西生寺 おてら通信

◆即身仏霊場西生寺 おてら通信◆

このホームページを制作管理しておりますわたくし、住職の妻によって発信されるページです。西生寺からのお知らせや、お寺での暮らしの中で感じた事、お寺とは全く関係のない話など、肩の凝らない内容を毎回少しづつ、気ままに更新していく予定です。


2020/05/23(土)
★「即身仏拝観」再開のお知らせと「6月の拝観のご案内」














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「緊急事態宣言」を受け、新型コロナウイルス感染拡大防止のために実施しています休観・閉館の期間中に当山をご参拝いただいた方には大変なご迷惑をおかけしております。

6月1日(月)より「即身仏拝観」を再開いたします。なお、しばらく最終受付は午後3時とさせていただきます。

今後につきましては「受付寺務所」窓口での「拝観お申込み」や「御朱印」などの際には「マスク着用」をよろしくお願いいたします。

さらに「弘智堂」内での即身仏御開帳の際にもマスク着用をお願いいたします。また「弘智堂」が狭いため、即身仏拝観の人数を制限させていただく場合があります。

佐渡ヶ島と雄大な日本海が見渡せる絶景と、自然豊かな新緑の西生寺でのんびりとお過ごしください。どうぞ今後とも西生寺をよろしくお願いいたします。

住職が不在のため「即身仏拝観が出来ない日時」がありますのでお知らせいたします。

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【住職不在のため「6月末までの即身仏拝観」が出来ない日時】

◆6月7日(日):午前中休観。「法事」のため。
◆6月8日(月):午後1時より休観「組寺常例法要」出席のため。
◆6月13日(土):午前10時半より午後1時まで休観。「法事」のため。

◆6月20日(土):午前11時まで休観。「檀務」のため。
◆6月22日(月):午後より休観。「法事」のため。

◆6月24日(水):午後より休観。「檀務」のため。
◆6月28日(日):「定休日」
◆6月30日(火):午後2時で終了。「檀務」のため。

≪即身仏拝観≫
【拝観受付時間】:午前9時半〜午後3時最終受付
【受付場所】:駐車場「受付寺務所」でお申込みください
【拝観料】:大人(高校生以上)500円、小人(小中学生)300円

≪御朱印≫
住職不在時の「御朱印」は受付寺務所にて狃颪い浸罩爐箸覆蠅泙后(300円)

※「受付寺務所」、見学無料の「宝物堂」は通常通り開いています(28日を除く)。
※境内は無料で自由に参拝できます。
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ということでみなさんお変わりありませんか。6月1日(月)より、およそ40日ぶりに「即身仏拝観」を再開することとなりました。客殿の「第3期改修工事」も昨日よりスタートしました。

少しずつ日常が回復している気がしてうれしく思います。しっかりと感染予防をして少しずつ行動範囲を広げて、食料品買い出し以外の外出もそろそろ始めたいなあと思っています。

しかし外出自粛のあいだ、週に1度の「買い出し」以外は全く外出しなかった私です。最近はそのスーパーでさえ狄佑箸竜離爐筬爐会計爐覆匹撚燭と気をつかうことが多く、家に帰るとげっそりします。

以前ほど「気分転換に外出や外食をしたいなあ」とは思わなくなってしまった自分がいます。すっかり狒穗兇發蠡亮銑爐砲覆辰討靴泙辰燭里もしれません。

新しい生活様式。そう、決して新型コロナウイルス感染以前の日常が回復するわけではないのです。なんか結局「自分のお寺にこもっているのがいちばん居心地が良くて気が楽っ!」ってことになりそう。世の中に取り残されそうでヤバいです。

長い巣篭もりの間には、草取りの他にも住職と30年ぶりにいろいろなお部屋の大掃除と整理整頓をしました。(実家の母には「巣篭もりじゃなくて巣作りじゃないの」と言われました笑)

引っ越しもなく収納する部屋(=モノを隠す部屋)がたくさんあるお寺の「30年ぶりの本気の大掃除」は、時が止まったように古いモノがそのまんま置いてあって楽しかったです。

3年前に亡くなった園子ママが主に利用していた「納戸部屋」では、園子ママが買っておいた銘菓「鳩サブレー」の包装されたままの箱が何箱も出てきて、日付を見たらなんと22年前の1998年のモノでした。メロンやパインなどの相当に古い「フルーツ缶詰」も爆発寸前のパンパンの姿でいくつも出てきましたが、こっちは怖くて触れませんでした。

「納経所」からは1960年代のレトロな「東芝カラーテレビの正しい使い方マニュアル」が、さらに長老のお父さんが寺泊中学校の先生(英語)だったころの1954年(昭和29年)に出版された「記念アルバム」も出現。24歳のお父さんの姿はお初でした。(英語を教えずに生徒と相撲ばっかりとっていたというウワサ…)

私の「物置部屋」も負けてはいません(笑)。1990年代のいろいろな雑誌、30年前の結婚披露宴の時に使った巨大キャンドル(よく見たら50年後まで目盛りがついていた)、20代の頃の住職とジャイアント馬場(新潟県出身)とのツーショット写真なども出てきて大いに笑いました。

そして「庫裡の物置」からは大昔に西生寺が出した記念品の数々(余ったやつ)や「仏教聖典日本語版」が段ボール箱いっぱいに出てきました。

というわけでいま、夜のひととき仏教聖典をちびちびと読んでいます。わかりやすく説いたブッダの教えがこれまでより心に留まるのは、先が見えない不安な時代だからでしょうか。


過去は追ってはならない
未来は待ってはならない
ただ現在の一瞬だけを強く生きねばならない

他人の過ちは見やすく、己の過ちは見難い
他人の罪は風のように四方に吹き散らすが
己の罪はさいころを隠すように隠したがる

まことに世に「疑い」ほど恐ろしいものはない
疑いは隔(へだ)てる心であり
仲を裂く毒であり
互いの命を損なう刃であり
互いの心を苦しめる棘(とげ)である


(この文庫本サイズの仏教聖典は35年前の古い本ですが「仏教聖典を読んでみたい」という方には差し上げます。窓口でお気軽に声をかけてくださいな)



●画像左…新緑の樹齢800年大銀杏
●画像右…田植えが終わった地元野積集落(永代供養墓天翔園より撮影)

話はガラッと変わりますが、おそらく今後1年以上は気軽に海外旅行にも行けそうにないので各航空会社の「機内安全ビデオ」の動画を見て旅気分を満喫しています。各国のお国柄が出ていて面白いと思ったオススメは「全日空」の歌舞伎のやつと、この間利用した時(2月タイひとり旅)に思わず見入ってしまった「大韓航空」のK-POP人気アイドルグループのヤツです。ひと昔前のつまらなくて見る気もしなかったビデオとは一変した「機内安全ビデオ」の世界が面白いですよ。


2020/04/24(金)
★5月31日(日)まで「即身仏拝観」休観のお知らせ














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新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、「即身仏拝観」を5月31日(日)まで休観とさせていただきます。何卒よろしくお願いいたします。

西生寺住職 阿刀隆峰 合掌
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みなさんステイホームしていますか。西生寺は「即身仏拝観」も休観となり、ただいま寺務所も宝物堂も閉鎖しています。訪れる者もほとんどなく狹澆瓦發雖爐鬚靴討い襪茲Δ碧萋です。

緊急事態宣言が出て外出自粛となる中で先日「長老のお父さんの一周忌法要」が我々家族4人と山内の寺院のお坊さんだけでひっそりと執り行われました。

午後より始まった法要はお斎(食事)もなくあっという間に終了、お父さんの一周忌なのにこんなに簡単に済んでしまった事が信じられず、改めてコロナの異様さを思い知りました。

一周忌法要も終わり、少し気が抜けてなんとなく気分が乗らずの日々でしたがようやく「おてら通信」を書く気分になりました。同時に専業寺庭婦人の私がいますべきことは「おうちに居ることなのだ」とやっと実感がわいてきました。

私の職場「受付寺務所」にいることもなくなったので、晴れた日はとりつかれたようにひとり黙々と境内の草取りをしています。

変に物事を考えなくて済むし、外の空気は気持ちがいいし、気分転換にもなるし、そのうえ「境内がきれいになった!良い仕事をした!」という達成感まで得られます。

家にこもるようになってお料理に時間をかけたり、映画や読書、断捨離的な大掃除と人それぞれあるとおもいますが、私の場合はいまのところ草取りです。

「来客も気にせずひたすら草取りができる幸せ」
「エンドレスに草が取れる広い境内があってよかった」

生まれて初めて雑草たちに感謝です。


それにしてももしかしたら爛好謄ぅ曄璽爿爐眥拘戦となるかもしれません。

「おうち時間を有意義に過ごさなくちゃ」と思うとなおさらストレスがたまりかねないので、ここはもうがんばらないで自然の成りゆきにおまかせ、

「今は非常時なのだからとりあえず家に居るだけで良し。えらいぞ自分」

くらいに思って、いつも通りの日常を送れることに感謝をしながら住職と飼いネコと仲良くお寺のこもり暮らしを続けたいです。みなさんもそれぞれの立場でやれそうなことを実践して、コロナ感染の危機を乗り越えてゆきましょう。



●画像左
住職と私とで信者さんを接待中の庫裡で、一緒に座布団の上でくつろぐ飼い猫タビー。お客さまが来ると我々についてきて一緒に庫裡の部屋でおとなしく過ごし客人を和ませ、帰る時は一緒に玄関でお見送りをします。保護ネコだったタビーが西生寺に来て7年ちょっと、おてらのネコがすっかり板につきました。

●画像右
おもちゃやぬいぐるみがお供えされている水子さまの祠(ほこら)からコロンと転がり落ちちゃった爐未い阿襪澂爐任呂△蠅泙擦鵝なぜか大股を広げて床でもだえる飼い猫タビー。

人間のコロナ禍とは無縁の、いつも通りのマイペースを貫く飼いネコの存在がどんどん大きくなっています。そばに居てくれるだけで、姿を見るだけで心がほぐれてとっても落ち着きます。市場の株価は降下の一途だけど各家庭のペットちゃんの株は急上昇ですね〜きっと。


2020/04/18(土)
★当面の間「即身仏拝観」休観のお知らせ
新型コロナウイルスの感染増加に対する緊急事態宣言が全国に拡大され、新潟県でも不必要な外出の自粛要請が出されました。

これを受け、当山では感染防止のため「即身仏拝観」を4月20日(月)より、当面のあいだ休観とさせていただきます。何卒よろしくお願いいたします。


西生寺住職 阿刀隆峰 合掌


2020/04/01(水)
★4月「即身仏拝観」のお知らせ














ひさしぶりの「おてら通信」です。まずは住職が寺役などで不在となるため4月の『 即身仏拝観が出来ない日時 』をお知らせいたします。
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≪住職不在のため、4月の「即身仏拝観」が出来ない日時≫


◆4月19日(日):終日休観。「先代一周忌法要」のため。

【お知らせ】

新型コロナウイルスの感染増加に対する緊急事態宣言が全国に拡大され、新潟県でも不必要な外出の自粛要請が出されました。

これを受け4月20(月)より「即身仏拝観」は、当面のあいだ臨時休観とさせていただきます。何卒よろしくお願いいたします。



≪御朱印≫
住職不在時の「御朱印」は受付寺務所にて狃颪い浸罩爐箸覆蠅泙后(300円)

※「受付寺務所」、見学無料の「宝物堂」は通常通り開いています(28日を除く)。
※境内は自由に参拝できます(こちらも無料です)。
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以上です。よろしくお願いいたします。


みなさん、ご無沙汰しておりました。春らんまんの西生寺です。私は3月初旬にタイの旅を終え、無事に日本に帰国をしていらいこのご時世ですので自主的に外出を控え、毎日お寺にこもっていました。

旅をしているあいだにあれよ、あれよ、とコロナ感染が中国を飛び越え韓国を、そして欧州にまで広がりはじめ本当に驚きましたが、おかげさまで病気やケガもなく帰国できたことが一番でほっとしています。(じつは予定していた帰国便(大韓航空)がコロナで全て運休になってしまいました)

正直牴罎家にいるだけ爐任海譴曚桧妥抜兇鯤いたのは初めてです。

1か月ぶりに住職の夫や飼い猫タビーと過ごす「お寺での日常生活」は、旅の緊張からも解放され「もうどこにも行かなくていいんだ」という(笑)、本当に心底リラックスしてのんびりと過ごすことができました。

あっという間にこもり暮らしの3月も終わり、境内の桜がぽつぽつと開花をはじめた4月1日、冬期休観をしていた「即身仏拝観」を今年もスタートいたしました。

閉鎖していた「受付寺務所」や「宝物堂」も開けて、オフモードからオンモードにようやくスイッチが切り替わりフレッシュな気持ちで久しぶりの受付寺務所にいます。

それにしても3か月ちょっと前、昨年12月中旬にこの寺務所を冬期閉鎖した時に、現在の日本の、いや世界のこのような状況を誰が予想できたでしょう。まさに「世界が一変してしまった」という感じです。

世間ではコロナショックの打撃を受け大変な思いをされている方がたくさんいます。西生寺を取り巻く仏教界でも深刻度の度合いは違うと思いますが爛灰蹈覆留洞銑爐出ています。

3月20日に檀家さんが集まる「彼岸会」は中止。法事のほとんどが「とりあえず中止」に。(4月の予定を見ると見事に猖〇爐諒源がありません)今月予定されていた組寺の「常例法要」やお釈迦さまの誕生を祝う「花祭り」も中止が決定しました。

そして4月19日に予定していた長老さまの「一周忌法要」も、総代さんたちと話し合った結果、檀家さんの参加を見送り、規模が大幅に縮小され、我々阿刀家の遺族と関係するお寺さんのみの法要へと変更となりました。お斎(昼食)もなしです。

さらにフランスで暮らしている住職の姉夫婦(水上)の法要の参加もなしになりました。

「外出制限」が出て自宅にこもる生活を続けている姉の敬子さんは「日本に来たい」と言って、ぎりぎりまで航空会社や日本大使館に電話をしてねばっていましたが、感染拡大が収まらないこの状況では

「訪日はどう考えても適切ではないし、不可能」

ということで断腸の思いで日本に来ることをあきらめたのでした。(予定していた日本での個展も延期となりました)

もう仕方がないですね。コロナの影響をまったく受けていない人なんてこの世にいないのではないでしょうか。人類の危機、地球人の危機と言っても大げさではないかもです。

ちなみに当然ながら今年度は4月以降の拝観の団体予約もゼロです。

「こんな状況下で受付寺務所をオープンさせたところで、どれほどの方が西生寺に観光や参拝に来てくれるのだろう…」

なんて思ってしまいますが、ひとりでもお参りに来てくださる方がいるかぎり、いつも通りに「寺務所」を開けていつもどおりの事をすることにしました。

「仕方のないものは仕方がない。だって本当に仕方がないもん」

こんなふうに帰国早々あきらめて腹をくくってしまうと気持ちが楽になりました。あとは悪天で丸まって動かなくなるネコみたいに、嵐が過ぎ去るのをおとなしくじっと待つだけです。終息を祈りつつ。



●画像左…改修工事(第2期)が終わった「客殿」
●画像右…客殿の主、良縁の仏さま「愛染明王」

冬の間続いていた客殿の「第2期改修工事」がやっと終わり、最後にすべての床に真新しい「畳(たたみ)」が入りました。いま、客殿の前に立つと、ほわ〜んと狆のいいにおい爐ただよってきます。爐△里砲い爐辰篤本人には特別な匂いではないでしょうか。

格天井(ごうてんじょう)も新しくなりました。客殿にお祀りされている愛嬌たっぷりの「愛染明王」さまのハリのあるほっぺも、気持ちいつもよりぷくぷくと膨らんで見え、振り上げた両手が「わーいわーいやっと工事が終わって静かになったよ〜」という喜びのポーズにも見えます。

人間界が右往左往するなかにおいてもさすがは天上界、まったく動じぬ猴匹襪のない強さ爐魎兇犬詈さまはいいですね。拝むだけで心が落ち着きます。

※西生寺の愛染明王さまは、越後の戦国武将「上杉謙信」が御寄進されたもので猯姫錣諒さま爐巴里蕕譴討い泙后昨年夏の「第1期改修工事」では正面入口の扉などが新しくなり、良縁の仏さまにぴったりなハート型の「猪の目模様」も入りました。


2020/02/08(土)
★御本尊さま「御開帳」は10月4日(日)〜11月15日(日)














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◇◆12年に一度 秘仏御本尊阿弥陀如来「吉例大開帳」のお知らせ◆◇

【御開帳期間】:令和2年10月4日(日)〜11月15日(日)

天平5年(西暦733年、奈良時代)に開山した西生寺は、1287年もの長い歴史を有するお寺です。そんな当山の御本尊「上品上生阿弥陀如来仏」は「子年(ねどし)」の御開帳期間以外の12年間はずっと御厨子の扉が閉ざされたままとなっていて、そのお姿を拝むことはできない秘仏となっております。

今年は「御本尊阿弥陀如来」さまの12年に一度の御開帳の年です。

現世の安穏や極楽往生などなど大変ご利益のある御本尊「阿弥陀如来」さまのお姿をぜひこの機会にご参拝いただき狄瓦旅ぁ覆△)爐鰺遒箸掘△垢辰りとした清らかな気持ちになっていただければと思います。皆さまのお参りを心よりお待ち申し上げております。
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立春を迎えた今ごろから厳しい寒さの寒波がようやくというかついに訪れてしまいました。積雪はないですが、荒れた天候と久しぶりの氷点下の凍える寒さが身に応えます。

今年は秋に阿弥陀さまの御開帳がありますし、前回2008年の御開帳の時の画像を見つけたのでさっそく載せてみました。

●画像左はお姿を見せた阿弥陀如来仏の「印」を結んだ手元です。

「印」とは仏さまの手話みたいなもので、それぞれの仏さまによって結ぶ「印」の形とその意味が違います。

当山の阿弥陀如来さまは、9クラス(九品印)ある阿弥陀さまのうちの、最上級とされる「上品上生(じょうぼんじょうしょう)の阿弥陀如来仏」ですので、上品上生の阿弥陀さまならではの「印」を結んでいます。

阿弥陀さまの「印」の意味はずばり「極楽往生(ごくらくおうじょう)」。

「あの世へと旅立つ爐修了爐来たら極楽浄土からお迎えにあがりますよ。あらゆる衆生の民を極楽浄土へと導き救済しますよ」という意味です。

御開帳期間中は、このように印を結んだ両手に赤い紐が結ばれ、この紐は五色紐となり本堂の外まで伸びています。参拝者が紐に触れると阿弥陀さまに触れたことになり御利益がいただけるというわけです。

●右の画像は御開帳初日の「開白法要」の様子です。

「客殿」より僧侶が列をなしてさらに高い敷地にある「御本堂(阿弥陀堂)」へと境内を練り歩く様子です。私がこの画像を選んだ理由は、行列に朱色の特別な法衣を身にまとった晴れ姿の、今は亡き長老のお父さんを見つけたからです。(中央の人物)

12年前のお父さんといえば77歳。当時「へえおらった(自分と妻の園子)、これが最後の御開帳だてばね」と家族の食卓でにこやかに話していたお父さん。母は3年前の4月に亡くなり、父は今年の4月が一周忌です。

「本当にふたりにとって最後の御開帳だったんだなあ…」

と、12年前のこの画像を見て犖亀い覆佞燭雖爐鮖廚そ个契擇覆気こみあげてきました。このころのお父さんは庫裡の縁側で横に園子ママを置いて?夫婦で世間話をしながら寒風摩擦をしてたっけなあ…。

私も「次がある」なんて考えないで、今年の秋の御開帳をつつがなく迎えるための準備に全力投球、晴れやかな気持ちで阿弥陀さまと12年ぶりの再会を果たし、阿弥陀さまとともに過ごす特別な時間を大切に過ごしたいと思いました。

西生寺には個性的なキャラクターの仏さまがたくさんいらっしゃる中で、阿弥陀さまは正統派中の正統派の仏さまです。

さすがは如来さま、御本尊さまという感じです。性格はとてもおだやかで物静か。貫禄たっぷりの金色のお姿は、何事にも動じず私たちの迷える心を救い、安心とやすらぎを与えてくれる慈悲のオーラに包まれています。


ということで「阿弥陀さまのお話」も今回はここまでとし、新潟に遅い真冬が訪れたところで、今年もまた1か月ほど南国タイに猗魎┐里劼箸衫広爐暴个泙后従って「おてら通信」は春までしばらくお休みいたします。

新型コロナウィルスの感染が日増しに拡大をしている中での旅行はちょっと不気味でいやな感じがしないでもないですが、一年に一度きりの休暇ですし、旅行者のいないド田舎に潜伏して、お寺参りや大好きなメコン河でものんびり眺めています。

マスクと文庫本をスーツケースにつめこみ、ウイルスと野犬と腰に気を付けて元気に行ってまいります!


2020/01/15(水)
★冬ごもり














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◇◆秘仏御本尊阿弥陀如来「吉例大開帳」のお知らせ◆◇

今年は「御本尊阿弥陀如来」さまの12年に1度の御開帳の年です。
下記の期間を予定しております。皆さまのご参詣を心よりお待ち申し上げております。

【御開帳期間】:令和2年10月4日(日)〜11月15日(日)
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例年なら雪になるのに、今年はどんよりとした鉛色の空から降るのは猯笋燭けとみぞれ爐箸いζ々が続く沿岸部の新潟です。この時期に牘の降る音爐聞こえるなんてありえないことです。

重労働の雪かきや危険な凍結もなく、新潟の冬が大の苦手な私には大変ありがたいのですが、雪不足で困っている地域やお仕事もあるのでちょっと複雑な気持ちです。


さて、檀家さんが集まる「年始会」も終わり、忙しかった年末年始も過ぎ去り、「駐車場受付寺務所」も「拝観」も春までお休みなので、ようやく冬ごもりの「だっくらオフシーズン」が始まりました。

午前中から夕方までの「受付寺務所勤務」(無休)がないおかげで、部屋にこもって好きなことをしたり、スーパーの買い出しが日中に堂々と行けたり、好きなだけ台所に張り付いて煮込み料理ができたりすることは爛フシーズンならでは爐了間の過ごし方です。

今季は例年のように積雪や吹雪に閉ざされて「ひとっこひとり来ない静寂のお寺暮らし」という状況にはなく、冬眠中のクマみたいな爐匹辰弔蠹澆瓦發蟯境爐郎のところありません。

身の回りに積雪がなく、しもやけが1ヶ所もできないまま、このまま冬が越せるならこんなに楽で助かることはないのですが、この先どんな展開が待ち受けているのやら…。

毎朝外に出る時、新調した雪かき用スコップやスノーブーツが新品のまま玄関で出番を待っているのを見ると「このまま雪かき無しでいけるかも?(期待)」と「いやいやそんな越後の冬は甘くないでしょ(疑心)」が毎回心の中でぐるぐると葛藤するのでした。



●画像左…1月3日「年始会」の総会の様子
庫裡で行われた総会。集まった檀家さんを前に年頭のあいさつをする住職。

●画像右…新年の「阿刀家」の様子
群馬より、吹きガラスと手作り帽子の「六箇山工房」を運営している妹夫婦が、フランスより自然派ワインに携わっている甥っ子兄(29歳)と、甥っ子の幼なじみの大親友がそろって来山し、とっても賑やかで楽しいひと時を過ごしました。

実家といえども長老と園子ママはもうこの世にはいないけれど、こうしてこれまでと変わらずに、きょうだいや甥っ子が寄り付いてくれるのはうれしいものです。(画像左よりガラス造形作家のカナメさん、甥っ子兄の貴翔、甥っ子の大親友のかずちゃん、住職の妹の帽子作家のひろみさん)


2020/01/01(水)
★子年(ねどし)は西生寺にとって特別な一年です。


















皆さま新年明けましておめでとうございます。
本年も西生寺と「おてら通信」をどうぞよろしくお願いいたします。

ことし一年が皆さまにとって無病息災、家内安全、病気平癒、各願成就、すばらしい年でありますよう心からお祈り申し上げます。


「歳徳さま(掛け軸)」にお経を唱える住職と一緒に手を合わせ、これを食べないと年を取れないという倏取り魚爐痢岷引き鮭」を食べ、無事に新しい年を迎えることができました。

今年の日本の、いや世界最大のイベントといえば夏の「東京オリンピック」ですが、当山にとって子年(ねどし)の本年は爍欧牒爐梁臉擇聞垰がある特別な一年です。

ひとつは、当山西生寺の御本尊「阿弥陀如来さま」の12年に一度の御開帳の年です。

本堂の「阿弥陀堂」は外からお参りはできますが、御本尊さまはお厨子に御安置されていて、ふだんは扉が閉じられているのでお姿を拝観することはできない猗詈爐箸覆辰討い泙后

西生寺では昔から12年に一度、子年(ねどし)に御本尊さまの「子年吉例大開帳」を行ってきました。

なぜ子年(ねどし)なのかというと「子年は豊作や子孫繁栄などの縁起の良い年といわれているから」だそうです。

「御開帳期間」は秋の10月4日(日)〜11月15日(日)を予定しています。10月4日(日)は「開白法要」を開催しますが、詳細は追ってご案内いたします。


もうひとつは、こちらも12年に一度、子年に行われる「弘智法印即身仏さまの御衣替え」です。弘智さまが12年間身に着けていた着衣を新しいものに取り換える儀式です。

弘智さまの大信者の方が毎回施主となり、即身仏のサイズに合わせてオーダーして生地から染めて作った狷鍛蹐琉瓩箏矯性爐鯔莢鸞靴┐討ださるのです。

「御衣替え」は阿弥陀さまの御開帳とは違ってオープンにせず、お堂を締め切り施主と住職のみでひっそりと行われます。

寺庭の私ですら、その様子を見ることは許されません。4時間ほどかかる儀式のあいだ、ひたすら待っているしかありません。

御本尊「阿弥陀さまの御開帳」も「弘智さまの御衣替え」も私は今年で3度目となります。

12年に一度の行事なのに3度目なんて「自分、何年西生寺にいるんだ?」って今、思いました(笑)。(1度目25歳、2度目37歳、今年49歳です)

4月には長老さまの「一周忌法要」もありますし、阿弥陀さまの御開帳で募った御寄付で「客殿屋根の修繕」や「畳替え」などの事業も控え、いろいろと忙しくなりそうな一年です。それを口実に?真冬のオフシーズンはだっくらと過ごし、体力気力を温存したいと思います。



●画像左…檀家総代さん作「子年のネズミの切り絵」
毎年「新年の干支の切り絵」を総代さんよりいただいています。秋ごろから作り始め、約200枚も作るそうです。

●画像右…元旦の朝「雪化粧の西生寺」
新年の朝に久しぶりの雪が降りました。モノクロ写真ではありません。冬型特有の灰色の世界です。


●恒例?檀家総代さん直伝:「子年・ネズミについての豆知識」
切り絵の裏面は「豆知識」がぎっしり印刷されています。先日、総代さんの了承を得たので紹介したいと思います。ちなみに私にとってネズミは、飼い猫タビーのおかげで一番身近な小動物です。

ネコを飼う前、一度だけ家の中でネズミが大発生した年があって、その時はなぜか住職のジーンズのポケットが「ネズミの食料庫」になってしまい、細いかりんとうが数本入っていて、ふたりで大笑いした思い出があります。

◎十二支の最初の干支(えと)、ネズミとは?
ネズミは、ネズミ目ネズミ科に属する哺乳類。一部の地域を除き、地球上に広く分布・生息するネズミは、その種類も1800にも及ぶといわれます。繁殖力が強く「ネズミ算的に増える」という言葉もあり、一回に20匹近くの子を産む種類もあるようです。

◎子年(ネズミ年)生まれの人の性格は?
・素直で正直で人付き合いがよく、働き者です。表面上は落ち着いて見えるものの、内面は怒りっぽい面がありますが、顔に出さないので穏やかな人と思われることが多いです。
・頭脳明晰な人が多く、明るく、社交的です。にぎやかなことが大好きで、周りに人が集まってくるタイプです。ただ、好き嫌いが激しい面があり、人を選びます。
・友達や同僚、家族を非常に大切にします。そのため、他人のプライベートの問題も自分のことのように首を突っ込むため、お節介な人と思われることもあります。
・環境適応能力が高く、どんな職業に就いても成功します逆境に強い面も持っていて、どんな問題が起きてもあわてることなく対応します。

◎子年生まれの有名人は?
北島三郎、森山良子、由紀さおり、マツコ・デラックス、片山愛之助、常盤貴子、黒木瞳、木村拓哉、中居正広、長嶋茂雄、赤川次郎など。


2019/12/24(火)
★今年もありがとうございました。














西生寺の年末の風物詩、目の前の日本海で獲れた鮭で作った大きな「塩引き鮭」のカナ(オス)が2匹、軒下に吊るされました(画像右)。惚れ惚れするほど恐ろしい形相でぶらんぶらんと寒風に揺れながら大晦日めざして熟成中です。

皆さんもそうだと思いますが、毎度ながらに忙しい師走を過ごしています。今年は4月22日に長老のお父さんが90歳で亡くなったので阿刀家としては狒喘罩爐覆里任垢、西生寺としてはいつもの正月を迎えるために爐年賀や年始会の準備爐破擦靴ふだんと変わらない年の瀬となっています。(2年前の園子ママが亡くなった時もそうでした)

暖冬で今のところ積雪ゼロ、氷が張ったり手がかじかむような厳しい寒さもなく大変ありがたいです。しかしこれからが冬本番。気が抜けないのです。暖冬はネズミが出没するらしく、飼い猫タビーは毎晩が「ねずみ収穫祭」です。張り切って私のところに持ってくるのでこちらも気が抜けません。

それにしても一年はあっという間。昨年の今ごろは「平成最後の〇〇」とか言ってましたっけ。4月の新元号発表と即位に世間は沸き、お祝いムードのGW(10連休だった!)は「平成から令和の御朱印」で当山も忙しかったなあ…。

しかし秋に集中した台風災害の被災地の復旧は現在進行形だし、首里城は全焼してしまったし(ショック)、6月18日(火)夜には新潟県北部(山形県境)で大きな地震があり、我々の暮らす野積地区でも深夜「津波警報」(津波到達時刻)が繰り返し不気味に鳴り響きました。

「そんなこともあった」「あの頃が早くもなんだかなつかしい…」とのんきに思えてしまうのはありがたいことなのかもしれません。

そんな今年一年を「西生寺(阿刀家)の出来事」で振り返ってみます。

・暖冬少雪のありがたい越冬。(その前の年が記録的な寒波とドカ雪だったので拍子抜け)
・3月下旬、ずっと寝たきりの長老さまが口から飲食できなくなり点滴となる。

・4月11日、園子ママの「3回忌法要」。村のカフェレストランを貸し切ってお斎(とき)。
・4月22日、長老さまが入所中の施設で静かに息を引き取る。享年90歳。
・4月25日「お通夜」、26日「告別式」を当山西生寺で執り行う。

・5月、客殿の扉を改修してハート型の「猪の目模様」が完成。
・6月4日、長老さまの「四十九日法要」。

・7月、飼いネコが「急性毒物中毒」で緊急入院し一命をとりとめる。境内の毒草摂取か?
・盆前、住職が境内の雑木を伐採中に10ケ所以上もハチに刺され、ふらふらになる。

・8月、長老さまの「新盆」。精霊棚にお父さんと園子ママの好物をお供えする。
・気温40度越えの日、パソコンが壊れる。新しいのに買い替え、慣れるまでひと苦労。

・10月、弘智講の後に有志の「奥の院調査隊」が12年ぶりに奥の院へ。隊長は総代さん。
・台風18号・19号の暴風で「樹齢800年大銀杏」の大枝が2度続けてぼっきり折れる。
・秋、アメリカ人団体御一行さま来山。松尾芭蕉を研究しているとのこと。

・11月、私が腰を出して(ヘルニア系腰痛)激痛で動けなくなる(完治に2週間以上)。
・秋冬2回、北欧デンマーク人団体御一行さま来山。団体名は「村上春樹ツアー」なり。

・12月、実家に「里帰り」で相当久しぶりに高校時代の親友3人に会う。楽しかった!
・飼い猫タビーが受付で猫好きの参拝客に毎日なでなでされ、立派な「看板ネコ」に成長。


とまあこんなところです。大好きだったお父さんがこの世を去り、喪中のなか住職がハチに刺され、飼い猫タビーが毒草を食べて死にかけ、愛用のパソコンが壊れ、大銀杏の幹級の枝が折れ、私が腰を出して動けなくなる…

なんだかあまり良い事がなかったようにも感じる一年ですが、地味だけどそれなりに充実していた一年だったとも思います。いろいろありましたが仏さまの御加護でこうして元気に年の瀬を迎えることができました。感謝です。

皆さんはどんな一年だったでしょうか。今年も一年間「おてら通信」を読んでくださり本当にありがとうございました。どうぞ良い年をお迎えください。



●画像左…「新潟古町いまむかしカルタ」より当山が兼務する「弘願寺」の爐貝
年末にうれしいプレゼント。新潟市歴史博物館と市内の小学校が協力して制作したカルタが届きました。新潟市中心部の歴史のある「古町(ふるまち)地区」の歴史を児童が学んで歩き、寺社や子供目線で見つけた気になる風物をカルタにしたそうです。

繁華街ふるまちのど真ん中にある弘願寺の「大きな弘法大師像」はインパクト絶大!大人も子供もお寺の前を通ると一度は見上げずにはいられないのです。写真に収める人も後を絶ちません(笑)。(お寺の向かいは有名なラーメン店「白寿」です)

御本尊「不動明王」の日である毎月28日午後1時より「住職の法話」と「護摩供法要」を行っております。どなたでもご自由にご参拝いただけます。買い物途中に「お、めずらしく開いているぞ」とふらりと立ち寄る方も多くいらっしゃいます。

●画像右…寒風で旨味を増す新潟の年取魚「塩引き鮭」
喪中なので正月料理はいっさい作りませんが「塩引きだけはどうしても食べたいっ!」(by住職)ということで用意しました。


2019/12/01(日)
★即身仏拝観「冬期休観」のお知らせ














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12月9日(月)より来年3月末までのあいだ「即身仏拝観」と「宝物堂見学」は狹澳休観爐箸覆蠅泙后C鷦崗譴痢崋付寺務所」も閉鎖されますので、冬期間の御朱印やご供養等の受付は、大きな屋根の「客殿」正面脇にあります庫裡の「納経所」で行います。

【即身仏拝観・宝物堂見学】:3月末まで「冬期休観」です。
【御朱印】:住職不在時の「御朱印」は狃颪い浸罩爐箸覆蠅泙后(300円)

【境内参拝】
:自由です。積雪量によっては参拝路が雪で通行止めになります。
(なるべく「水子さまエリア」だけは真冬でもお参りができるように努めます)
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【12月8日(日)までで住職不在により「即身仏拝観」ができない日時】
◆12月4日(木):午後より休観。
◆12月7日(土):午後1時半より休観。
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以上です。よろしくお願いいたします。

本格的な冬の到来を迎えて新潟県内の平野部でもついに初雪が降りました。今年も残すところ1か月となり早くもこうして「冬期休観」のお知らせをする時期となりました。

その年によってドカ雪だったり暖冬だったりと、お寺を取り巻く「冬の状態」はさまざまですが、いずれにしろ暴風や悪天続きの越冬は倏β僂竜╂甅爐吠僂錣蠅覆「弥彦山スカイライン」が雪のため春まで閉鎖されて参拝者も途絶える冬は毎年、西生寺も冬ごもりです。

それとおかげさまで痛めた腰は順調に回復しました。一時はどうなるかと思ったけれど、治るなんて半信半疑だったけれど、薬のサポートを受けつつ自分自身の(人間の)治癒力にはほんと感心させられました。

そして今回のヘルニア系腰痛の一件で私はひとつ犹箸┐訖軍稱朖爐魍个┐泙靴拭ズバリ、

「腰が出る」

です(笑)。さまざまな事情によりさまざまな症状で腰を痛めて動けなくなってしまう事を、新潟弁では全てひっくるめてたったひとこと「腰が出る」と言います。これがかなり便利なワードなんです。

「腰が出た」「腰を出した」

いちいちあーだこーだと説明をする必要はゼロ。このワンワードで新潟の人は瞬時に一大事を察し「それはせつないねえ。無理しなさんな、お大事に…」と最大限の同情を込めていたわりの言葉をかけてくれます。

またウワサをする時も簡単です。

「あの直子さんが腰を出したんだって!」
「へええーー」

日常の会話をシンプルに簡潔な言い回しに進化させた「方言」の良さを再認知しました。


さて、先月、フランスの甥っ子弟の貴能(28歳、オステオパス(整骨整体師))が大学時代の友人というフランス人の男の子3人を連れて西生寺に遊びに来てくれました。

外国人旅行者専用のJR乗り放題のパスを利用して、東京、広島、神戸、京都、金沢、新潟、東京と、4人で2週間ちょっとの「日本周遊旅行」だそうです。

この日は金沢から列車を乗り継ぎ、午前中に旅館にチェックインを済ませたあと、タクシーを利用して来てくれました。そういえば甥っ子が金沢からの電話で「奮発して岩室温泉でいちばんの高級和風旅館をフランスで予約したんだ」と言っていたっけ。

話を聞くと、4人は同じ大学の同期の子たちでした。甥っ子が通ったパリ郊外の「オステオパシー専門大学」で6年間、売店の2ユーロの犒礇泪坤丱吋奪肇汽鵐畢燹覆△譴魯僖鵑犬磴覆い氾時甥っ子は言っていた)をかじりながら共に学び、国家試験に合格してオステオパスになったのです。

つまり、甥っ子を含め私の目の前にいるフランス人の青年たちはみんながオステオパス(整骨整体師)だったのです。

日本人経営のラーメン屋のバイトをやめて(副店長まで上り詰めたらしい)、パリ市内に「クリニック」を開業してオステオパシーひとつでがんばっている甥っ子と同じく、友人の3人も独立してパリや近郊でクリニックを経営しているそうです。

ひとりが2度目の来日、2人が初めての日本ということですが、全員が「日本が大好き!」とのこと。(ひとりは完全にマニアックな日本オタクで、京都で1本4万円もする猝狼柴本刀爐鬘核椶眷磴辰燭修Δ任后)

「日本のどこが好きなの?」と素朴な疑問をしてみると、
(彼らの言ったままを並べてみます)

・すばらしい日本食を本場で食べる幸せ、神戸ビーフ、とんこつラーメンLOVE
・日本の地形は南北に長いので地方ごとに個性があり、独自の食文化があること
・歴史を感じさせる寺社仏閣、仏像、日本庭園、日本家屋、古い街並み
・西洋とはまったく違う日本独特の伝統芸能や美術の数々、和装
・フランスでも大人気の漫画アニメやコスプレなどのポップカルチャー
・日本人は親切、道路や街が清潔、治安がいい、平和

日本人なら当たり前の裸で入る温泉、和風旅館の畳の部屋や布団で寝ることも、我々が思っている以上にとってもユニークでわくわくする異文化体験なのだそうです。

先に旅館にチェックインを済ませてタクシーで来た4人ですが、なぜか手にはコンビニの袋をたくさんぶらさげています。Why?

聞けば「半分はこれからお寺で食べるお昼ご飯。のこり半分は宿で食べる夜ご飯」というではありませんか!

岩室温泉でいちばんの高級和風旅館に宿泊するのに、夕食はコンビニ弁当???

なんと「夕食なしの一泊朝食付き」プランを申し込んだのだそうです。しかも朝食だけなのにけっこうなお値段じゃありませんか。ああ、もったいない。

「せめてコンビニ飯じゃなくても、温泉街にもいろいろおいしいお店もあるのに…」
と言うとズバリ「節約!」との返答。

「君たち、節約するところが違うだろー」

と私は叫んでしまいました。笑



●画像左…黄葉の「樹齢800年の大銀杏」
●画像右…甥っ子とフランス人4人組
昼も夜もコンビニ飯ではあまりにかわいそうなので、お昼にあり合わせで「肉雑煮」を作りました。おもちはひとり2個。甥っ子以外は爐餅初体験爐箸で、お餅がスティッキーにびよーんと伸びるのを不思議がっていました。

このお餅が、初体験のフランス人にはかなり爐匹辰弔雖爐箸たようで(たった2個なのに!)私が部屋に顔を出した時、甥っ子以外はみんな画像のように「満腹」すぎて伸びていました(笑)。


【おまけ話】:日本の整体や接骨院とオステオパシーの違い
日本ではオステオパシーはマイナーですが、欧米ではポピュラーです。日本国内にオステオパシーの資格を持つオステオパス(施術者)は300人程度しかいないそうです。
肩こりや腰痛、頭痛などを緩和させるマッサージ的な要素もありますが、オステオパシーは患者さんとの「問診」と「触診」をとても大切にします。患者さんの体を手で触診して体の不調の原因を突き止めてから「施術」します。欧米では体に不調を感じた場合、まず行きつけのオステオパシーへ行って診てもらい、先生にアドバイスをもらってから病院へ行く、というのが普通です。


2019/11/17(日)
★晩秋の西生寺で…














もみじの紅葉と落ち葉のピークを迎えた晩秋の西生寺です。毎日激しく?落ち葉掃きをしたためか思いっきり犢爐鯆砲瓩討靴泙い泙靴拭ここまで深刻なのは20代の時に椎間板ヘルニアをやって以来です。

何をするにも電気ショックのような犢が抜ける激痛爐走り日常生活が一変、受付の仕事もやっとこ、キーボード打つのもやっとこの情けない状態で、楽しみにしていた寺庭婦人仲間の「女子会」も泣く泣くキャンセルをしました。

靴下も自分ではけないし、寝起きの時の激痛といったら!観念して夫に連れて行ってもらった整形外科の診断の結果、以前ヘルニアで患った場所、背骨と背骨のすき間が炎症を起こし神経を刺激しているとのことでした。

スポーツをしている人に評判の良い整形外科のその先生は、ジョギングを趣味としている私の筋肉を調べてくれました。すると先生もびっくりするくらい筋肉がめちゃくちゃ硬いことが判明。

筋肉が硬いと、しなやかじゃないぶん衝撃やねじれに弱く、運動でちょっと無理をすると肉離れやねん挫、除雪やかがんだ姿勢などで腰を痛めたりしやすくなってしまうのだそうです。

何もかもが身に覚えのあることばかり。私は風邪もひかないし胃とか内臓系は丈夫だけど、軽いねん挫と腰痛、寝違えはしょっちゅう。そもそも20代のヘルニアも当時最盛期だったゴルフをしたいからとスイングの練習をしていて患ったものでした。

良い筋肉は爐靴覆笋爐覆里世修Δ任后0賣のアスリートの筋肉はほんとうにしなやかなのだそうです。自分の体が硬いのは知っていたけど、硬い筋肉がケガをするリスクを高めているなんて事は考えたこともありませんでした。

最後に整形外科の先生に「長年の日課となっていたジョギングができないので毎日張り合いがない」と言ったら、

「気持ちすごくわかります。絶対に治るから、今はイメトレ(イメージトレーニング)をしっかりとしましょう」

と、まるで故障したアスリートに言うように笑顔で言ったので笑ってしまいました。おかげで「痛いし不甲斐ないし不安だし…」とがちがちだった狄瓦龍敍″が久しぶりにほぐれました。

体の筋肉は硬くても心はしなやかな人間でいたいです、ね。

というわけで、園子ママの遺してくれた「花柄のオシャレなグリーンの杖(つえ)」が立ち座りの時に大活躍しています。園子ママが「直子さん、せつないけどがんばって」とそばで見守ってくれているような気がします。しばらく園子ママと同行二人です。



●画像…境内のもみじの紅葉
オレンジ色のもみじは、よく見ると「冬囲い」が施されています。庭師さんが一週間かけて境内じゅうの樹木の冬囲いを終えたばかりです。雪国の新潟では着々と「冬支度」が進んでいます。


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