西生寺 おてら通信

◆即身仏霊場西生寺 おてら通信◆

このホームページを制作管理しておりますわたくし、住職の妻によって発信されるページです。西生寺からのお知らせや、お寺での暮らしの中で感じた事、お寺とは全く関係のない話など、肩の凝らない内容を毎回少しづつ、気ままに更新していく予定です。


2018/02/06(火)
★「おてら通信」春までお休みのお知らせ














寒波来すぎっ!! 今朝も玄関を開けたら車がすっぽりと雪に包まれていました。前回の「おてら通信」から今日までに、水を出していたにもかかわらず次々と爍汽所爐眦犒襪靴真綟惨匹破裂、いつも使っている洗濯機の部品も破裂して、共同浴場に長い年月忘れ去られていた旧式の「2層式洗濯機」が爐泙気の大活躍爐任后

今年の冬は本当に厳しいなあ…。そしていま私は「雪かき」もまともにできないトホホな状態におかれています。

なぜってそれは久しぶりの外出となった先月28日、新潟市内にある兼務寺「弘願寺」の狃乕堝阿気洵爐了に、繁華街のつるっつるっの歩道で転んでしまい、両手首を爐佑鵑境爐靴討靴泙辰燭らです。

住職の夫には「信じられない。気を付けて歩いて転ぶヤツがあるか」とあきれられましたが、市内全域があれだけ犂萎なアイスバーン歩道爐録誉現蕁 絶対に転ばないように、神経を集中させながら、一歩一歩気を抜かないで慎重に歩いていたのにダメでした。

私って昔から雪道歩行が苦手なんです。っていうか、新潟の人って雪道を歩くのが本当に上手いです。若い人はもとより、おばあちゃんにも背後からぐいぐい追いつかれて抜かれまくり。つるつるなのに平気で自転車に乗っている人とかもいてもう目が点ですよ。びっくり。

ま、転倒するも「両手首ねんざ」程度で済み、少しずつですが湿布で回復してきているのが救いです。みなさんもくれぐれもお気をつけください。(というわけで「雪かきダイエット」は実行する前に中止に…)


さて、今年も、昨年一年間「無休」でお寺の仕事をがんばったごほうび、自身唯一の休暇となる恒例の「1ヶ月ひとり旅inタイランド」が目前となりました。

がしかし、今年ほど気分が盛り上がらない猝楞悪爐發覆い任后

バスの移動を繰り返し町から町への旅なのに、誰にも頼らずに大きな荷物を自分で持ち運び(上げ下げ)しなければならないのに、直前に猯昭蠎鵑里佑鵑境爐箸いΕ▲シデントに見舞われたうえ、

「それ以前の問題」として、強い寒波の影響で案の定「新潟空港」は猴銅呂里覆し膵勠爐続いているからです。

「そもそも予定通りにタイに行けるのかさえあやしい…」

「そもそもこんな時期に新潟発の大韓航空にしたのがうかつだった…」

という状態では盛り上がるはずもありませんねー。ま、仕方がないです。もし欠航となり、振替便の犇席待ち爐任靴个蕕西生寺に留まることになりましたら、この「おてら通信」で「追伸」します(笑)。

ちなみにMyフライト、大韓航空「新潟発→ソウル乗り換え→チェンマイ行き」は『平昌(ピョンチャン)オリンピック』開幕日です。

「冬季オリンピック」といえば、今回も含めると7大会連続「ひとり旅の最中」で、期間中一度も日本にいたことがありません。旅をするのは東南アジアなど南国ばかりなので「冬季五輪」は無視して報道もなく、私はいつも帰国後に終わったオリンピックの結果をまとめて知ることになります。


しかし時代も進化して今の時代、知ろうと思えば世界中どこでも狠里蠅燭ぞ霾鶚爐鬟螢▲襯織ぅ爐貌手できるようになりました。旅先では国籍問わず、ほとんどの旅行者がせっせとスマホをいじっていますが、私はスマホやパソコンを持参して旅をしたことは一度もありません。

爛縫紂璽垢笋△蕕罎訃霾鵑ら一切遮断された日々を解放的に過ごす旅爐好きです。

私なんかは「休暇で過ごしている旅先ぐらいはネット情報を含め爐垢戮討里靴らみ爐ら解放されたい」って思うのですけど、こんなのってきっと少数派なのでしょうね。

(たまーに旅先で出会ったツーリストが、自身のフェイスブックを開き「自分の旅の軌跡」を熱心に見せてくるという展開がありますが、ああいうのはちょっと…(笑))

ですので、有り余る自由時間が魅力の爐劼箸衫広爐里供は読書。文庫本10冊を順に読み捨てながら、3泊ずつくらいの移動でゲストハウスに泊まったり、ホテルに泊まったりの旅を続けます。

狎濯をした爐箸爛丱垢離船吋奪箸買えた爐世韻如嶌Fはいい仕事をしたなあ!」と思え、「夕ご飯は何を食べようかなあ」と猖萋のおいしいごはん爐鮹羶瓦棒こΔまわり、気ままでゆる〜い日々を地方の田舎町でだっくらと過ごすうちに、

「世の中がどうなっているかを敏感に知っていなくてもどうってことないじゃん」

っていう境地にいたり、日本で暮らしている時に抱いている牴礎祐儉爐一掃されます。

脳内に蓄積されまくった余計な情報が消去されて、ついでに「あれも欲しい、これも欲しい」という狷本円の物欲(ネットショッピング他)爐らも解放されて、すっきりとした心地良さが味わえます。

旅先から1、2度、最低限の「安否確認」的な電話しかしないというような旅なので、今回もきっと帰国してすぐに「私のいない間に何か事件やニュースはあった?オリンピックはどうだった?」みたいな会話を、空港に迎えに来た夫と交わし爛廛善催臑析叉な爐砲劼燭襪里ちょっとした楽しみです。


(東日本大震災の時は「夫婦旅行」でタイにいましたが、テレビ好きな夫がホテルでNHKプレミアム放送をつけていたおかげで知る事となり爐△猟吐髪覗爐望弖發鮗け、旅行どころではなくなり3日後に帰国しました。この時も新潟発着の大韓航空で、成田や羽田は閉鎖されていたので、逆に新潟で助かりました。ソウルの空港「新潟行き」の出発ゲートで、災害状況を伝える貴重な「日本語の新聞」を、私を含め帰国する乗客同士で回し読みしたことを鮮明に覚えています)


ということで、予定通りに飛行機が飛んで見事に?タイへ行けたなら、次回の「おてら通信」更新は帰国後の3月下旬になります。早春のころ(窓の外の降り続く雪と雪深い景色をみていると「春」という文字に超違和感あり)、「旅報告2018」でお会いしましょう。それでは行ってまいります。



●画像左…降り続く雪で外出ができず、不満げな表情の飼い猫「タビー」(メス/5歳)
●画像右…「おてら通信」初登場!実家の新しい飼い猫「ラムダ」(オス/じきに1歳)

ぐうぜん 我が家と船橋の実家の飼い猫が同じ爛ジトラ猫爐砲覆蠅泙靴拭繊タビーは私の旅行中はかかりつけの動物病院の「ペットホテル」に今年もロングステイです。ラムダは完全室内飼いの都会派ネコ。毎日お母さんに遊んでもらう事(=運動)が朝晩のご飯よりも好きなやんちゃ盛りのネコです。


2018/01/23(火)
★冬籠りin 西生寺














東京も4年ぶりの大雪で大混乱でしたが、新潟も凍える寒さと雪の毎日です。今年の冬はしっかりと寒く、しっかりと雪が降り、そして荒れた天候「冬型(寒波)到来」のサイクルが早いという、日本海側の住民としては辛く厳しい冬となっています。

1月11日から始まった爐△梁臉祗爐ら今日までのあいだ、一度だけ車でスーパーに買い出しに行っただけで爐劼燭垢蕕寺に籠りっきりの生活爐続いています。

村から離れた弥彦山の中にあるお寺なので、音もなく雪が降り続いたり、積雪におおわれてしまった日の犖瀕感爐呂發里垢瓦い發里あり、訪ねて来る者もほとんどなく、外部と遮断された暮らしは文字通りの「冬籠り」です。

「こんな時代に正真正銘の狹焙討雖爐覆鵑得立するんだなあ…」

ネコをひざに乗せて暖をとりながら、静かにじっと息をひそめているみたいな暮らし。


雪国ニイガタに暮らす者の宿命なので、厳しい冬に対して犧┐澆弔蕕澂爐鮓世辰討發覆さら気分が落ち込むだけなので「極寒の雪国だから良かった!」みたいな事をちょっと考えてみました。

1、「仏花」や花瓶に生けた「花」がまったく傷まず、超〜長持ちする!
(1ヶ月くらい平気で花がもつのでとっても経済的。まるで花が仮死状態になってしまったみたい)

2、冷蔵庫より寒いお寺の広い台所は「食べ物」を外に出しっぱなしでもまったく平気!
(煮物とか夏場は冷蔵庫に入れていても傷むのに、安心して出しっ放し!面白いくらい出し放題!冷蔵庫にしまう意味がないという暮らしは面白い)

3、週に一度しか出せない「生ごみ」が臭わなくてうれしい!
(夏は冷凍とかして狃さを防ぐ対策爐いろいろ大変なのに、生ごみがフンともスンともいわない。フタもあけっぱなし)

4、お寺が「冬期オフシーズン」なので受付寺務所の出勤もなく、毎日が休日状態!
(拝観も休み。雪は参拝者も来客も途絶えさせ、閉鎖的な暮らし=自分時間を満喫できる。考えたら雪のおかげでお寺もヒマになり、私は毎年「ひとり旅」ができるわけなのだ)

5、天候が荒れて運動不足になる冬に「雪かき」は最高のダイエット!
(「二段仕込みの技」とか攻略法を考えて満足のいく「道」がついた時の狠成感爐呂なりのもの。カロリー消費の上に体も温まり良いことづくめだなあ〜)


以上です。わお。けっこう良いことがあるんじゃないの。なんだか書いているうちにテンションが上がって体もポカポカしてきたみたい。この調子で犂┐て暗くて雪に閉ざされて陰気くさい新潟の冬爐鬚い辰に乗り切ろう!

―と

威勢よく言ってみたものの、大雪の影響で新潟空港をはじめ、めったにない成田空港までが滑走路閉鎖による国際線の欠航や遅延になってしまった犇欧襪戮刑5┐療澂爐棒錙攻押垢箸靴討い襪里本音です。

なぜなら、じつは来月の「ひとり旅」は久しぶりに地元「新潟空港」から出発するからなのです。(ソウル経由チェンマイ)

雪国の空港なのに除雪システムが不十分なのか積雪にめっぽう弱いんです。欠航とか考えただけでショックだわ…。これだけ波状攻撃のように犂波襲来爐続くと「運に恵まれたら飛行機が飛ぶ」くらいの確率に思えてきたし… 

あ〜あ テンションがいっきに下ってしまいました。

(いま、今季最強をぬりかえる犧廼寒波の到来爐鮃陲欧襦嵋宿」が始まりました。たいてい暴風が止むと同時に気温が下がり「降雪」が始まるというパターンです。で、風がないので音もなく雪が降り積もるのです)



●画像左…大雪の西生寺「玄関」を開けたら…
1月12日の朝、玄関を開けたら「なんじゃこりゃー!」爐劼犯姚爐韮牽哀札鵐舛らい積もっていました。除雪車もまだ来てなくて地面も景色も一面が雪に埋もれていました。玄関口より先に一歩も前進することができず、とりあえず撮影。雪の小山と化した「車」は、雪をのけた黒い部分が犲屬硫虻爐任后

●画像右…雪かきをする私にくっついて野外活動に挑む「飼い猫タビー」
積雪が多すぎると「雪かき」でつけた「道」しか進めないのは人間もネコも同じ。外出が大好きなタビーも狎磴諒畢爐魘欧覿欧訖覆鵑世世韻任垢阿鵬箸飽き返してしまいました。


2018/01/10(水)
★西生寺 新年は犢餾欷鯲爐妊好拭璽函














忙しかった年末&年始が終わり、久しぶりに静かな冬の日常が戻ってきました。クリスマス、年末商戦、正月休み、初売り…年をまたいでお祭りムードだった街の雰囲気も人々のマインドも落ち着いて、なんだかほっとします。

今年の我が家のお正月はとっても賑やかでした。1月3日の「年始会」のお手伝いを兼ねて前日より、群馬県渋川市在住の住職の妹ひろみさんと、フランスから甥っ子(兄・27歳)とそのお友達のバリーちゃんがやって来たからです。

ひろみさん夫婦が、長年暮らしていた横浜から赤城高原のふもとにある古民家を買って移り住んでから早2年が過ぎました。一番の目的は「ガラス工房」の立ち上げ。(だんなさまは鎌倉のガラス工房にずっと勤めていて独立を決意!)

敷地内に「工房」も完成し、いよいよ来月「釜」に火が入り犢房オープン爐魴泙┐泙后(くわしくは今後の「おてら通信」で!)

そして犲然派ワイン爐鬟侫薀鵐垢ら日本へ輸出するパリの会社に勤めている甥っ子は、今回は出張ではなくプライベートの来日。一緒に来たバリーちゃん(アフリカギニア出身フランス人・27歳)とは高校の時からの友人だそうです。

やっぱり私や住職、そしてひろみさんが気を引くのは初めてのバリーちゃんです。これまでも西生寺にフランス人は何人も滞在していますが爛▲侫螢出身爐諒は初めてだし、「かわいい甥っ子が連れてくる友人っていったいどんな子?」みたいな叔母さん根性丸出しで興味も深々。

9歳までギニアで暮らしていたというバリーちゃん。世界好きの私としては、ギニアの郷土料理やギニアという国の話を聞けることが一番の楽しみでした。

それとこれまでのゲストと違う点がひとつ。それは爛丱蝓爾舛磴鵑イスラム教徒だ爐箸いΔ海箸任后つまり狄事に制限がある爐箸いΔ海箸任后

甥っ子の注意事項として、作って出すごはんは絶対に「豚肉・ベーコン・ハム類・ポークエキス・アルコールは使用してはならない!」ということでした。

年末、国際電話で「じつはね、大事なことを言ってなかったんだ…」と初めてこの事を甥っ子から聞いた時、私は思わず「ハラール来たーーー!」と叫んでしまいました。

(バリーちゃんの場合、豚&アルコール厳禁のみで、厳密なハラールフードでなくても良いとのことでした)

まさかイスラム教徒の人が西生寺に宿泊する日が来るとは思いもせず、「自分には関係ない」とずっと思っていた爛ぅ好薀爐里海鉢爐いっきに身近になってワクワクします。


「はじめまして」のバリーちゃんは、どこか人懐っこさを感じる心やさしい青年でした。お勤め先はなんとあのクリスチャン・ディオール。そして5カ国語が堪能!(フランス語、英語、オランダ語、ドイツ語、母国ギニアの民族の言葉)

日本は2度目の訪問で、昨年夏の初来日ですっかり日本が好きになってしまったとのことです。成田空港に午前中に到着したあと狹豕をスルー爐靴鴇絮杰郡汗で直に狄軍稙り燹0貘早く来日していた甥っ子と合流し、西生寺に来たのでした。


で、いよいよ1月3日、檀家さんが集合した「年始会」の日。

庫裡の居間に座る檀家さんの間をぬって、甥っ子と一緒にくるくるとお手伝いをするバリーちゃんに、当然、檀家さんの目は爐ぎ付け爐任后幣弌法

ということで「昼食の席」で、住職が彼を紹介する場を設け、最後に、

「ギニアといえば、あのオスマン・サンコンの出身国だいね」

と言ったとたん、明らかに庫裡の空気が変わり、檀家さんたちが「おお、そうかねー」とざわざわ、遠いアフリカのどこかの見知らぬ国だったのが、いっきに日本人に身近になったのがおもしろかったです。


「年始会」の後片付けもあっという間で大助かりでしたが、翌日もふたりは雪の降る中を一日かけて「重い初雪で枝が折れて大荒れとなってしまった境内」をきれいに整えてくれました。

(ふたりのスマホアプリの計測によると、この日の境内の肉体労働は、徒歩距離にすると14km、消費カロリーは3600カロリーに達していたとのこと)

夜ごはんに犇内の労働のごほうび爐箸靴峠賛Δ連れて行った「焼肉店」。(牛肉はOKです。ヤキニクと聞いた時、バリーちゃんの目がランランと輝いた)特に「ホルモン(腸)」は、フランスでは食べられないそうで、甥っ子とふたりで「うますぎ!」と爆食いしていました。

西生寺滞在で、彼のお気に入りとなったごはんは、我が家の正月料理「新潟スタイルの雑煮」、住職手製の「寒風干しの塩引き鮭」、そして初めて食べたという「お餅」と「きなこ」でした。

発酵している塩引きの風味や、その塩引きを使って作った雑煮、もちもち伸びるお餅が「ギニアの郷土料理(発酵食品で味付け、ヤム芋が主食)」にとっても似ているそうで「おいしい。おいしい」と食べていました。

それと、フランス原産の洋ナシで新潟の特産品「ルレクチェ」を、本場の人の反応が知りたくてデザートに出したところ、あまりの美味しさに「ありえない!なんだこの旨さは!フランスのと全然ちがう!」と、甥っ子たちは放心状態におちいっていました。

ついでに「一個5ユーロ(約700円)だよ」と言うと、

「マジで!果物ひとつの値段じゃないよ!」
「手間ヒマかけて果物を高級化するのが日本って好きだよねー」
「あり得ないくらいおいしくするテクノロジーにはお金がかかるんだよ」

と笑いが止まらなくなっていました。


ちなみにバリーちゃんが日本旅行をするにあたり、最初に覚えた狃斗廚淵錙璽畢爐「ぶたフリー(豚肉なし)」だったそうです。

日本は、他国に比べるとまだまだイスラム教徒向けの爛魯蕁璽訖爐根づいていないので、ムスリムの旅行者は「食」には少々苦労するそうです。

(見た目には爐屬織侫蝓辞爐任盡えない部分、例えばスープやカレールーに使用していればNG、ラードも中華調味料もNGだから炒飯とか、とんかつ店でカキフライも難しい)


というわけで、ひろみさんや甥っ子たちが来てくれたおかげで今年の「年始会」も順調に終わり、フランスの若者事情、またはアフリカ&イスラム教という異文化交流もできて、とても刺激的で楽しいお正月を過ごすことができました。

これまでにフランスの姉一家が連れてきた爛侫薀鵐垢里友達爐鮖廚そ个垢函∨榲に人種がさまざまでつくづく「多民族国家なのだなあ…」と思うと同時に、「日本みたいな国の方が少数派なのかもしれない」という思いにいたるのでした。


最後に「おまけ話」をひとつ。みんなが滞在中、各自のパソコンやスマホがネットに接続できなくなるという現象に悩まされました。

あまりにもネット通信の遮断状態が続き、とっても不便だし原因を知りたいというのもあり、「次は妙高と白馬で友人たちとスノーボード三昧」という甥っ子たちを送り出した後、すぐに「NTT」に問い合わせてみたところ、

ふだん家に無い機器をWiFiなどで何機も使用すると、インターネット通信の電波(ルーターなどの無線中継)が乱れるという可能性を指摘されました。

そう言われてみると、この不安定な現象は、甥っ子たちが西生寺を去ったあとぱったりと治まりました。

甥っ子は「ここ、寒いからじゃない?」とか言って涼しい顔をして西生寺を去って行きましたが、リアルタイムに趣味のFB(フェイスブック)をしまくっていた「おまえが張本人じゃん!」と私はヤツに言いたい。



●画像左…甥っ子(左)とばりーちゃん(右)
成田空港から東京駅で乗り換え、上越新幹線で「JR長岡駅」に降り立ったバリーちゃん。駅ナカのお店で「フランスの暮らし」というフランス語の看板が目に飛び込んできて驚いたそうです。全国展開のベーカリー「ヴィド・フランス」のことでした(笑)。

●画像右…甥っ子たちにより駆除された巨大な「スズメバチの巣」
昨年、「弘智堂」の横にある「金毘羅堂」正面の軒下に堂々と巣をかまえ、大変デンジャラスで迷惑極まりなかった巨大スズメバチの巣です。私の爛好撻轡礇襯潺奪轡腑鶚爐砲茲蝓丸ごとの形で外すことに成功しました。大きさは横幅30センチ、縦40センチほどもありますが、持ってみると予想以上に軽く、ぽろぽろと崩れてしまいました。もちろん犇っぽ爐任后


2018/01/01(月)
★謹賀新年 平成30年「戌」
皆さま、新年あけましておめでとうございます。
本年も西生寺と「おてら通信」をどうぞよろしくお願いいたします。

新しい年がスタートしました。除夜の鐘で煩悩を落とし狄瓦留れ爐鬚垢辰りとリセット。昨年までの重たくすすけた自分とはなんとなくおさらばできたような、初々しい清らかな気持ちで迎えられるのが元旦です。


元旦は毎年、順番にやることが決まっています。朝、誰もいないお堂を順々に回り「お参り」と「阿刀家」のお墓参りを済ませた後、20数個の小さな「きなこもち」を作り、元旦の「仏供(ぶっく)」として諸堂の仏さまや位牌檀に配ります。

「こうとう雑煮」の朝食のあと(園子ママもいっしょに食べたでしょうか)倏初めの大仕事爐箸靴董■鰻遑各「年始会」に集まる檀家さんのお斎の席で出す、50人分の「のっぺい」のために狠淵棔璽覦貳∧のサトイモ爐鬚爐まくるという犇豺圻爐魎差圈∧饕を持つ親指がけんしょう炎になる一歩手前で何とか今年も乗り切りました。

車で20分ほどの「弥彦神社」や10分ほどの「寺泊魚のアメ横通り」はきっとものすごい人でにぎわっているのでしょうが、ここ西生寺は、即身仏の拝観も冬期はお休みなので狆鈩△了嫁匱圻爐痢崕薹悄廚あるていどで静寂そのものです。


ところで今年の干支は「戌」です。

すると私は倏女爐箸いΔ海箸砲覆蠅泙后8い呂瓩辰舛禧貅蝓淵織い廼幻ど造竜燭い里△詭邯い暴韻錣譟▲錺チン接種の経験あり)なのに戌年なんです。住職に「年女って何かあるの?」と聞いたら「別に何もないよ」とのこと。あれ?

ちっとも盛り上がらない中で気分一新、檀家総代さんからいただいた「戌年にあたり犬についての豆知識」を読みますと、『戌年生まれの人の性格の分析』が載っていましたので紹介しましょう。

−正直で頭脳明晰、正義感があります。また忠誠心も強く、人を裏切ったり、人をだましたりするのが嫌いです。マナーや社会のルールもしっかりと守るまじめな性格です。心が優しく思いやりがあり、協調性にも優れています。自分勝手な行動はとらず、周りを気遣いながら行動をします−

一方で、

−用心深く、すぐには心を開かないので仲良くなるのに時間がかかることがあります。面倒見がよく献身的に支えてくれる反面、説教をしたり、おせっかいな行動をしすぎるという一面もあります−

なるほど。総代さんには申し訳ありませんが、どれひとつ自分には当てはまらないような…(笑)。


以上、今年初めての「おてら通信」でしたが爛汽肇ぅ發爐爐鮟えてすぐに書いたからでしょうか、ちょっと爐疲れモード爐癖薫狼い覆里呂匹Δ召翰銅呂ださいませ…。

ことし一年が皆さまにとって無病息災、家内安全、病気平癒、各願成就…すばらしい年でありますように心からお祈り申し上げます。



●画像…今年の干支「戌の切り絵」
手作りの「干支の切り絵」です。西生寺檀家総代の今井文幸さんに毎年いただいているものです。日本人にぶっちぎりで一番人気の「柴犬」ですね。柴犬はカワイイ!。


2017/12/29(金)
★ゆく年くる年














今年も残すところ本当にあとわずか、ラストスパートで新年を迎える準備を進めています。今年4月に園子ママが亡くなり、阿刀家としては狒喘罩爐覆里任垢、西生寺としては爐い弔發匹りに正月を迎える爐箸いΑ△舛腓辰班垰弋弔頁の瀬となっています。

今年一年を振り返りますと、やはり園子ママが突然にあっという間にこの世を去ってしまったことが一番の出来事です。

4月11日に心不全で亡くなり、14日の通夜&15日の葬儀、5月に四十九日法要、死亡による銀行・行政その他の手続き、8月1日の新盆、13日〜のお盆、お盆明けの納骨、そして月命日はもちろんのこと、仏壇の前に置いた園子ママの「BIG位牌」と遺影の前に、お花やお供えモノをして日々を重ねるうちに夏が過ぎ、秋も過ぎ、気付けば寒さが厳しい冬本番になっていた…そんな一年でした。

あいかわらず園子ママは、なぜかいまだに一度も私の前に姿を現してはくれませんが、お母さんと縁のあった方がお参りに来られた時に、

「そうそう、園子さんが来てくれたのよ。緑の花柄の服を着て元気な若い姿だった」

という話を聞いたあとだから確か10月の終わりごろ、

ついに、亡くなって以来初めて、園子ママが狃⊃加罎僚賛Δ遼躙記爐忙僂鮓修靴燭里任靴拭

その時の様子を夫は朝ごはんの時に、興奮気味に私に話して聞かせました。
(夫がちょっぴりの猴ケ朶境爐魏辰┐燭海箸鮖笋聾逃さなかった…)

「お袋がさ、枕元でじっーとオレの顔をのぞき込んでいたんだよ。それから口をパクパクさせて何かしゃべり出したけれど、何を言っているのか声はまったく聞こえなかった」


夜中に枕元で自分の顔をじーっとのぞき込んでいた者がもし犖ず知らずの他人の霊爐世辰燭蕁屮痢璽汽鵐ュー!オーマイガーッ!」絶対に遠慮したい犇寡櫃凌肝鄲慮貝爐砲覆襪里法

「肉親や身内ならちっとも怖くない」

というのもよくよく考えるとすごい事です(笑)。


住職によるとご先祖さまは、じつは爐盆爐梁召砲皚爐正月爐砲皺罎家へ帰省するとのことです。

そもそも玄関に飾る「門松」というのは、帰省するご先祖さまのために飾ったものだそうです。昔は各家庭で手作りされており、家ごとに違った作りの「門松」を目印に、ご先祖さまは我が家に帰って来たのです。

「雑煮箸」が箸の両側を食べられるようにカットして作られているのもご先祖さまのため。私たちが正月のお雑煮を食べている時、もう一方の側の箸で一緒にご先祖さまもお雑煮を食べているそうです。

正月から1月いっぱいは毎朝爐餅爐鮨べていたほどのお餅好きな園子ママ。イクラの乗った新潟の具だくさん雑煮「こうとう汁」でお餅2つ、「きなこ」で1つが園子ママの定番でした。

きっと目には見えないけれど、ご先祖さまとなった園子ママも、私たちと一緒の席について大好物だったお餅に舌鼓を打つのでしょう。(箸と口で上手に餅をはさんで爐咾茵舛鶚爐抜鑞僂北澆鮨ばしながらおいしそうに食べる母でした)


今年も一年間「おてら通信」を読んでくださり本当にありがとうございました。
それではみなさま、良いお年をお迎えくださいませ。



●画像左右…「弘願寺」で行われた今年最後の「護摩供法要」の様子
12月28日は「納めの不動」でした。毎月1回「お不動さまの日」である28日午後1時より、新潟市内の「弘願寺」(兼務する寺)にて「法話」と「護摩供(ごまく)法要」を開催しています。

年配の女性の信者さんを中心に集まるのですが、どなたでも参加は自由です。毎月顔を合わせると「こうやってお寺参りが出来るのは元気って証拠、ありがたいことだて」という話になります。

ご本尊さま「不動明王」の前で焚く爐護摩の炎爐蓮煩悩を焼き尽くすばかりでなく大変ご利益があります。私はいつも自分の数珠を炎にかざし、頭から足まで順番になでまわし猝吃詑災爐魎蠅い泙后それにしても、左側の画像の炎が犁彑ご儔擦気泙里姿爐妨えるのは私だけでしょうか。


2017/12/10(日)
★『越後國柏崎 弘知法印御伝記』新潟公演!!














ついに待ちに待った爐海瞭爐おとずれました。

12月3日(日)の午後2時より、新潟市内にある新潟芸術文化会館「りゅーとぴあ」で『越後國柏崎 弘知法印御伝記』の「ロンドン公演開催記念公演」が開催されました。

御伝記の主人公のモデルとなった犢庵卷^即身仏のお寺爐箸いΔ海箸如▲船吋奪抜闇笋里箸海蹐款径圓鬚い燭世まして、住職とふたりで観劇してまいりました。

まさか再び『越後國柏崎 弘知法印御伝記』が新潟で、しかも満員の観客の前で上演され、自分自身の目で観られる日が来るとは思っていなかったので本当に感激でした。これは弘智法印即身仏さまをお守りする我々ふたりだけの特殊な考え方かもしれませんが、

「ロンドンの7年ぶりの復活公演も、今回の新潟記念公演も、「もう一度上演したい」「もう一度上演を観たい」という狒曚き爐筬爐官鎰爐鮃庵劼気泙切らずにずっとつないでくれたとしか思えない」

という思いを強く感じ、

「弘智さまってやっぱりすごいお方だ…」

とただただ弘智法印さまの御霊験に驚くばかりの我々でした。


で、いよいよ開演です。この日のプログラムの始めは、11月に放送されたBSN放送65周年記念特別番組「ドナルドキーン95歳・心の旅」より、約50年前に大英博物館で留学中だった鳥越さんにより発見された江戸時代の「御伝記」がたどった狄奇な旅爐両匆陲筺■況遒痢屮蹈鵐疋鷂演」の様子などがVTRで紹介されました。

次にステージ上に、東京よりはるばるお越しになったドナルドキーンさんと鳥越文蔵さんが登場され、特別番組を製作したBSNの南加乃子エグゼクティブプロデューサーの司会でおふたりの「対談」がありました。「御伝記」を発見された時の状況や、これまでのおふたりの交流などのお話を聞きました。

大英博物館に所蔵されている膨大な書籍の中より、御伝記の原本を見つけた当時を振り返り、鳥越先生は「現存する江戸時代の古い浄瑠璃本のほとんどといえる500冊ほどを私は覚えていたけれど、これは見た事もない本でとても興奮した」とおっしゃり、

キーンさんは「2日間行われた6月のロンドン公演を観に来てくれたお客さんが、イギリスに暮らす日本人だけでなくイギリス人が多かったのがよかった」とおっしゃっていました。(キーンさんの話す言葉は、何でもユーモアあふれるように聞こえるのはキーンさんの人柄でしょうか)

高齢になられたおふたりを間近に拝見すると、留学先のロンドンで青年時代の鳥越先生により「御伝記」が発見されて、それをキーンさんが取り持って、息子となったキーン誠己さんが作曲して、西橋さんと一座を立ちあげ、人形浄瑠璃の演劇として平成の時代によみがるまでの犹の長さ爐鬚△蕕燭瓩憧兇犬泙靴拭

それと95歳という高齢のドナルドキーンさんのそばによりそう、息子のキーン誠己さん(御伝記の三味線弾き語りの越後角太夫さん)の、父をあたたかく見守る仲睦まじい様子にほのぼのしました。

そしていよいよ復活上演のために当時の座員で再結成された「御伝記」のはじまりです。
全6段のうち、2段と3段の上演でおよそ1時間です。

越後角太夫の抑揚をつけたテンポの良い迫力の犹位線弾き語り爐なつかしく、7年前の上演の記憶がいっきによみがえりました。数年ぶりに「ロンドン公演」のために召集されたという人形遣いの座員さんの息もぴったりで、ブランクを全く感じさせない繊細で大胆な人形の動きに魅了されました。(きっと相当に練習をされたのでしょう)


弘智さまをお守りする西生寺の寺族としては、特に物語の主人公犢庵遼^爐両賁未如越後角太夫の弾き語りが「弘知法印〜♪」と叫ぶたび、ちょっと感極まってうるっときたりしました。素晴らしい上演でした。


そして『御伝記』上演のあとは最後のプログラム「ワークショップ」です。

御伝記の登場人物すべての人形制作を担い、人形遣いでもあり、佐渡の猿八地区で「猿八座」を率いる座長の西橋八郎兵衛さんによる「1人遣いの古浄瑠璃人形のレクチャー」です。どうやって人形を動かすのかなどの犹伝箸澂爐筺■蛙邑いの猜験擇凌遊舛箸琉磴き爐覆匹里話があり、この日の公演は全て終了しました。


それとこの日、私たちの席のおとなりが今回のロンドン公演の協賛(スポンサー)である「ブルボン」の社長夫妻で、西生寺にもお参りに来られたことがある奥さまとは面識があり、お話しをする機会に恵まれたこともうれしかったです。

奥さまは、10月にお参りに来られた際に知ったという「弘智法印即身仏辞世の句」、

『−岩坂の主(あるじ)は誰ぞと人問わば 墨絵に書きし松風の音−』

に大変感銘されたとのことで、熱心にお話をされました。

とくに最後の『墨絵に書きし松風の音』という部分に今回の復活上演が叶ったということを重ね、

「松風の音は目には見えないけれど句を詠んだ者の心に感じることができるもの。今回のことも、目には見えないけれどひとりひとりの心の内にある狒曚き爐つながって御伝記復活上演への力となったのだと思いますのよ」

「たしかに表立って尽力されたキーンさんや鳥越さんやその他たくさんの関係者の力なくしては叶わなかったのかもしれないけれど、それ以外の一般の方々の狒曚き爐覆して復活は無しえなかったでしょう。それと弘智法印さまの御霊験無くしてはやはり復活上演はなかったのではないかと強く思うのですよ」

「この、決して目には見えないけれど人々の心に灯った狒曚き爐箸爐官鎰爐箸いι分こそ、今回の御伝記の復活にあたり、わたくしは一番大切な部分だと思っております。今の時代にこの事はとっても大切で、声を大にして発信してゆきたいと思っていますのよ」

とお話しされました。

なーるほど。私たちの思っていた事と同じようなことを奥さまがおっしゃられたのが少し意外な気がしたので、

「私たちも実はそう感じていて、弘智さまをお守りする私たち以外に、復活上演をそんな視点で思っている方がいらっしゃったとはうれしいです」

と素直に感想を述べ、

「それではおたがいに声を大にして発信してゆきましょうね!」

と話は盛り上がり終わりました。

こうしてたまたま席が隣り合わせだったことも爐官鎰爐任△蝓△話をするとお互いの狒曚き爐廼Υ兇任たことも私にとっては狢腓な力爐鬚い燭世い燭茲Δ任后

今年一年を締めくくるにふさわしい、最高に思い出深い特別な一日となりました。本当にありがとうございました。



●画像左…公演が終わり「花束」を贈呈される立役者の4人
左より、
猿八座座長の西橋八郎兵衛さん
早稲田大学名誉教授の鳥越文蔵さん
コロンビア大学名誉教授のドナルド・キーンさん
三味線弾き語りの越後角太夫(キーン・誠己)さん

●画像右…上演中の越後角太夫
いろいろ画像はあったのですが犖氷發併位線弾き語り爐箸いκ薫狼い出ているこの一枚がとても気に入りました。


2017/11/16(木)
★晩秋のショートトリップ「弥彦もみじ谷」














犁し擇帽圓韻訖軍禪内の紅葉スポット爐箸靴毒々人気が上昇中で「一度行ってみたいな」と思っていた、弥彦神社そばの「弥彦公園」、通称「もみじ谷」の爛薀ぅ肇▲奪弭藩姚爐髻夫婦で初めて訪ねることができました。

弥彦神社といえばこの時期、境内で盛大に行われている「菊まつり」が有名ですが、この「もみじ谷の紅葉」もいつしか菊まつりと同じくらい有名となり、菊まつりともみじ谷をセットで観光するのが定番になりつつあるようです。


秋晴れの暖かい日を選び、陽が沈んだ5時すぎに我が家を出発。
(ライトアップは夕方5時から)

で、そのまま弥彦山スカイラインを走って20分。あっという間に弥彦神社&もみじ谷の広い「専用駐車場」に到着しました。

すっかり暗くなった駐車場エリアは、もみじ谷のライトアップを観賞しようと観光バスやマイカーで訪れた多くの観光客でにぎわっていました。弥彦温泉のどこかの旅館の浴衣を着ている人もいます。

私:「うわあ、ちゃんと行楽地だ!」

ふだん毎日「お寺の寺務所勤め」で日中の外出は叶わず、どっちかというと観光客(参拝者)のみなさんを受け入れる側なので、家から20分で犲分が観光客になってあこがれの行楽地気分爐味わえるなんてウソみたい。

それだけで「来て良かった」なんて思いながら、店じまいをした屋台のおいしそうな残り香をくんくんしながら(この匂いはお好み焼きだなとか思いながら)、趣のあるレトロなトンネルを抜けてウワサのもみじ谷へ。


ライトアップされて幻想的に闇に浮かび上がる、見頃を迎えた赤やオレンジの鮮やかな紅葉は予想を裏切らない美しさでした。

橋を渡り、色とりどりのもみじに囲まれた遊歩道を散策。県内テレビ局2局がちょうど夕方の情報番組「お天気コーナー」で爐發澆乎から生中継の最中爐如△泙垢泙控なは盛り上がりました。

紅葉狩りのあとはそのまま「弥彦温泉街で夜ご飯」と決めていた我々ですが、予定していた釜飯屋さんがお休みだったのでそのまま帰路につき、地元の野積地区でナポリピザのおいしいレストランで食事。(全国でも数少ない本場ナポリのピザ組合が認定したナポリピザのお店です)

もみじ谷ライトアップの行楽気分に続き、今度はナポリ、シチリアと、思わぬ形で犢圓辰燭弔發蠅瞭逎ぅ織螢気分爐砲匹辰廚蠅劼燭襪海箸できました。

私:「地元野積でこんなに南イタリア気分にひたれるとは」
夫:「奇跡だね」

夫の大好物、石窯で焼いた香ばしくてモチモチのおいしいナポリピザと、私は飲んでみたかったシチリア名物のレモンのお酒(リモンチェッロ)もいただいて、レストランを出てから5分もたたずに我が家に到着。

私たちの車が玄関前に滑り込むのと同時に、潜み場となっている庫裡(くり)の軒下から元気よく車の前に飛び出してきた飼い猫タビーがお出迎え。

ネコ:「ニャニャニァーン!(帰ってきたニャーーー)」
我々:「タビー ただいまー」

(我々の車種を覚えているらしく、たいていこうして飛び出してくる。カワイイヤツじゃ)


3時間しか時が経っていないとは思えないくらい、なんだか不思議な大満足の「秋のショートトリップ」でした。



●画像左…西生寺境内「もみじの紅葉と冬囲い」
ライトアップこそありませんが当山西生寺境内のもみじは、画像のように大きめの葉が倏海┐襪茲Δ弊岫爐帽藩佞垢襪里特徴で本当に美しいです。庭師さんが入って境内樹木の「冬囲い」も終わり、着々と厳しい冬への備えが進みます。

●画像右…弥彦公園「もみじ谷」のライトアップ
他県からの団体ツアーで、弥彦神社の菊まつりともみじ谷の紅葉狩りをして弥彦温泉で一泊した翌日、西生寺に参拝に訪れた観光バスのバスガイドさんが「弥彦は菊まつりと紅葉という2つのすばらしい観光を持っていてそれは財産ですね」とおっしゃっていたのが印象的でした。(このガイドさんのおすすめが爛薀ぅ肇▲奪廰爐世辰燭里如我々はライトアップに行くことに決めたのでした)


2017/11/03(金)
★『越後國柏崎 弘知法印御伝記』関連の「特別番組」が全国放送されます!














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●BSN新潟放送創立65周年特別番組
『ドナルド・キーン95歳 心の旅』

(出演)ドナルド・キーン|キーン誠己(越後角太夫)|鳥越文蔵|西橋八郎兵衛
(ナレーション)戸田恵子

【BSNにて新潟県内先行放送】:11月15日(水)20:00〜21:57
【BS−TBS全国放送】:11月26日(日)13:00〜14:54

−ドナルド・キーン95歳。今年、2つの目的を果たすためにイギリスを旅した。
一つは、ゆかりの深い古浄瑠璃『越後國柏崎 弘知法印御伝記』の正本を世界で唯一所蔵している大英博物館でその古浄瑠璃を上演し、イギリスの人々にその魅力を知ってもらうこと。もう一つは、日本文学研究者となることを決心した地〜70年前に過ごしたケンブリッジを再訪し、自ら歩んだ道を振り返ることであった。知の巨人は人生の旅を通して、未来へ希望を託す…そのメッセージとは?
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待ちに待った番組がついに放送されます!

2時間の「特別番組」の狒鞍将爐蓮∈G6月にロンドンで、困難を乗り越え爍掲ぶりの復活上演爐鮓事に成功させた、越後角太夫の三味線弾き語り&「猿八座」による人形浄瑠璃『越後國柏崎 弘知法印御伝記』の様子や「ロンドン公演」までの道のり、御伝記のモデルとなった当山西生寺の『弘智法印即身仏』さまの物語です。

そして番組犖緘将爐蓮幻とされた御伝記を300年ぶりに復活させた狎犬澆凌騰爐里劼箸蠅任△蝓∈2鵑痢屮蹈鵐疋鷂演」を強く願った人物でもある、ドナルド・キーンさんに同行取材をして、キーンさん思い出の地『ケンブリッジを訪ねる』という内容となっています。


ドキュメンタリー好きなので番組自体がとても楽しみですが、西生寺の者といたしましては、やはり気になるのは前半の弘智法印即身仏を紹介する部分です。番組製作のためBSN放送の狎樟源ロケ爐錬害鵑△蠅泙靴拭

今年春に「ロンドン公演と御伝記とドナルド・キーンさんの番組を製作します」と取材の連絡があり、境内や「弘智堂&弘智法印即身仏」さまの撮影と住職の取材を行いました。

この時、番組内容の話で住職の方から「御伝記では即身仏となる主人公が猴靴喊有爐箸い設定になっていますが、モデルとなった実際の弘智法印の生い立ちや、厳しい修行を経て即身仏となった事などをしっかりと紹介してほしいです」ということを伝えました。

さらに「参拝者がおおぜい訪れる法要を撮りたい」ということで7月15日に行われた「大般若法要」の様子を撮影しました。

そして最後は10月の晴れた日、番組製作も佳境に入っている中での来山。「佐渡が望める日本海そば、弥彦山山中にある西生寺の位置や、修行をした山の雰囲気を視聴者に分かりやすく伝えるためにはどうしても空撮が必要となった」として爛疋蹇璽鷸1騰爐鮃圓い泙靴拭


今回の「特番」について、BSNの特番チームのリーダーの方(BSN番組製作トップの方でステキな大人の女性)と何度かお話をさせていただく機会があり、この番組にかける特別な思いと「良い番組を作る」という熱意を感じました。

そして今回の番組は「BSN放送創立65周年特別番組」だから特に猜務吻爐覆里もしれませんが、たった1本の番組を作るのに、膨大な時間と手間と労力を費やすのだなあーと驚きました。

西生寺が関わったのはほんのわずかですが、企画を練って、番組構成を練って、地道に何度も取材を行って、山ほどの資料や映像を用意して、その中から選りすぐってぎゅっと2時間のドキュメンタリー番組を製作するという牴當爐髻⊂しでも知ることができて良い勉強になりました。

しかし数カ月、一年と時間をかけて渾身の一作に仕上げた「特別番組」なのに、世間に放送されるのは再放送を入れても2、3度だけというのももったいない話で「テレビの世界は厳しいなあ」なんて思いました。


というわけで新潟県民のみなさまは11月15日(水)夜8時から、県外のみなさまは11月26日(日)午後1時から放送される、BSN新潟放送65周年記念ドキュメンタリー番組『ドナルド・キーン95歳 心の旅』をどうぞお見逃しなく。



●画像左…いただいた「番宣ポストカード」
このBSN新潟放送(TBS系)は、県内で初めてできた民間放送局です。1952年(昭和27年)10月に「ラジオ新潟」からスタート、テレビ開局は1958年(昭和33年)だそうです。

2011年からゴールデンタイム(夜7時)で放送している独自コンテンツ「水曜見ナイト」という情報生番組が始まったとき「おおー、ゴールデンタイムにローカル放送やるのかー」とちょっと感動しました(県内局では唯一)。

●画像右…「ドナルド・キーンセンター柏崎」御一行さま
10月31日、『越後國柏崎 弘知法印御伝記』ゆかりの町、新潟県柏崎市内に本社を置く「ブルボン」の財団が運営をしている『ドナルド・キーンセンター柏崎』の御一行さまが西生寺を訪れ、弘智法印即身仏さまを参拝されました。(前列右から2人目はブルボンの吉田社長の奥さま)

ブルボンは他にも全国でもめずらしい水球チーム「ブルボンウォーターポロクラブ柏崎」を支援しています。地元メーカーだけに県内のスーパーはブルボン商品(菓子類)の品ぞろえがハンパじゃないです。タイでも輸入された爛廛船轡蝓璽梱爐鯊膽蟾盖薀后璽僉爾婆椶砲靴泙垢犖龍燭里砲い爐澆燭い里魎兇犬討弔ぜ蠅房茲辰討靴泙い泙后(値段は約2倍)


2017/10/20(金)
★ネコを飼って丸5年『 飼いネコ依存からの脱却 』














早くも9月中旬から境内の落ち葉掃きが始まり「今年は秋の深まりが早いみたいだなあ」と思ったらやはり犢藩姚爐睥稠より1週間早いとのことです。ここ数日の急激な寒さに、いよいよストーブをつける日々が始まりました。

冷たい雨や寒くなり始めのこの時期は、心と体がまだ寒さに対応しきれず「あーあ、またもや苦手な冬が近づいてきてしまった」とちょっと気分も沈みがちになります。

ということで明るくなごみ系のペットの話題を。冬毛が生えそろい、ぷりぷりモフモフの犢太ちくわボディ爐絶好調の飼い猫タビー(キジトラ、メス5歳半)が我が家にやってきてこの10月で丸5年が経ちました。

まだ3年くらいしか経っていない感覚なので「もう5年!」という驚きで、思わず爛織咫爾伐瓩瓦校弔気譴浸間爐覆鵑を考えてしまいました。(このぶんだと、この先の5年、10年なんてあっという間だと思うので)


中年の猫となり、ずいぶん落ち着いてきたタビーですが、先月、夕方外出をしたまま犂檻夏間(40時間)も帰って来ない事件爐鬚笋蕕しました。

こんなに帰ってこないのは初めての事。私は「タビーがいなくなってしまった、タビーがいない、気配もない、どうしよう!」と自分でも驚くくらいひどく混乱し、あっという間に深い悲しみにおちいり、何も手がつけられなくなってしまいました。

悲しくて悲しくて涙が止まらず、泣きながら歯をみがいて、泣きながらご飯を食べ、泣きながら寺務所で受付をする始末。きのうまでと世界が全く変わってしまい、大合唱のセミしぐれだけがぐわーんぐわーんと強烈に耳に入ってきました。

車で連れ去られたかもしれないとか、車に轢かれたかもしれないから、と名前を呼びながら弥彦山スカイラインを行ったり来たりして「もうダメだ」とあきらめてはメソメソと泣いていました。

私の混乱状態とは裏腹に、住職の夫はケロッとしていて、

「タビーとは牘錣切れた爐隼廚い覆気ぁ廚箸「また次のを飼えばいいじゃないか」とか、変なことばかり言ってますます悲しくなりました。

(お坊さんの考え方(=仏教)ってこういうところがあります。でもまさか猜事にこだわらない心爐飼い猫にまで及ぶとは思いませんでしたが)

そして本気に「もうダメだ」と覚悟を決めた2日目の夜11時ころ、かすかにネコの鳴き声が聞こえたかな?と思ったら、ドアの向こうに何事もなかったように、いつもの帰宅みたいに、タビーは元気な姿で我々の前に現れました。

「タビーが帰ってきた!」その瞬間、世界はまた元に戻りました。

姿を見せなかった40時間ものあいだ、この子がどこでなにをしていたのか知る由もありませんが、外傷も汚れもなく、首輪もそのまま、お腹を空かせた様子もなく、元気そのもので戻ってきたのには首をひねるばかりです。ネコ語で聞いてみるわけにもゆかず、きっと永遠にナゾのままなのでしょう。

タビーが戻ってきて一件落着したものの、今回の自分の犹瑤で空白の40時間の狼狽ぶり爐里△泙蠅里劼匹気砲呂なりの衝撃を受けました。

ペットとは恐ろしい生き物です。いつの間にか日々の暮らしが犹瑤でタビーにどっぷり依存していたこと爐鮖廚っ里辰浸笋蓮△気辰修『 タビー依存からの脱却 』を計ることにしました。

「飼い猫がいなくなってしまったというだけで、こんなに自分の生活と精神が混乱することはもう二度とごめんだよ」


次の日の夕方から、タビーを外に出す時には猖が一これで最後になっても悔いの残らないように爐い辰僂ぅ皀侫皀佞靴董△んくんして、だっこして、お別れの鼻チューをして「今生の別れ」を交わしてから爐垢辰り爐罰阿冒り出すようにしました。

夜になってタビーが無事に帰宅すると「よく帰ってきたねえ!すごいねえ!いい子だねえ!」などと派手に褒めちぎり犧討啝瑤でと会えたこと爐鮨瓦猟譴ら喜ぶ毎日になりました。

熱烈バイバイぶりと熱烈歓迎ぶりに当の飼い猫タビーは「何ごとニャ」と目をぱちくりさせています。


もうひとつ「ネコ話」を。じつはこの10月に、両親の暮らす船橋の実家にも狄靴靴ぅ優貝爐やって来たのです。

いままで飼っていた唯一のネコ(レオンくん、ロシアンブルー、オス)が6月に16歳で大往生をとげたのですが、

「暑い夏が終わって秋になったらまたネコを飼いたい」

という両親の強い思いで、レオンくん行きつけだった動物病院の「飼い主募集中」の張り紙を見て、生後7ヶ月のオス(サバトラ)を譲り受けたのです。

新しいネコの名前は「ラムダ」。
(アインシュタインの宇宙定数「Λ(ラムダ)」より、私がつけました)

ラムダはこれまでのおとなしくて静かだったレオンとはまったく違うタイプのネコだそうです。とにかく好奇心旺盛でやんちゃで行動派、高いところが大好きで、レオン用のお供え物は食べちゃうし…

こんな予想外に元気いっぱいすぎなラムダに母は、

「なんだか家の中に野良ちゃんが一匹入り込んでしまったような感じよ」

と少し戸惑い気味に話していました。

私は5年前、タビーが我が家に来た時の事を思い出しました。タビーと私のおよそ半年間はまさに狎鐺爐任靴拭

庫裡や自宅の障子は破りまくるわ、大切な置物は床に落としまくるわ、外に出せ−と暴れたり(当時はまだ室内飼い)、私に対する執拗なストーカーぶりに、もうなんだかヘトヘトになってしまった私は、ネコを飼ったのを後悔しました。

だけど暴れん坊タビーも夜寝る時だけは、私にぺったりと張り付いて爐Δ破蹲爐膿欧襪里如屬わいいヤツじゃ」と思ったりして根気よく付き合い続け、猴縞からの境内の外出爐許されるようになった時から、タビーの暴れん坊ぶりはぴたりと止んだのです。

結局このネコは、外に出て爛筌劵灰筌泪優貝爐砲覆辰銅由に野山を駆け巡ること(=狩り)が欠かせないネコだったのです。

住宅街の路上で保護されたタビーとは違い、実家のラムダは生まれてから一度も外に出た事がないネコなので「室内飼い」でも問題ないとは思いますが、

「ありあまるこの子のエネルギーをどう室内で消費させたらよいのか」

と悩む両親に、私は180センチもの高さのある4段式の「キャットタワー」を爛薀爛世瞭居祝い爐紡ることにしました。(ネット注文するまで、この遊具の名前が爛ャットタワー爐噺討屬海箸垢蘆里蠅泙擦鵑任靴拭

室内と屋外を自在に暮らし分ける?田舎山猫タビーと違って「都会で暮らす、室内飼いのシティ派のネコたちは、キャットタワーなるモノで運動をするのか…」とちょっと可笑しくなりました。

名付け親になったものの、まだ実家の新しいネコちゃんには会っていません。

元気いっぱいのやんちゃなラムダが、まさにその名のとおり膨張を続ける宇宙を形成する狷罎離澄璽エネルギー(=Λ)爐里茲Δ法高齢となりつつある両親の暮らしに猝ぢ慮海了彪稘なスパイス爐魏辰┐討れたらと願っています。

(ついさっき、キャットタワー届いた?電話でラムダの様子を母にたずねたら「ラムラム(!)はおなかいっぱいになって私のベッドで寝ちゃったわよ」と、新しいネコとの距離はかなり縮まった様子でした。良かった)



●画像左…永代供養墓「天翔園」をパトロール中の飼い猫タビー
日中は母屋で眠りつづけ体力を温存。夕方、首輪をつけて野外に放たれ?「境内パトロール」が日課のタビー。凛々しすぎる精悍な顔つきは、夜の顔爛筌劵灰筌泪優貝爐吠竸箸靴疹擇掘

西生寺のネコとなり5年、弥彦山&境内を縄張りとしているタビーは今や牴者の風格爐気┐燭世茲辰討い泙后が、しかし、タビーは狃の子爐任后!境内で参拝者にフレンドリーにすり寄って来るタビーを見た人は疑いなく狠砲了勠爐隼廚辰討い襪茲Δ任后

●画像右…秋の境内:鮮やかな「つわぶきの花」と紅葉のはじまり
11月19日まで、地元寺泊の「魚のアメ横市場通り」のある中心部で今年も『つわぶき祭』が開催されています。(寺社仏閣巡り、つわぶき茶会、お福さん縁日、つわぶきスケッチ・フォト散歩などなど)

観光客の多い市場通りの猯道爐箸覆訐験萃未蠅琉貘咾蓮嵋盟袷ァ廚捻匹┐仁鮖砲里△覲絞造澆魅力です。そしてこの通りには犹泊爐箸いγ鰐召匹り、たくさんの寺社仏閣や史跡が立ち並んでいます。この一帯いたるところでいまの時期、群生している「つわぶき」が黄色のじゅうたんのように美しく咲き誇っています。寺泊中心から離れている爐山西生寺爐任癲∩やかな黄色のつわぶきの花が境内に点在して咲いています。


2017/10/02(月)
★新しく生まれ変わった「弘智講」














毎年、弘智法印即身仏さまが御入定された祥月命日の爍隠扱遑夏爐帽庵劼気泙鮗鼎嵋〕廖峭庵匚屐廚鮗垢蟾圓辰討ました。

今から654年前の1363年10月2日、弘智さまは3000日に及ぶ厳しい修行を終えて、即身仏になるために御入定されました。

以来この日を犢庵劼気泙鮗鼎屬祭りの日爐箸靴涜爾諒や檀信徒が大勢集い、午前9時ごろから昼食をはさんで夕方まで、法要、法話、演芸ショーと丸一日をかけてにぎやかに「弘智講」が行われてきました。昔は前日から大勢の信者さんが爐籠り(本堂に宿泊)爐鬚靴浸代もあったといいます。

そして昨年は、はじめて「弘智講」をお休みしました。10月2日は、住職と私とふたりだけで「弘智堂」へ行ってお経をあげて手を合わせ「西生寺住職と住職夫人 ふたりで弘智さまを偲ぶ会」をやりました。

大切な当山の伝統行事である「弘智講を休む」というその決断をする時には、住職も私も相当の覚悟がいりました。ずっと続けてきた「弘智講」をやらないなんてちょっとびっくりだし「弘智さまにも申し訳ない」という後ろめたいような思いでいっぱいでした。

しかし、いったんリセットをして立て直しをしないとならない理由があったのです。

その理由としてはずばり、

時代は変わり狎里覆らのやり方爐任旅庵匚屬呂發Ω続Δ砲ているという事でした。

・高齢化で参拝者が減った、
・平日開催で参加しづらい、
・収入と支出のバランスの悪さ、などなどです。

私がお嫁に来た1990年代は、毎回およそ300人もの参拝があり、お堂も庫裡も人であふれ入りきれないほどでした。近年では60人に満たない参拝者数となっていました。

檀家総代さんや役員さんと話し合った末「今の時代に合った弘智講に見直そう」ということになり、とりあえず、昨年はお休みをして今年の「弘智講」は爐泙辰燭新しい形でスタートする事爐箸覆辰燭里任后


「役員会」を重ね、かなり思い切った牴革爐鬚靴榛Gの「弘智講」ですが、どんなところが新しく生まれ変わったかといいますと、じゃーん以下のとおりです。

【日時】:平成29年10月1日(日)
9:30〜10:00 受付
10:00〜10:30 読経(御祈祷)・住職法話
10:45〜11:10 弘智法印即身仏御開帳
11:20〜11:30 御札・供物等受領、解散

【改革 杙廚だ擇辰胴庵劼気淨定日である爍隠扱遑夏開催爐箸いΔ里鬚笋瓩騰爍隠扱鄲莪貽曜日開催爐箸靴泙靴拭

(正直、抵抗があったのですが、休日開催によりより多くの方が参加しやすくなります。きっと弘智さまも分かっていただけると思います。10月2日の御命日は我々だけでひっそりとお参りをします)

【改革◆杙臆辰垢襪里廊狠媛箸気鶚爐世院事前に出欠席をとります。

(「弘智講」をこの際狎樟源檀家の年中行事爐箸靴泙靴拭この点は非常に変わったなあ、と思います。年に一度、正月の「年始会」にしか檀家さんが一同に会する機会がなく、菩提寺や檀家さん同士の親睦も兼ねるという、檀家総代さんのアイデアです)

【改革】住職だけで法話、法要を行う。「弘智さまの御札」を作りそれを授与する。

(これまでは、組寺のお坊さんの助法をいただいてお施餓鬼も行い、盛大な法要をしていました。お施餓鬼などは7月15日「大般若」があるので「2度もする必要はない」と決まり御祈祷のみに。ウン十年も続いてきた芸能社による「演芸ショー」もやめました)

【改革ぁ柬〕廚里△函峭庵卞押廚飽榮阿掘弘智さまの御開帳をする。

(以外なことに檀外の信者さんと比べると、全体的に檀家さんと弘智さまとはそんなに御縁が深くないのです。この点を檀家総代さんは「せっかく菩提寺に霊験あらたかな弘智さまがいらっしゃるのに、檀家とのつながりが薄くて残念だなあ」と常々話していました)

【改革ァ曄屬斎(昼食)」はなし。午前中で終了とする。

送迎もなし。各自で集まり、住職の法話、法要のあと、昼食を食べずに牴鮖境爐任后
(「ついにここまで簡素化されたか」という思いですが、これまでの猴縞まで丸一日かかる爐箸いΔ里亘擦靴なには参加が難しく、もっと短くして気軽に参加できる方式にした方が良いということで犖畫庵罎撚鮖境爐鳩茲瓩泙靴拭準備する側(私)の負担軽減にもつながります)


以上のように変わりました。新しく生まれ変わった「弘智講」は、当初の構想よりもずいぶんとコンパクトに身軽になりました。時代に合わせて柔軟に進化し、今の時代にマッチしたスタイルとなりました。

弘智さまが即身仏となられて以降、江戸時代ごろから「弘智講」は行われてきたようです。たぶん「弘智講が行われなかった年は無い」と言ってもいいくらい毎年のように行われてきたとても大切な行事です。スタイルは変わろうとも、弘智さまを敬い信仰と感謝の念は今も昔も変わりません。


で、いよいよ新しく生まれ変わり、檀家さんが集まる方式の初めての「弘智講」が10月の第一日曜日の10月1日(日)、最高の秋晴れのお天気のなかで行われました。

おかげさまで予想を上回るたくさんの檀家のみなさんが参加してくださいました。ぞくぞくと庫裡の広間に集まり始めた檀家さんたちを前に「いよいよ新しい弘智講が始まったんだわ」という高揚感とともに、

「もっともっと檀家のみなさんに、菩提寺にお祀りされている日本一古い即身仏さま、弘智法印即身仏さまに関心を寄せてもらい、弘智さまを身近に感じてもらえたらうれしいなあ」

という思いを強くしました。

狠媛箸気鵑世韻了臆鱈爐箸い新しい試みについては、本当にとっても良かったです。

檀家さんは牴搬沖爐任垢里猫爐寺の身内だけで弘智さまを偲ぶ爐箸いΕ▲奪肇曄璽爐粉兇犬思いのほか心地よく、皆さんも口々に「良かったです」とおしゃってくださいました。

「初めて境内を住職さんから案内してもらった。芭蕉の句碑とかいろいろあるんだなあ」
「弘智堂の彫刻をじっくり観るのも、即身仏の御開帳も考えたら初めてだ」

「いろいろと諸堂境内を説明してくれて、お寺を散策できて良かった」
「何十年もお寺に来てるけど、こういう説明や御開帳は初めてだ」

「御本堂の阿弥陀堂まで出向いてお参りをすることもなかったなあ」
「住職さんのお経を聞いて心が洗われて気持ちが軽くなった」

などなど。

私自身も狠媛箸気鵑破笋畤圓された弘智堂爐箸いΑ△海譴泙任砲△蠅修Δ念貪戮發覆った情景がかなり新鮮でした。

「このスタイルが定着して、毎年檀家さんが大勢参加してくれる弘智講になりますように…」
との願いを込めて弘智さまに手を合わせました。

「弘智講」が定着して狠媛箸気麁瓜里顔見知り爐砲覆辰燭雖猜酊鷸と檀家さんとの絆爐いっそう深まれば本当にうれしいです。

私自身も菩提寺の住職の妻として「檀家さんのことをもっと知らなければならないな」という思いを強くしました。(園子ママ亡きいま、西生寺寺庭は私しかいないのです)

以上、新しく生まれ変わった「弘智講」のご報告でした。
檀家のみなさま、楽しいひとときでした。本当に有難うございました。おつかれさまでした。



●画像左…即身仏御開帳のため「弘智堂」へ入ってゆく檀家のみなさん
客殿で祈祷法要を終えたあと、境内を住職に案内されながら一同は弘智堂へ。いよいよ弘智法印即身仏さまとご対面です。弘智さまもきっと一同に揃った当山の檀家さんと会うことを楽しみにされていたに違いありません。

●画像右…「弘智堂」内で住職の説明を受ける檀家のみなさん
良く見ると住職の背後の犢庵劼気泙里厨子の御簾(みす)爐もう上がっています。この後、順番に内陣へあがり、弘智さまの前でご焼香をして弘智さまにお願い事をしたり、興味津々に厨子の中をのぞき込んだりしながら合掌をして、弘智さまの御開帳は終わりました。


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