
5月連休明けの雨上がり、
雨露に濡れた植物の緑が瑞々しく鮮やかさを増した朝、
ふだんはめったに入らない場所
境内でいちばん多くの野仏さまが点在する場所に分け入ってみました。
その場所とは、、、
西生寺で一番綺麗な水が湧き出る『不動池』周辺です。

筒から流れ落ちている水が湧き水です。
その湧き水のそば、池の一番奥の一番高いところに『お不動さま』が鎮座されています。

なぜこの場所にお不動さまがおられるのか?明確な理由があります。
それはこのお不動さまが夢枕に立ち、、、
「境内で一番綺麗な水が湧き出る場所に自分を安置せよ」
とのリクエストがあったからでーす。
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その前には小さな『五体地蔵さま』がいらしゃいます。

初代西生寺のホームページ「TOPページ」にこの五体地蔵さまをメインで載せていました。
懐かしいです。
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お不動さまやお地蔵さま目線で見た境内の景色はこんなです。

それではこのエリアにいらっしゃる野仏さまたちを紹介したいと思います。
そのまえに「野仏さま」について少し。。。
江戸時代中期ぐらいから墓石の代わりや亡くなった方を供養するためにお地蔵さまの形に石を掘って安置したモノと伝わっています。
200年とかそれ以上経つということになると相当に古いです。
長い年月「野ざらし」だったので劣化や風化の味わい「風雪にじっと耐えた感」がこの野仏さまの魅力です。
一体一体全部違うお姿で草むらや草陰に静かに佇む素朴な野仏さま。
「ザ・素朴の固まり」な野仏さまに心がほぐれます。
どうぞ~~
















参道から少し入るだけなんです。
湧き水の流れ落ちる清らかな水の音だけが響き、
そこだけ時が止ったような緑濃い空間に古い野仏さまたちがひっそりと佇んでおられます。
命に限りがある私たちより遥かに長い年月を過ごしてきてこれから先もずっとそこに居続けるであろう野仏さま。
「野仏さまに比べると自分の一生、人間の一生なんてあっという間よねー」
「ま、限りがあってあっという間だからこそ尊いのかな」
とか思ったりしました。
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そして同じ石系の話をもうひとつ。
西生寺に希少な『赤玉(あかだま)石』のご寄付があり先日たくさんの赤玉が運ばれてきました。
『赤玉石』は新潟県佐渡島の赤玉地区でしか産出されないとても希少な天然石なんです。

鉄の成分が多く含まれるため、文字通り「赤い色」をしているのが特徴です。
新潟県内では時々、自宅のお庭に「赤玉」がある家を見かけます。

弥生時代には「勾玉(まがだま)」などの装飾品に使われ、
江戸時代には「魔よけの石」として商人が持ち歩いたとか。。。

磨けば磨くほど艶が出て価値が上がるといわれているそうで、
職人さんから「ヒマな時に電動やすりで磨いたらどうだね」と言われ、
「え?磨くの楽しそう~🎵」
と、ちょっと心がときめいた私でした笑。

とりあえず石を下ろして仮置きを。
後日庭師さんと住職とで相談して境内にちりばめます✨✨
以上、花盛りの西生寺からお届けしました~




