西生寺 おてら通信

◆即身仏霊場西生寺 おてら通信◆

このホームページを制作管理しておりますわたくし、住職の妻によって発信されるページです。西生寺からのお知らせや、お寺での暮らしの中で感じた事、お寺とは全く関係のない話など、肩の凝らない内容を毎回少しづつ、気ままに更新していく予定です。


2019/08/01(木)
★8月「即身仏拝観」のご案内と「お盆」ご先祖さまの里帰り














はじめに今月の、住職が法事などで不在となるため『 即身仏拝観が出来ない日時』をお知らせいたします。お盆期間中(8月13日〜15日)の「即身仏拝観」は、棚経のため、今年もお休みさせていただきます。よろしくお願いいたします。
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≪住職不在のため、8月の「即身仏拝観」が出来ない日時≫

◆8月1日(木):終日休観。「新盆法要」のため。
◆8月10日(土):終日休観。他寺「常例法要」出席のため。

◆8月12日(月):お盆準備のため拝観受付は午後2時40分で終了。
◆8月13日(火)〜15日(木):定休日。お盆「棚経」のため。
◆8月18日(日):終日休観。親族の「法事」出席のため。

◆8月24日(土):午前中休観。「法事」のため。
◆8月26日(月):午後12時半より午後2時半まで休観。「法事」のため。

◆8月27日(火):午前10時半〜午後12時半まで休観。「法事」のため。
◆8月28日(火):定休日。新潟「弘願寺」護摩供法要のため。

◆8月29日(水)午後〜30日(木):終日休観。「真言宗智山派講習会」出席のため。

≪即身仏拝観≫
【拝観受付時間】:午前9時半〜午後3時半最終受付
【受付場所】:駐車場「受付寺務所」でお申込みください
【拝観料】:大人(高校生以上)500円、小人(小中学生)300円

≪御朱印≫
住職不在時の「御朱印」は受付寺務所にて狃颪い浸罩爐箸覆蠅泙后(300円)

※「受付寺務所」、見学無料の「宝物堂」は通常通り開いています(28日を除く)。
※境内は自由に参拝できます(こちらも無料です)。
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さて、学校の夏休みと同時に梅雨が明け、明けたと同時にじりじりと暑い日が続く夏本番を迎えました。早朝に「お墓そうじ」に来る人たちを見かけるようになり、いよいよ今年も「お盆」がやってきます。

ふだんは爐浄土爐砲い襪汗菫弔気泙、我々の世界である爐海辰疎Δ悗領さ△雖爐できる期間が「お盆」です。「お盆」はご先祖さまを迎え、ともにのんびりと過ごすための期間です。

ちなみに「お正月」もご先祖さまは帰って来ますので、ご先祖さまは爍映に2回の里帰り爐任后私たちも一般的には「盆・暮れ正月」で1年に2度の帰省ですから、ご先祖さまと同じですね。

8月13日〜15日の「お盆」を迎えるにあたり、今回の「おてら通信」では、ご先祖さまのお盆の里帰り、それも「初めて里帰りをするご精霊さま」のお話をしたいと思います。


この1年のあいだに亡くなった人が、今年初めてご先祖となって戻ってくるお盆のことを「新盆(あらぼん・にいぼん)」といいます。

寺院にもよりますが、たいてい「お盆(8月13日〜15日)」が始まる前に、初めて里帰りをするご精霊さまのための法要が菩提寺で開催されます。

この法要を「新盆会(あらぼんえ)」といいます。

西生寺では8月1日にこの「新盆会」が行われます。新しいご精霊さまのいる家族が法要に参加します。なぜ「新盆会」をやるかといいますと、

「ご精霊さまが初めての里帰りで迷わないで無事に我が家にたどり着けますように…」

との願いを込めて、読経をして祈りご精霊さまをバックアップするのです。

この辺ですと、法要には「盆袋(ぼんぶくろ)」という白いさらしで作られた三角形の袋に「お米」を入れたのを持参します。ひと昔前は「扇子」や「わらじ」などの品々もお供えする風習があったそうです。


「お米」は旅のあいだの食糧として「1日2合×7日分」を用意します。扇子は暑い時に涼むため、わらじは旅を快適にするためです。どのアイテムも初めて里帰りをするご精霊さまを思って用意されたモノばかりですね。

「あの世からこの世へ来る旅」がどれほどのスケールの旅なのか見当もつきませんが、1年に2度しか「里帰り」ができないご先祖さまにとっては、道中わくわくしながらの帰郷のはずです。

迎える私たちも、しっかりと準備をしてご先祖さまをお迎えしたいものです。

お盆期間中は、家にしつらえた「精霊棚」で、だっくらと過ごしているご先祖さまのために、毎日おいしい食事(精進料理)をお供えして、ご先祖さまがあの世へ帰る16日まで、ご先祖さまに思いを馳せ、ご先祖さまと一緒に過ごします。

もちろん「お墓参り」は欠かせません。西生寺でもお盆の3日間は、境内中がお線香の香りに包まれます。

住職は今年もお盆の3日間は、朝から晩まで「棚経(たなぎょう)」をして回ります。(1年で一番ハードな3日間!)

私は「寺務所」で受付をしながら、水子さまや永代供養墓「天翔園」の猜莠薛爐鬚靴泙后
(合祀墓にお供えされる、お線香、ろうそく、お花などを整理します)

もちろん気分は三途の川にいる脱衣婆(だついばあ)。日ごろからあの世とこの世の橋渡しみたいなお仕事ですが、お盆期間中はぐぐっとあっちの世界が近くなり、霊魂も身近に感じます。

みなさんも思い思いのお盆を過ごし、そして令和となって初めての夏をたのしんでください。私も、毎日毎日毎日毎日「おてらで過ごす夏」をたのしみたいと思います。



●画像左右…永代供養墓苑「天翔園」
お盆は永代供養墓苑「天翔園」もお墓参りの家族でにぎわいます。雄大な日本海と佐渡を望む絶景の高台に「天翔園」はあり、まるで犇中墓地爐里茲Δ任后2菫は、ご本尊阿弥陀如来像の合祀墓(右)と個別墓(左)です。天翔園へは車で乗り付けることができます。


【おまけ話】
阿刀家も狄桂澂爐任后4月に亡くなった長老のお父さんが、初めての里帰りで我が家に帰って来ます。といっても、2年前に亡くなった園子ママが3回目のお盆なので、きっと長老さまの手を引いて「お父さん、こっちらいね」とか言いながら、仲良くふたりで帰ってきてくれるのではないかと期待しています。

私がこしらえる「精霊棚」には、園子ママに教わったとおりの狎里覆らの風習のお供え物(盆菓子、ハスの葉、ミソ漬け、白玉だんご、変わりご飯など)爐里曚に、お母さんの好きだった爐里蝓Ε僖鵝Δなこ餅爐覆匹鬚供えするのに続き、今年から

お父さんの好きだった犹蘓箸里箸鵑つ、脂ののったサーモン、鳥の皮だけのやきとり…なんかは無理ですね、えっとそれならば狢臺,發繊△垢い、激甘のコーヒー、バナナ爐呂匹Δ任靴腓Α△父さんは最後の方は、サラダからデザートまで全てペースト状の食事だったので、ご精霊となったいま、好物をたくさん食べて欲しいなあと思います。


2019/07/16(火)
★「大般若祈祷会・先祖&水子合同供養祭」の御礼














3連休の最終日「海の日」と重なった7月15日、大勢の方からお参りをいただきました今年の「大般若祈祷会」と「施餓鬼・先祖水子総回向法要(合同供養祭)」は、お陰さまで無事に終わりました。

昨年はカンカン照りの気温34度という酷暑で、お坊さんも参拝者も全員が汗を拭き拭きなんとかしのいだ「法要」でしたが、今年は雨も降らず暑くもなく爐Δ垢阿發雖爐箸い好天に恵まれて大変ありがたかったです。

最年少の0歳の赤ちゃんから最高齢94歳のおばあちゃんまで猊広い年代の参拝者爐ひとつ屋根の下に集まりました。

展望台からは広大な日本海と佐渡を望み、自然に囲まれた山寺ならではの、のどかでのんびりとした非日常を過ごしていただけたものと思います。

事前にご祈祷や供養等のお申込みをされた方、当日参拝に来られた方、みなさま本当にありがとうございました。厚く御礼を申し上げます。

夕方、参拝者がいっせいに帰る時、お昼を食べて1日お寺で過ごした檀信徒のおばあちゃんたちが乗った「送迎マイクロバス」に「自分もこれに乗って帰る」と当然のように何の迷いもなく乗り込んじゃったマイカーで来た家族連れの女の子、カワイかったなあ。



●画像左…法要当日の「子育て水子地蔵尊エリア」
水子さまの合同供養祭に参加されたほとんどの方がこちらの「水子地蔵さま」をお参りしていかれたので、この日はロウソクのお灯とお線香が絶えず、生花やおもちゃなどのお供えがたくさんありました。にぎやかなのが大好きな水子地蔵さまたちも大満足の特別な1日でした。いつにも増してとってもうれしそうで楽しそうな様子でした。

●「施餓鬼・先祖水子総回向法要(合同供養祭)」の様子
お申込みいただいた全ての方の名前が書かれた狹稠漫覆箸Δ弌豊爐髻⊇賛Δ一枚一枚読み上げている最中です。40分以上をかけて読み上げたあとに全僧侶で読経をして法要は終了しました。正座をした各僧侶の前にある「桐のミニたんす」のような箱の中には「大般若経600巻」が分散して納められています。


2019/07/01(月)
★7月「即身仏拝観」お知らせ&「大般若会・先祖水子合同供養祭」のご案内














青色から咲き始めた紫陽花もピンクや白、薄紫、グラデーションと色とりどり。どんよりとした梅雨空の下で鮮やかに境内を彩っています。きのうのどしゃぶりの雨の中、飼い猫タビーがどうしても私と一緒に駐車場の寺務所へ行くときかないので、仕方ない「ペット用のバスケット」にタビーを入れて寺務所へ狃亢亅爐靴泙靴拭(猫は濡れず、バスケットを持つ私はびしょ濡れでした(笑))

人間にとっては湿度が高く雨が続いて不快きわまりない梅雨も、自然界の動植物にとってはベストシーズンなのでしょう。ひと雨ごとに樹木の緑がもりもりと濃くなって、生い茂った植物はみるみるうちに境内中の斜面を覆い尽くしてしまいました。

巨大ムカデは夜な夜な出没するし、変な毒虫には刺されるし、あらゆるモノが不気味にカビて、一日中開けっ放しの「お堂」の内部は湿気の水分でびしょびしょしています。

弥彦山の自然に囲まれた西生寺の梅雨は、熱帯のジャングルでスコールを避け毒虫におびえながら、自然に抗うことなくひっそりと暮らしているような日々です。狄郵的な快適さ爐亡靴譴ったヤワな現代人にはなすすべもございません。

せいぜいお供物の「弘智せんべい」(甘い鉱泉せんべい)を、封を切ってわざとしっとりとさせて「わーい、たったの半日でふにゃふにゃのカステラせんべいができましたー!」とか言って喜んでいる程度です。

境内の植物ジャングル化が止まらない西生寺ですが、強力な助っ人「庭師さん」の登場により、一年に一度の「剪定作業」(丸まるやつ)や、樹木の「伐採作業」がようやく始まり、ほっと胸をなでおろしています。


それでは、まずは住職が不在となるため今月の『 即身仏拝観が出来ない日時』をお知らせいたします。

なお、「受付寺務所」、見学無料の「宝物堂」は通常通り開いています。境内は自由に参拝できます(こちらも無料です)。住職不在時の「御朱印」は受付寺務所にて狃颪い浸罩爐箸覆蠅泙后どうぞよろしくお願いいたします。
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≪住職不在のため、7月の「即身仏拝観」が出来ない日時≫

◆7月4日(木)午後〜5日(金)午前中まで休観。「檀信徒協議会」出席のため。
◆7月7日(日):午後2時半で拝観終了。「法事」のため。

◆7月10日(火):午後2時まで休観。組寺「常例法要」出席のため。
◆7月15日(日):定休日。当山「常例法要(大般若・水子合同供養祭)」のため。

◆7月24日(水):午後2時で拝観終了。「月経」のため。
◆7月25日(木):午後より休観。「真言宗智山派布教師会」出席のため。
◆7月28日(土):定休日。新潟「弘願寺」護摩供法要のため。

≪即身仏拝観≫
【拝観受付時間】:午前9時半〜午後3時半最終受付
【受付場所】:駐車場「受付寺務所」でお申込みください
【拝観料】:大人(高校生以上)500円、小人(小中学生)300円

≪御朱印≫
住職不在時の「御朱印」は受付寺務所にて狃颪い浸罩爐箸覆蠅泙后(300円)

※「受付寺務所」、見学無料の「宝物堂」は通常通り開いています(28日を除く)。
※境内は自由に参拝できます(こちらも無料です)。
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続けて7月15日(月)に開催されます当山の狆鑪稻〕廰爐砲弔い討里完篤發任后

当山の大切な年中行事のひとつ「大般若祈祷会」と「施餓鬼・先祖水子総回向法要(合同供養祭)」が今年も開催されます。

大勢のお坊さんに読経をしていただき、水子精霊やご先祖さまを供養する法要や「大般若六百巻」による所願成就の大祈祷会が厳修されます。

昨年に続き、今年もありがたいことにちょうど犁抛開催(海の日)爐任垢里蚤燭の方の参拝が予想されます。予約も必要ありません。どなたでも気軽にご参加いただけますので、ぜひお参りください。

小さなお子さんも大丈夫です。(若いファミリーの参加も年々増えております)
服装は普段着で大丈夫です。(冷房がなく自然の風頼み?です)

なお当日「ご供養」や「ご祈祷」をお申込みいただく方は、午後1時半までにお越しいただき「庫裡の受付」にてお申込みください。

ぜひこの機会にご参加いただきたくご案内申し上げます。

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≪「大般若法要・先祖水子合同供養祭」のご案内≫
【日時】:7月15日(月)「海の日」(祭日)
【時間】:午後1時「ご法話」
午後2時「大般若祈祷会」
午後2時半「施餓鬼・先祖水子総回向法要」
〜午後3時半終了
【受付】:西生寺「庫裡」(ご祈祷・ご供養を当日お申込みになる方)
【会場】:西生寺「客殿」

【塔婆料(御供養料)】:(先祖供養、水子供養など一件につき)2,000円
【大般若祈祷会祈願料】:(一件につき)2,000円
家内安全・病気平癒・交通安全・身体健全・商売繁盛・開運満足
厄難消除・合格祈願・学業成就・安産祈願・家門繁栄・その他

【お問い合わせ】:0258−75−3441
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●画像左…「大般若祈祷会」の様子
「大般若経600巻」を大勢の僧侶で手分けをして、一冊ずつ狹焼畢爐鬚靴討罎という大変ご利益のあるめずらしい法要です。画像のように経典をばさばさとやりながら、僧侶ひとりひとりが大きな声をはりあげてお唱えをする転読が始まると、会場が独特の熱気に包まれます。

●画像右…境内に咲く紫陽花
梅雨に咲く紫陽花は、陰気くささを払いのけてくれるありがたい存在。昔はよく紫陽花の葉っぱにカタツムリが乗っていたけど、境内でカタツムリを見かけなくなって久しいです。残念。


2019/06/15(土)
★「四十九日」長老さま、ご先祖さまになる。

















初夏の陽気の下、青い紫陽花が涼しげに咲く西生寺にて先日、長老さまの「四十九日法要」が営まれました。そしてお礼も言えずに今日まできてしまった「お父さんの施設」をようやく訪ね、最後までお世話をしてくださったスタッフや看護師さんたちへ感謝の気持ちを伝えることができました。

長老のお父さんが亡くなった4月22日から早くも49日が経ってしまったなんて信じられません。どう考えてもつい最近の事のように思えるのですが、4月22日いらい「神棚」を目隠ししていた白い紙も住職により外され、玄関の門牌もなくなり狒咾明けたこと爐鮃陲欧討い泙后

ということで、亡くなったその時から始まった「浄土へ旅立つための49日間の修行」を終えたお父さんは、予定通りに浄土へと旅立ち、ついに爐汗菫弔気泙涼膣崙り爐鬚靴泙靴拭

変かもしれないけど、お父さんがこんなにすんなりとご先祖さまになるなんて、ちょっとがっかりな(?)気持ちがする私です。

生きている時に、星の数ほど爐△寮い笋汗菫弔気泙力鱈爐鬚靴泙ったお父さんです。加えて弘智法印即身仏さまとも牋媚屬料堕稔爐あり、霊感も強かったお父さんです。

いわば爐修瞭擦離廛軛罎離廛蹲爐澆燭い覆父さんでも爐佞弔Δ豊爐汗菫弔気泙砲覆辰舛磴Δ里ーみたいな、少し拍子抜けな心境なのです。

亡くなってから49日までのあいだ、死者(霊魂)はこの世の人でもなくあの世の人でもありません。霊魂はどこにも行かずに家に留まっているのだそうです。

だからお父さんの霊魂が阿刀家に留まっていると思われる49日のあいだに、

「お父さんなら(不思議現象を起こし)もうひと花咲かせるんじゃないか」
「お父さんなら(我々家族に)何かしらのコンタクトがあるのではないか」

という猜僂粉待爐鮠ー蠅吠いていた私でした。

しかし実際のところ、49日の間にお父さんは、一度も我々家族の前に姿を見せることも夢枕に立つこともなく、それどころか爐泙辰燭気配すら感じなかった爐里任后

じつは亡くなった後のお父さんに関して、私たちきょうだいの間ではこんな話になっています。

毎朝、毎夕とお父さんの遺骨の前でお経をあげている住職の夫によると、お経を唱えている時には故人から発せられる「情念」みたいな犁き爐通常はあるのだそうです。

園子ママの場合、亡くなってしばらくはこの世に対する未練に近い情念(母は突然死でした)、そして今は家族や西生寺への想いを深く感じるそうです。

しかし、お父さんの場合は、亡くなってから一度もそういった「念」を感じたことはなく、なんというか犂イい榛叔爐里茲Δ縫疋薀ぁ△気蕕気蕕般橘L欺なのだそうです。

「親父はこの世にまったくといっていいほど未練がなく、亡くなった瞬間にすべてのものから解放されて、49日を待たずに、いや、亡くなったと同時にあっという間に成仏してしまったようだ」

とのことです。さらに、

「残された家族を想い、先代として西生寺を見守るという念のかけらも全く感じない。どうやら親父の魂はもうどこにもいないみたいだ。昇天した宇宙で粉々に砕け散った感じ」

と、かなり衝撃的なことを夫は言うのです。


私:「え〜 西生寺すらどうでもいいって感じなの?ご先祖さまとして見守ってくれないの?」

夫:「うん。なんかそういうのも超越しちゃったみたい」


トホホ…

お父さーん、すっきりさっぱりしすぎだってば!

ま、この見解が真実かどうかは別として、長い間同居をして一番身近だった園子ママとお父さんが爐汗菫弔気洵爐箸覆辰榛、「先祖という存在」についてとても気になっている私は、本屋さんで柳田国男の『先祖の話』を買い求め、静かに読み始めたところです。



●画像左…「四十九日法要」で挨拶をする住職
●画像右…住職の妹夫婦が主催「六箇山工房展」の案内状

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【お知らせ】:ガラスと帽子「六箇山工房展」のご案内(6/22〜30)

住職の妹の弘美さん夫婦は群馬県の赤城村で古民家に暮らしながら、ガラスと帽子の工房『六箇山工房』と『ギャラリーSHOP』を運営しています。(だんなさまのカナメさんはガラス造形作家で弘美さんは帽子作家です)

独立してガラス工房を立ち上げる事を目的に横浜から移り住んで2年半、昨年4月に念願の工房をOPENさせて1年が過ぎました。このたび、前橋市内で2度目となる『六箇山工房展供戮魍催することとなりましたのでご案内いたします。

歴史のあるステキな「赤レンガ蔵」を貸し切って張り切って開催します。まるで赤城の「六箇山工房」が丸ごと引っ越してきたような「1年で一番気合いの入る展示会」だそうです。

代表のカナメさんと、六箇山工房で一緒に働いている2人のガラス作家(佐藤遥香、福原孝幸)による作品を中心に、夏らしく麦わらを用いた弘美さんの手作り帽子、そしてギャラリーで作品を展示しているビーズ作家の斉藤泉、陶芸家の長島小春、クラフトアートのKomiyaさんの作品も登場します。

これからの季節にぴったりな色とりどりの涼しげなガラスと、センスの良いオシャレなモノがちりばめられた「六箇山工房展」です。私たち夫婦もとても楽しみにしています。

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六箇山工房展供悒ラスの色と帽子のかたち展』(入場無料)

≪ごあいさつ≫(代表 小野口カナメ)
自身が心の底から魅了された豊かな赤城村の元養蚕民家にて、吹きガラス工房、帽子工房、ギャラリーを創って一年がたちました。その間4人で力を合わせてつくってきたたくさんの作品を、また多くの方々にご覧いただき手にとってもらいたいと願っています。
涼しい前橋れんが蔵にぜひ遊びにいらしてください。お待ちしております。

【日時】:6月22日(土)〜6月30日(日)
【会場】:群馬県前橋市「芸術文化れんが蔵」
(住所)前橋市三河町1丁目16−27
(最寄駅)中央前橋駅
(駐車場)無料18台

【開催時間】:平日10:30〜18:30
      :土日・28日(金)10:00〜20:00
      :最終日10:00〜15:00
【サイト】
(インスタグラム)lokkayama.kobo 、lokka.glass.hat
(フェイスブック)「六箇山工房」で検索
(HP)www.lokkayama.com
【問合せ】
(メール)lokka@lokkayama.com
(電話)070−7462−3179

【六箇山工房】〒379−1103
群馬県渋川市赤城町津久田642
※「六箇山工房展供廚魍催中は、工房とギャラリーは臨時休業をいたします。
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2019/06/01(土)
★6月「即身仏拝観のご案内」&「ハート?猪目模様」完成














「なんでお寺のお堂にいきなりハートマークなの?」
「良縁の愛染明王のお堂だからハートなんじゃない?」

と、不思議に思われる方も多いかと思われます。そうですよね、どう見ても爛蓮璽鉢爐砲靴見えないです。でも単に愛染さまのお堂だからラブラブなハートマークをつけたわけではありません。

じつは、このハート型は、意外にも昔から神社や寺院で用いられてきた狷本古来の模様爐覆里任后

「猪目模様(いのめもよう)」といって猖盻けや火除け爐琉嫐があるのです。

というわけで、良縁成就の「愛染明王」さまをお祀りしている「客殿」正面の扉(とびら)改修にともない、このたびさりげなく猪目模様を入れてみました。

良縁の仏さまの愛染さまとハートがとってもマッチしていませんか?

それにしても、魔除けに用いた猪目模様の形が、現代人の私たちにはLOVEの象徴爛蓮璽肇沺璽爐箸いΔ泙辰燭違う解釈をもたらしているとは古来の人々は思いもよらなかったことでしょう。

とりあえず「なんかカワイイッ」って思ってもらえたらうれしいです。


それでは今月の、住職が不在となるため『 即身仏拝観が出来ない日時』をお知らせいたします。

今月は組寺(弥彦組)の一年に一度の「常例法要」への出席(助法)が続くため、終日休観の日が多くご迷惑をおかけいたします。そして4月22日に亡くなった長老さまの「四十九日法要」も6月4日を予定しております。

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≪住職不在のため6月の即身仏拝観が出来ない日時≫

◆6月15日(土):終日休観。組寺「常例法要」出席のため。
◆6月17日(月):終日休観。組寺「常例法要」出席のため。
◆6月20日(木):終日休観。親族の「葬儀」出席のため。

◆6月24日(月):終日休観。組寺「常例法要」出席のため。
◆6月25日(火):午後より休観。「法事」のため。

◆6月28日(木):定休日。新潟「弘願寺」護摩供法要のため。
◆6月29日(土):午前10時30分〜正午まで休観。「法事」のため。
◆6月30日(日):終日休観。組寺「先住忌法要」出席のため。

≪即身仏拝観≫
【拝観受付時間】:午前9時半〜午後3時半最終受付
【受付場所】:駐車場「受付寺務所」でお申込みください
【拝観料】:大人(高校生以上)500円、小人(小中学生)300円

≪御朱印≫
住職不在時の「御朱印」は受付寺務所にて狃颪い浸罩爐箸覆蠅泙后

※「受付寺務所」、見学無料の「宝物堂」は通常通り開いています(4日、28日を除く)。
※境内は自由に参拝できます(こちらも無料です)。
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以上です。よろしくお願いいたします。


●画像左右…愛染明王さまを祀る客殿の扉に完成した「猪目模様」
扉も猪目模様も同素材爛劵个量攤爿爐鮖藩僂靴討い泙后ヒバの特徴の温かみのあるクリーム色がいい感じです。イノシシの目をデザインしたとのことですが、私には目というよりかイノシシの鼻に見えます。


2019/05/07(火)
★ありがとうございました。(5月「即身仏拝観」のお知らせ)














葬儀会場の「客殿」に入りきれないくらい大勢の方々にお参りをいただいた長老さまの通夜(4月25日)と葬儀(26日)が終わり、そのまま待ったなしに27日からの10連休に突入して、参拝客や弔問の方などでバタバタとした日々を過ごしているうちに今日になりました。

気付けば新緑の若葉が目にまぶしい季節になっていました。いっせいに芽吹いた若葉に囲まれた西生寺はとっても気持ちがよく、このところの忙しさをさわやかに癒してくれます。

世間では猜神から令和へ爐蚤臺僂弊垢蠑紊りを見せたようですが、私たち西生寺の家族は長老のお父さんが亡くなったことでそれどころではなくなり、平成も令和も新天皇即位の祝福ムードも吹き飛んでしまいました。

「斎場」で焼かれ、骨になったお父さんの姿に立ち会ったにもかかわらず「お父さんは死んでもうこの世にはいないんだ」とはっきりと実感することはないです。

「悲しみや脱力で心にぽっかりと穴が開かないように」と仕組まれたとしか思えないくらい、残された遺族にはやることがたくさんあるのです。

きっといろいろな手続きや6月初旬の「四十九日法要」を終えてようやくひと息つく頃には牴瓩た時間爐哀しみを癒してくれているのでしょう。

私が結婚して20歳で西生寺に暮らし始めた時、お父さんは60歳でした。

現役ばりばりのお父さんは、物知りで好奇心旺盛で面倒見が良くて前向きで元気いっぱい。そして気取らない性格でとても家族想いの人でした。

以来、脳梗塞で施設に入居するまで狷欝鐇験茘爐錬横暁にも及び、この26年間は私にとってはお父さんより狎犬た教え爐鮓陲Δ海箸できたかけがえのない時間でした。

本当にかわいがってもらったし(もちろん園子ママにも)、いろいろな話をしてくれて、世間知らずで無知だった私の心の引き出しにさまざまなモノを入れてくれました。今でも私の心の引き出しはお父さんからもらったモノでいっぱいです。

だから、お父さんがいなくなったいま「私の心の中にはお父さんが生きている」としっかりと思えることができます。それは幸せなことです。

昔からうすうす感じてはいましたが、こう書いているとやっぱり私って爐義父さんっ子爐世辰燭澆燭い任后幣弌法

お父さんが私にエールを送る言葉としてよく言ってくれた私の大好きなことば、

「人生で経験することに無駄なことは何ひとつなし!」

を胸に、住職の夫とふたり健康に気遣って明るく元気に「西生寺」を守っていきたいと思います。


というわけで、西生寺長老さまの「通夜」「葬儀」に大勢の方からお参りをいただきましたことをあらためて厚く御礼申し上げます。本当に有難うございました。さらに裏方で一生懸命に動いてくださった檀家の皆さまにも感謝申し上げます。


それでは5月連休明けよりの「即身仏拝観が出来ない日時」をご案内いたします。ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

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≪住職不在のため、5月の「即身仏拝観」が出来ない日時≫

◆5月7日(火):午前10時半より午後12時半まで休観。「法事」のため。
◆5月8日(水):午後2時で拝観終了。「法事」のため。
◆5月9日(木):午後より休観。「会合」出席のため。

◆5月12日(日):午前10時半〜終日休観「法事」のため。
◆5月15日(水):終日休観。組寺「常例法要」出席のため。
◆5月19日(日):午前10時半〜午後2時まで休観。「法事」のため。

◆5月24日(金):午後1時より休観。「月経」で檀家さんの家を回るため。
◆5月28日(火):定休日。新潟「弘願寺」護摩供法要のため。

≪即身仏拝観≫
【拝観受付時間】:午前9時半〜午後3時半最終受付
【受付場所】:駐車場「受付寺務所」でお申込みください
【拝観料】:大人(高校生以上)500円、小人(小中学生)300円

≪御朱印≫
住職不在時の「御朱印」は受付寺務所にて狃颪い浸罩爐箸覆蠅泙后

※「受付寺務所」、見学無料の「宝物堂」は通常通り開いています。
※境内は自由に参拝できます(こちらも無料です)。
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●画像左…客殿中央に設けられた「祭壇」
●画像右…「長老さまの遺影」と「光明真言」

生涯を通して犖明真言(こうみょうしんごん)ひと筋爐世辰芯肱靴気泙虜彙鼎蓮遺影奥の正面に「梵字」で書かれた「光明真言」を飾りました。

『オンアボキャベイロシャノマカボダラマニハンドマジンバラハラハリタヤウン』

「真言」とは、仏さまの真実の言葉を獻雹爐派修靴燭發里任后私たちの宗派「真言宗」もここからきています。なかでも「光明真言」はすべての真言を集約したもので狒躾晋性爐箸い錣譴討い泙后この光明真言をお唱えすれば、すべての真言をお唱えしたのと同じ功徳をいただくことができます。


2019/04/22(月)
★西生寺「通夜」「葬儀」のご案内


















長老のお父さん(阿刀隆信)が4月22日午前3時30分に施設の自室で静かに息を引き取りました(享年90歳)。

「通夜」と「葬儀」のご案内をさせていただきます。
通夜&葬儀とも自坊の西生寺で執り行います。
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≪通夜≫
【日時】:4月25日(木)午後7時より
【会場】:西生寺
【受付】:庫裡
※午後6時30分に村内のバス停より山長料理店のマイクロバスが送迎いたします。

≪葬儀≫
【日時】:4月26日(金)午前10時30分より
【会場】:西生寺
【受付】:庫裡

≪「即身仏拝観」について≫
4月28日まで「即身仏拝観」と「宝物堂見学」は犁抓朖爐箸気擦討い燭世ます。大変申し訳ありませんが、どうぞよろしくおねがいいたします。
4月29日より、即身仏の拝観は通常どおり行います。
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3月末より口から物が食べられなくなったお父さん。
10日前に園子ママの3回忌が済み、「もういいだろう」と最愛の妻である園子ママのもとへ旅立ったのだと思います。園子ママの命日が4月11日、お父さんが4月22日、本当に最後まで仲の良いオシドリ夫婦でした。

お父さんはがんばったと思います。
お父さんと私はめっちゃ気の合うとっても仲のよい姑と嫁でした。
毎日が法話みたいな日々を過ごし、本当にいろいろな事をお父さんから学びました。
お父さんありがとうございました。どうかやすらかにお眠りください。




●画像左…若きし頃のお父さんの肖像画(1987年)
25日から中津川での個展を控えている住職の姉のだんなさま「水上貴博(TAKA)」の作品です。約40年前のお父さんの姿です。フランスの水上夫婦もたまたま、園子ママの三回忌、そして中津川での個展のため来日をしている最中でした。園子ママの時も大阪の個展で来日中だったし、本当にふたりしてよくしたものです。びっくり!

●画像右…70代前半の長老さま
大僧正だった長老さまのちょっとかっこいい写真です。



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【御礼】(4月27日)
涙雨が降る中、父の通夜と葬儀は無事に滞りなく済ませることができました。
大勢の皆様方からお参りをいただき誠に有難うございました。
なお、「受付寺務所」と「宝物堂」は29日(月)より再開いたします。
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2019/04/21(日)
★中津川市「水上貴博作品展」のご案内(4/25〜29)













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『水上貴博作品展』−あっという間に39年− (入場無料)

【会場】:岐阜県中津川市 にぎわいプラザ5階「コミュニティホール」
 ※JR中津川駅となり、専用駐車場完備(無料)電話:0573−66−3940
【開催日時】
:4月25日(木)13:00〜20:30
:4月26日(金)〜28日(日)9:30〜20:30
:4月29日(月)9:30〜15:30

【ギャラリートーク】(同会場)(入場無料)
:4月26日(金)18:30〜20:30水上貴博「フランス生活・アーチストの風景」
:〃 27日(土)18:30〜20:30水上敬子(妻)「フランス生活・主婦の風景」
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【水上貴博略歴】
1941年 中津川市に生まれる
1965年 武蔵野美術大学 首席卒業
1980年 渡仏
1981年〜現在まで
      個展、招待展、グループ展、サロン展受賞歴多数

【取扱いギャラリー】ギャラリー・デー・バイ・アート(パリ)
          ギャラリー・パトリック・バルトリー
【水上貴博HP】https://www.taka-la.com
【メール】taka22mizukami@gmail.com
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フランス在住の姉(住職の姉、敬子さん62歳)のだんなさまで画家の貴博さん(77歳)の個展が、ふるさとの岐阜県中津川市で6年ぶりに開催されます。

「創作活動に専念したいから」と、しがらみだらけの日本を飛び出し芸術の国フランスへ渡って早39年だそうです。

渡仏後まもなく、パリの「フランス語学校」で15歳年下の敬子さんと知り合い結婚。
(住職の夫の記憶では、日本に帰国した敬子さん宛てに、貴博さんからエアメールが頻繁に届いていたそうです。ラブレターですね)

以来、妻の敬子さんが作品の管理、宣伝活動、画廊との交渉など爛泪優献瓮鵐箸料瓦騰爐鮗け持ち夫の創作活動を支えるというスタイルでこれまでやってきました。いわゆる夫婦二人三脚ってやつです。

フランスに渡ったばかりのころは、無名の日本人アーティストだった貴博さんですが、精力的に創作活動を続け、フランス芸術界で少しずつ「TAKA」の作品は認められるようになりました。

TAKAの絵画を常設展示する画廊もできて、フランス国内のほかニューヨーク、日本で出展や個展を開催、作品を買い足してくれる爍圍腺烹舛離侫.鶚爐發任ました。

しかし順風満帆で現在に至るというわけでは決してなく、敬子さんが貴博さんと結婚した当時の「ビンボー話」は今でも敬子さんの語り草となっています。

・マルシェで売っている1キロ200円のオレンジが買えない
・食事のテーブルが買えず、木箱をひっくり返したヤツの上でご飯を食べていた
・森で大量の犹該抬爐鮓つけ(フランス人は見向きもしない)それで食費を浮かせた

などなど。

画家業は、景気や国内外の情勢により収入が大きく左右される職業なので大変です。

良い時も悪い時も、絵が売れても売れなくても、家計をやりくりし、夫に気持ちよく創作活動をしてもらう環境をととのえ、ふたりの子供を育て、大食漢の家族の胃袋を支えてきた妻の敬子さんの根性とたくましさは見上げるものがあると私は思っています。

たまに国際電話で敬子さんと話すのですが、敬子さんはいつも開口一番に「あら、直ちゃん元気?こっちはいろいろと大変なのよー。ほんとに困ったわよ。あははは」と明るく言うのが口ぐせです。

貴博さんとは西生寺滞在中に、日本酒を酌み交わして、ふだんは聞けないような海外に暮らしている人ならではのさまざまなジャンルの話を聞くのが楽しみです。

(たとえば「マクロン大統領は25歳年上の奥さんに完全に尻に敷かれていて、奥さんの意見で言う事やる事がコロコロと変わるんだよ」とか)

それと社会人になりそれぞれの道をたくましく進む、立派に成長したふたりの息子(28歳、27歳)の話を猊秧討隆薛爐任Δ譴靴修Δ砲靴討れます。(私たち夫婦にとってはかわいい甥っ子たちです)

以上、平成最後に故郷の中津川で開催される貴博さんの作品展のご案内でした。
皆さまぜひ会場に足をお運びください。明るく社交的な姉夫婦がお待ちしております。



●画像左…作品「Ferme(農屋)」
今回の個展は、パリの遠望、風景(モノクロ、カラー)、宿り木など新作30点に加え、これまでの数々の代表作(裸婦、フクロウ他)を一同に会しました。

●画像右…水上貴博(TAKA)
≪本人コメント≫
6年ぶりの故郷中津川市での個展になります。フランスに渡ってから早39年。
人生は短し芸術は長しの思いです。
これまでの歩みの一端をご高覧いただければ幸いです。


2019/04/13(土)
★「智園法尼第3回忌法要」














「宝物堂」前の桜が満開の見頃を迎えた4月11日(木)、85歳の生涯を閉じた園子ママ(智園法尼)の「3回忌法要」が当山西生寺で営まれました。フランスより姉夫婦、群馬より妹夫婦も集合して合計17人の親族が集まり、6人の僧侶による法要でした。

なじみの組寺のお坊さん方による厳かな読経が心に沁みました。とくにお導師さまと狎写澄覆靴腓Δ澆腓Α豊爐箸いδ祺擦捻瓦Δ茲Δ望Г┐襪経がとっても良かったです。

(この狎写性爐蓮崙本の音楽の原点なんだよ」と今、横で住職がつぶやきました。へえ)

極楽浄土にいる園子ママもきっと喜んでくれたことと思います。

というわけで、準備期間を経て当日を迎えつつがなく無事に法要は終わり、住職とほっとしているところです。

ところで園子ママが亡くなったのは、2年前の2017年(平成29年)4月11日です。

2年しか経っていないのに「なぜ三回忌法要をするのだろう?」とふと疑問に思い、「寺庭婦人がいまさらそんな事も知らずに何しているんだ」と住職の夫に叱られるのを承知の上で聞いてみることにしました。

元気なころの長老のお父さんは「そんな事も知らないのか。はずかしいヤツだ」みたいな事を片っぱしから質問する私にいつもやさしくこう言ってくれたものです。

「訊くは一時の恥、知らぬは一生の恥。それでいいんだよ」

ね!お父さん。で、住職はあきれた顔をしつつも、

「亡くなった爐修瞭爐鬘渦鶸とするから2年目でも3回忌なんだよ」

と教えてくれました。ついでに夫は

「一年が過ぎた法要だから一周忌。2年目で行う3回忌は3周忌とはいわないでしょ」

とも教えてくれました。なーるほど。

園子ママの葬儀、四十九日法要、一周忌法要、三回忌法要とこの2年間でたてつづけに続いたお母さんの法要も、次は4年後の「7回忌法要」となり、ちょっとだっくらな感じです。



●画像左…客殿に設けられた「位牌壇」
あいかわらず園子ママの「BIG位牌」はお仏壇に入らないので、お仏壇前の小机の上に置いてお花やお供え物をしています。やはりお仏壇に入る「ミニ位牌」を作ったほうがいいのかしら…。お母さんどう思いますか?

●画像右…法要の後の「お斎(昼食)」の様子
牾篷N鼠店で和食爐お決まりの「法事のお斎」ですが、親族はお寺ばかりなので(曹洞宗が多い)今回はガラリと趣向を変えて、村にあるいきつけのお店「バナナウィンズ」(地中海風海鮮レストラン)を貸し切って食事を楽しみました。
カフェ風ドリンクメニューも豊富なレストランなので、飲酒しない若い副住職さまが猖楼瓩里坊さんスタイル爐妊リームや砕いたクッキーのたっぷり乗ったアイスドリンクをおいしそうに飲む姿が新鮮すぎました(笑)。


2019/04/02(火)
★4月&10連休「即身仏拝観」のご案内














厳しい冬を乗り越えて待ちに待った春の到来です。境内の樹木を囲っていた「冬囲い」も外され、野鳥のさえずり、うぐいすのぎこちないホーホケキョ♪ 満開の梅、足元にはさまざまな野草が花盛りをむかえている西生寺です。

雪国ニイガタに暮らしてから、春夏秋冬の四季のなかでも狃姚爐一番好きになりました。特別な事は何もないのに狃姚爐箸いΔ世韻膿瓦うきうきとします。

そして4月は新年度のはじまりです。新生活をスタートさせる人々に便乗して、私もフレッシュな気持ちで万年変わらぬ「受付寺務所」の仕事や、早くも始まった「草取り」(越冬していたヤツ!)をがんばりたいと思います。

そして今年の4月といえばやはり「平成最後の1ヶ月」ということでしょう。

メディアでは平成にちなんだ特集が目白押しです。新元号も発表されて爐祝いイベント爐箸靴討泙垢泙浩垢蠑紊り牴元便乗商法爐呂箸匹泙襪箸海蹐鮹里蠅泙擦鵝

それにしても、天皇陛下がご存命中に退位して皇太子さまが新天皇に即位する今回の「代替わり」は、おめでたいムード一色で明るくて良いです。昭和天皇の崩御で昭和が終わり、深い悲しみのうちに「平成元年」が始まったあの時とは狎い涼罎龍気爐まったく違います。

昭和64年(1989年)1月7日から平成元年1月8日を迎えたあの頃、私は春に卒業を控えた高校3年生でした。

当時は、新元号や新天皇誕生に関心が100%集まるというより、昭和天皇が崩御された衝撃の方が大きく、CM・イベントなどの自粛や半旗を揚げたりして犢颪犬紊Δ喪に服していたようなイメージ爐記憶として残っています。

あれから30年。いつのまになじんでいた猜神爐箸いΩ宜罎僚わりと新しい時代の始まりに向けて、カウントダウンしながら過ごすという経験したことのない日々を、新しい天皇陛下が誕生する爐めでたい歴史的な瞬間爐卜ち会えることを、自分なりに楽しみたいと思います。

ちなみに今月末からの「10連休」に対しては「参拝者が激増する忙しい日々が10日間も続いて、夫婦ふたりきりで乗り切っていけるのだろうか」という恐怖心しかありません(笑)。(私の周りでは「10日間は長すぎる」「迷惑」といった批判的な声の方が多いです)



それでは、法事や法要出席で住職が不在となるため『 即身仏拝観が出来ない日時』をお知らせしたいと思います。

今月は寺役が多くて拝観ができない日も多く申し訳ありません。5月1日(水)〜6日(月)までの連休は、法要や法事もなく「即身仏の拝観」は終日可能です。


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≪住職不在のため、4月の「即身仏拝観」が出来ない日時≫


◆4月19日(金):午後2時半まで休観。「葬儀」のため。
◆4月21日(日):午前10時半まで拝観可。以降休観。「常例法要」出席のため。
◆4月22日(月):午後より休観。「真言宗新潟第一教区総会」出席のため。
◆4月24日(水):午後1時より休観。「月経」で檀家さんの家を回るため。

≪10連休中の拝観が出来ない日時≫
◆4月27日(土):午後より休観。寺泊仏教連合会「花まつり」出席のため。
◆4月28日(日):定休日。新潟「弘願寺」護摩供法要のため。
◆4月30日(火):即身仏拝観は午後3時まで。「月経」のため。
※5月1日(水)〜6日(月)は、寺役はなく「即身仏の拝観」は終日可能です。

≪即身仏拝観≫
【拝観受付時間】:午前9時半〜午後3時半最終受付
【受付場所】:駐車場「受付寺務所」でお申込みください
【拝観料】:大人(高校生以上)500円、小人(小中学生)300円

≪御朱印≫
住職不在時の「御朱印」は受付寺務所にて狃颪い浸罩爐箸覆蠅泙后

※「受付寺務所」、見学無料の「宝物堂」は通常通り開いています。
※境内は自由に参拝できます(こちらも無料です)。
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ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。



●画像左…境内の斜面に咲くカタクリ
●画像右…客殿の正面に咲く梅花

万葉集「梅の花のうた32首」序文より新元号が「令和」に決定しました。ここ最近の寒の戻りと悪天候でニイガタの桜の開花はもうすこしお預け、かわりに境内の梅の花の満開の見頃が続いています。
桜ほどの派手さはなく地味な印象がある梅花ですが狄係宜罎罎りの花爐箸靴董△海譴泙任醗磴辰慎せちで客殿前の梅の木を鑑賞すると「渋い枝ぶり。なかなかの奥ゆかしさ。凛とした孤高の美しさ。いつまでも咲き続ける力強さ。やっぱり梅ですね」という気がしてきました(笑)。


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