺唯一の事務方(は〜い、私のことです)といたしましては、今年は大きな仕事を担うこととなりました。それは「光」と合わせて考えていた「パソコンを新しいのに買い換える計画&HP移行」の実行です。

これがちょっとめんどくさいことになりそうで、すでにかなりのプレッシャーとなって私にのしかかっています。なぜなら、今のパソコンはなんと11年間も使用しているものだからです。つまり、今使用しているOSは「ウインドウズMe」なんです!10年ひと昔とはよく言いますが、パソコンのOSについて言えば(ウインドウズ)Meから(ウインドウズ)セブンじゃまったくの牘催臑析詐態爐任后最新のを買っても、お寺関連のデータの管理、メールやネットを含めて何もかもが初心者レベルからのスタートとなるのは明らかで今からとっても気が重いです。

さらに、畳み掛けるようにして気持ちをドーンと重くさせているのが、「光通信と新しいパソコン」というふたつの土台が整った先に待ち構えている問題です。私にとってはこれが一番気にかかっていることで犧蚤腓瞭餞忰爐斑埜世靴泙靴腓Α

それはこの「西生寺HP」を新しいパソコンに引っ越すか、もしくは作り直さなければならない、という事です。しかし「たぶん引っ越すのは無理ではないか、使用している今のソフトのバージョンが古すぎて最新のソフトやセブンに対応してないのではないか」と、以前誰かに言われた(ような)気がするので、そうなるともう「サイトを新築」するしか手だてはなく、これってかなり大変なことです。(ちなみに今のHPは私が学校に通いながら2年を費やして完全に手づくりしました。9年も前のことです)

「どうすればいいのだろう…」考えれば考えるほどちんぷんかんぷん、増すのは不安ばかり。自分はいつからこんなに時代遅れな人間になってしまったの?鉄の胃袋を豪語する私も人生初の胃潰瘍になりそうなので、とりあえず最初の一歩を確実に。今の目標は「新しいパソコンを最低限使いこなすこと」としておきました。

っていうか、それ以前の問題として、パソコン買い替えとその他移行まで「今のパソコンが(壊れずに)もってくれるのか?」が実は最大の心配事だったりします。液晶画面が時々まばたきをするってかなりヤバくないですか?今のパソコンは11年間のあいだに1度だけ大修理をしただけです。同じ製品でも、当たり外れがあるといわれるパソコンで、かなり狹りなVAIO爐世辰燭隼廚い泙后お店の人も「珍しいですねーしかもVAIOで」と驚くほどの長寿ぶりをみせてくれたバイオ君も、ついに危険な状態に突入したようです。

で、パソコン11年にちなんで話がすこし変わりますけどいいですか。

最近夫婦で気がついたのですけど、西生寺ってもしかしたら狹轍柔宿覆離僖錙璽好櫂奪鉢爐も知れないです。

だって、このパソコンは11年間使用、MOVAサービス終了寸前の3月29日にようやく買い替えた夫の「ケータイ電話」もふつうに10数年も使い続けたし(知人に「阿刀さんのケータイ、骨とう品ですよ、プレミアつきますよ」と言われたことがある)、「テレビ」は地デジで買い換えるまで20年はふつうに使っていました。冬に欠かせない愛用の「強力ガスストーブ」も結婚前からあるので25年間は使用しています。

究極なのは寝室の「冷房器具(エアコン)」です。なんと三菱の「霧ヶ峰シリーズ」の一番最初に発売されたヤツだというから実に40年間も現役で使用しているという、私と同じ年!のエアコンです(もしかしたら同年のワインより貴重かもしれません)。しかし残念なことに倏麓すごい消費電力爐箸いΔ海箸悩鯒夏の節電対策でついに買い替えてしまいました。まだまだガンガン使えたのに…いまだに惜しい気が薄らぎません。

このように電化製品に関しては信じられないくらい物持ちが良く、

夫:「やっぱりココは、パワースポットに間違いないよ。」
私:「いや、我々が家電に対して単なる無関心、無頓着なだけかもよ。」
夫:「じゃ、40歳現役だった霧ヶ峰をどう説明するつもり?」
私:「うーん、やっぱパワー(スポット)だね。」

とこんな話を、午前中かけて殻からほじったばかりの、裏山から採って来たという信者さんからいただいた「山胡桃(クルミ)」を寺務所のストーブの上にばらまき、箸でころころと焼きながら話しました。

夫:「なんかさ、むきたての地元のクルミをこんなして焼いて縄文時代の人みたいだと思わない?」
   「縄文時代ってさ、米じゃなくて木の実ばかり食ってたんだろう。栄養価高いよねん。」

私:「我々ってどっちかというと、現代人より縄文人側の人間かもね。」
  「 ネットとかPCとか複雑な現代よりよほど暮らし易そう。私、木の実が主食でもいいよ…」

季節外れの雪が降る中、楽しそうに箸でクルミをつつく夫を眺め、パチパチとクルミのはじける音と香ばしいクルミの焼ける匂いに包まれる受付寺務所。


「新潟県立歴史博物館」で見た縄文時代の常設展示、犬を食用ではなくパートナーとして飼い、人間と同じ扱いで埋葬したという縄文時代の人々の自然と合体した豊かな暮らしを思い浮かべながら、熱々の焼クルミをぽいぽい口に放り込み、山の恵みの脂を噛みしめていると「パソコンHP問題は、ま、なんとかなるんじゃないか。」って自然と肩の力が抜けてゆくのでした。



※画像左…境内に咲く今年の「雪割草」

永代供養墓天翔園へと登ってゆく歩道両脇の山の斜面には今、
白や薄むらさきの小さくて可憐な雪割草が点々と咲いています。
西生寺境内で一番気軽に自然の雪割草が見られる場所です。

雪の残る時期に一番に春を告げてくれる野草がこの雪割草で、
時期を少しずらして カタクリの花が咲き始めます。雪割草は、新
潟県の里山のシンボルとして平成20年に「新潟県の草花」に指
定 されました。



※画像右…ケヤキ原生林の急斜面に見つけた「雪割草」の群生

近年「ダイナミックな雪割草の群生」があまり見られなくなってしまった
西生寺境内ですが、今年、初めての場所に雪割草の群生(大株)
を見つけることができました。

視力の悪い私は、ケヤキ林の急斜面の上の方に何か白いモノが固
まっているのを見つけた時、それが「雪割草の花の白」だとはしばらくの
あいだ分かりませんでした。まるで鉢植えの「白いシクラメン」のように、
密集した立派な雪割草の群生を久しぶりに見ました。この画像の他に
もこの急斜面には同じような規模の白の群生をひとつと薄むらさきの群
生ひとつが遠目に確認できました。
(急斜面すぎて人が登れなかったのが幸いしたようです)


2012/03/18(日)
★帰国「近況報告」とタイ仏教行事「万仏節」











皆さま、お久しぶりです!ひとり旅、夫婦旅など延べ40日間におよんだ真夏のベトナム&タイの旅を終えて無事に新潟に戻ってまいりました。以外とあなどれない2時間の時差(朝起きれない)と、30度以上の温度差ギャップに適応中のわたくしでございます。

3月なかばを過ぎて「彼岸」に入ったとはいえ、新潟はまだまだ寒さが身にしみる毎日で、私が不在中の2月に降ったドカ雪を物語る、屋根の下の大きな雪の「なで」や、除雪車が積み上げた山脈のような駐車場の「雪の山」にはただただ驚くばかりです。(これほど私が帰国して雪が残っている年は初めてです)

しかし、私が旅行先で寒さとは無縁の世界をぬくぬくと満喫している間、少しばかりの後ろめたさとともに頭の片すみに常にこびりついていたのが、新潟で苛酷な冬を乗り越えねばならない高齢の園子ママや長老の体調だったのですが、「お帰り、直子さん。楽しんできたかね?」とハリのある声で、放浪癖の嫁子を笑顔で明るく迎えてくれたふたりの予想以上の元気な姿にほっと胸をなでおろし、わき上がる感謝で深く頭を下げた私でした。

同時に、
「勝手気ままな自由な旅は性分に合っていてやめられないし、特にタイは第2の故郷のようになじんでいて暮らしてもいいくらいに気に入っているけれど、やっぱり自分の拠点はこの西生寺以外には絶対に考えられない!」と、私のお気に入りの居場所である我が家にどっしりと落ち着けることができる喜びの気持ちがふつふつとわいてきました。

「もうどこにも行かなくてずっとココにいていいんだよね。」

自分の意思で我が家を離れておきながらこんなセリフもないのですが「落ち着くべきところに再び落ち着けた」という安堵感なのでしょう、きっと。。。

というわけで狎樟源寺庭婦人猊活です。
しかも素晴らしい充電期間を経てやる気まんまんモードです。

さっそく冬期閉鎖をしていた駐車場の「受付寺務所」を、お彼岸中日を前にオープンしました。

弥彦山スカイラインはまだ閉鎖中だし(〜3月31日)、たぶん今年も当分ヒマなので、住職と手分けをして雪が消えた「境内のクリーンアップ」をはじめたいと思います。寺務所と同じく3ヶ月ぶりに開ける「宝物堂」のそうじや害虫駆除、昨秋の落ち葉の残骸掃き、雪をかぶりちょっと乱れた水子地蔵さまエリアの整備(新しい造花に取替え作業)などなど、冬越えをした境内はいろいろと荒んでいてやることがたくさんあります。

私:「やること(仕事)がたくさんあるってなんかいいね!」
夫:「冬中ずっと遊び呆けていたんだから、いい加減働きたくもなるだろっ。」

あ、はい。まーそうですね、あまりにも図星で返す言葉もございません。春の訪れを心待ちにしながら当分はおとなしく山にこもり、参拝の方々をお迎えするための準備に専念したいと思います。。。


※画像左…夜「万仏節」のお参りでにぎわうチェンライ市内の寺院
私がチェンライ市内で一番気に入っているご本尊さまのいらっしゃる「ワット・ジャイ・ヨート」というお寺です。タイでは毎年「陰暦3月の満月の夜」に寺院をお参りをして仏教徒が心を一つにして功徳を積む日「万仏節(タイ語でマーカ・ブーチャー)」と呼ばれる大切な「仏教の日」があります。この日は「国の祭日(休日)」となっていて、多くの人々がお寺参りをします。今年2555年(タイは仏歴!)は3月7日が「万仏節」の日にあたりました。

夫婦で「タイ北部ドライブ旅行」の真っ最中だったこの日、山また山のナーン県から絶景の山岳国道260キロ6時間のハードドライブを終えて、夕方チェンライの宿にやっとこたどり着いたばかりの仏教徒の我々も、陽が落ちてすっかり涼しくなり、夜空にくっきりと美しい満月が浮かぶという最高の雰囲気に包まれた19時すぎに、さっそく大勢の参拝者でにぎわう寺院へお参りに行きました。

そうそう「万仏節のお参りの作法」というものがあるのですよ。合わせた手に火をつけたお線香&ローソクと菊やハスの花の3点セットを持ち、靴を脱いで「はだし」で本堂の周りを「時計回りに3周」します。一周目は「お釈迦さまを思い浮かべながら」、2周目は「お釈迦さまの説法を思い浮かべながら」、3周目は「お釈迦さまの説法に集まった1250人のお弟子さんたち阿羅漢を思い浮かべながら」だそうです。

ぐるぐると静かにお堂の周りを歩いている大人、子供、家族、恋人、友人同志の人の流れに我々夫婦も混じり、家内安全や旅の無事を祈りながら周りました。周回を終えると3点セットを仏前にたむけて本堂に入り、金色に輝く大きな大きなご本尊さまに手を合わせて終わりです。なんだか心の垢を落としたようなすっきりとした気分になりました。気付けば私の手は周回中にとけ落ちた黄色いローソクの蝋でドロドロになっていました。夫は裸足になった足の裏の汚れが気になっている様子(笑)。今回はなぜか豆乳をいただきましたが、寺院によっては無料で食事の施し(おかずかけご飯など)があったりもします。



※画像右…「万仏節」のお参りをする地元タイの人々
年齢性別に関係なく信仰心のとても強いタイでは、お寺をお参りする事は日常生活のなかで当たり前のことのようです。托鉢僧に食事を寄進して功徳を積むために、毎朝同じ場所で待っている人々の姿はタイ各地で早朝の当たり前の光景ですし、ふつうに街なかを歩いていた仕事中であろうおじさんが、オレンジ色の衣を着た僧侶を見かけると、お布施を渡して突然靴を脱ぎひざまずいて手を合わせ、僧侶のお経を受けるなんて光景も日常的です。

それとタイは寺院の数がとても多く(派手なのでなおさら目立つ)、地方の道路沿いにある小さな村や集落でも、その地域の民族や、かつての王朝と結びついた歴史的背景にもとづく様式のお堂やご本尊さま(北部ではランナー様式、ビルマ様式、ナーン様式、スコータイ様式などなど)のお寺やチェディが見られるのは当たり前で驚きます。したがって自然と「タイ国内をめぐる旅=お寺めぐりの旅」みたいになります。ちなみにタイ訪歴21年の私たち夫婦の場合、最近の「旅スタイル」はレンタカーに荷物を積み込み、行ったことのない街やもう一度行きたい街を訪ねて周遊するドライブ旅です(宿も行き当たりばったり)。

寄り道をしながら一日に5〜6時間のドライブ(250キロ前後)、行く先々ではほぼ「朝夕の町なか散歩、活気のある地元の市場見学、寺院探訪、アイスクリーム休憩と夕方のビール、美味しい地元グルメ(郷土食やタイ人が集う店)、タイマッサージ」という行動パターンです。夫はこれに部屋でテレビを見ながらの「だっくら」が加わり、私はお手製の「My町歩きマップ作り」が加わります。公園や憩いの場、ウォーキングルート、市場やグルメ(食堂・カフェ・ベーカリーなど)、ゲストハウスやホテル、気に入ったお寺やマッサージ店、美容院やコンビニ、両替、警察、バス乗り場などの自分の足で歩いて得た便利情報をどんどん記していきます。(○○の歩き方などのガイドブックは田舎に行くほど全くあてにならず、載っていない町もあるので)


2012/01/31(火)
★姉さまに「旅の季節」到来…











全く音もせず、しんしんと雪が降りしきっている(こういう降り方が一番怖い)夜は、私の部屋のお気に入り「伝統こけしコーナー」のこけし達がとっても元気になり、おしゃべりがいつにも増してにぎやかです。ちょっと聞き耳を立ててみましょう。

:「わたし達の姉さまが、今年も雪国を脱出して南国へ旅立つらしいよ。」
:「またタイに行くのかな?」
:「 タイマッサージ、お寺参り、地元の市場通いと郷土食、そして読書三昧の姉さまの旅。」

:「タイとね、初ベトナムみたい。ここ毎日爐呂犬瓩討離戰肇淵犖讚爐裡達弔鯆阿い討い襪ら。」
:「爛丱奪船袁辰擦襯戰肇淵犖讚爐眥阿い討い襪茵」

:「ところでさ、わたし達の姉さまは寺庭婦人なんだよ。主婦でもあるしね。」
:「そうだね。お姑の長老夫婦とかだんなさまとか、家族みんなと仲良く暮らしているね。」

:「ここだけの話、現役主婦のひとり旅ってめったにいないって話だよ。」
:「姉さまが一ヶ月間消息不明になるのは恒例行事だって家族が言っていたよ。」
:「よくできた家族だね。よくできただんなさまだね。」

:「放浪癖のある、わたし達の姉さま。」
:「犒たち、東北生まれだから雪景色がよく似合うネ爐範辰靴けてくれる姉さま。」
:「わたし達ひとりひとりにステキな名前をつけてくれた姉さま。」
:「ちょっと変わった姉さま。」

:「あっ、姉さまがこっち向いた。デジカメ持ってる。」
:「姉さまがわたし達のこと、おてら通信に載せてくれるって!」

:「姉さま最高!」
:「わたし達の姉さまの旅立ちをみんなで送り出そう!」
:「行ってらっしゃい、わたし達の姉さま。」
:「姉さま、おみやげは新しい仲間がいいなー。」

:「姉さま、チョークディーナ!」 (タイ語:元気でね)
:「姉さま、ヘン、ガップ、ライ!」(ベトナム語:またね)

―というわけでして「年中無休」で一年間、西生寺にどっしりと根を下ろし、地味な「おてら暮らし」を満喫している犹个気洵爐海隼庭婦人の私に、今年も旅の季節がやってまいりました。2月〜3月中旬までの一ヵ月半のあいだ西生寺を離れます。(正確には2月末に一度帰国、夫をピックアップして再び出国)したがって「おてら通信」もこの間の「更新」をお休みします。

加えて大変申し訳ありませんが2月〜3月中旬までの期間は「メールチェック」が出来ませんので「水子供養のお申し込み」や「永代供養墓などのお問合せ」は直接当山までお電話をおかけください。よろしくお願いいたします。

それでは皆さま、3月のお彼岸の頃にふたたびお会いしましょう。


※画像左…My「伝統こけし」コーナー
私がアレコレと「モノ」を集めるのが趣味なので、我々夫婦の居間は私
のお気に入りの「モノ」であふれています。伝統こけしコーナー以外にも、
メキシコ骸骨人形、マトリョーシカ、日本陸海軍用機、黒猫、アルパカ、
ピンク色モノ、30年来ファンの絵本作家の絵本、専門書などなど、それ
ぞれジャンル分けをして「専用コーナー」を設けて陳列しています。
なかでも東北各地の「伝統こけし」は大切にコレクションを続けているお気
に入りで「旅の思い出」でもあります。いつでも彼らと目が合ってハッピーな
気分になれるように、居間での私の定位置、書斎のすぐ脇の棚に全員が
私の方を向いているようにして並べています。こうして見ると、やっぱり
おとなりの福島県のこけしが多いですね。福島のこけしは素朴で味わい深く、
「 タコ坊主」と呼ばれる珍しい男の子のこけしもあるんですよ。(目の周りに
赤い隈取りがされているこけし。大中小と3体ありますけどわかります?)


※画像右…我々の暮らす部屋(2F)の窓から見た「つらら風景」
爐弔蕕薛爐辰騰猊甲讚爐判颪ことをパソコンの漢字変換で知りました。
まさに氷の柱と呼ぶべき、なんとも見事なつららが今年も出現しました。
見ると一階の屋根に到達してしまったものも何本かあります。窓の外の
景色も、ここまでつららにぐるりと囲まれてしまうと、まるで猊垢療干併勠
をはめられてしまったようで、凍てつく氷の世界に幽閉されてしまった気分
です。(夫は「鍾乳洞みたいだー」と申しております。)
新潟ではつららのことを爐ねごおり爐噺討屬箸海蹐發△蠅泙后
まだまだ春は遠いです。


 OR AND
スペースで区切って複数指定可能
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