西生寺 おてら通信

◆即身仏霊場西生寺 おてら通信◆

このホームページを制作管理しておりますわたくし、住職の妻によって発信されるページです。西生寺からのお知らせや、お寺での暮らしの中で感じた事、お寺とは全く関係のない話など、肩の凝らない内容を毎回少しづつ、気ままに更新していく予定です。


2018/06/18(月)
★されど過去帳!のおはなし














植物を植えるのが大好きだった園子ママの遺してくれた、青やピンクの美しい紫陽花(あじさい)が境内に彩りを添えてくれています。どんよりとした梅雨空の下、まあるいカラフルな紫陽花の花ボールを見ると気持ちがぱっと明るくなります。

なかには訪れた先で目にした狡舛靴せ舁朮岫爐鯤けてもらって来て「接ぎ木」をして育てたものもあり、早朝の庭の手入れが園子ママの楽しみでした。

私も住職も「植物を植えて→育てて→愛でる」という狡蹐い犬蠹な趣味爐呂泙辰燭ないので(私は話しかけるのは好きだが)、境内に遺された多くの「お母さんの植物」くらいは庭師さんと一緒に大切に手入れをしていきたいです。


じつは少し前まで犖通信のケーブルの不具合爐粘檻尭間「インターネット」が使えず、メールも見られず爐箸討弔發覆不便な日々爐魏瓩瓦靴討い泙靴拭

発端は、昨日までふつうにできていた「無線ランを使用したネット接続」が、次の日、なぜだか突然にできなくなっていて「Why?ワタシ何モシテマセーン Why?」状態におちいったことです。

どういうわけかひと晩のうちに「無線ラン機器にあなたのインターネット情報がありません。再設定しないとあなたのネットが見つかりません」になってしまいました。(トホホすぎ…)

すぐに唯一の頼みの綱である「NTTサポートセンター」に犲蟒颪のメモ爐茲蠹渡辰靴董▲▲疋丱ぅ垢暴召き猊旧爐鬘瓜間半かけて試みましたがダメでした。

そのあと問い合せ先を変えてみると「そもそも犖通信の電波爐鵬薪かの不具合が生じていることが原因」ということが分かりました。(この時点で半日経過、心労MAX)

数日待って工事の人が来ました。

「具体的な原因」は、境内にある電柱に取り付けたケーブル(機器)が強風で壊れていたとかで、電波を屋内にある「光通信の機器」に上手く送れなくなっていたとのことです。

電柱のケーブルも修理して、ついでに6年間使用していた「無線ラン(バッファロー)」も買い替え、「NTT光通信機器」も最新のモノに取り替えてもらい無事に終了。久しぶりに雲ひとつない澄みきった青空のような、すっきりとさわやかな軽い気持ちが戻ってきました。

思い立った時にすぐその場で何でもできる「ネット社会」を満喫している今、日常生活でたった数日間でもネットが使えないというのは本当に不便で、まるで犲蠡をもがれたよう爐任靴拭


さて、これよりようやく本題へ。情報やデータをパソコンやインターネットで管理することが当たり前となった現代においてなお猊塋僂梁減澂爐覆里「過去帳(かこちょう)」でしょう。

知っている人は「ああ、過去帳ね」で終わってしまう、注目度もかぎりなく低く地味な存在のようでいて、実はとっても大切な「過去帳」に注目してみましょう。

「過去帳」とはずばり、代々その家系でいつ誰が亡くなったという記録が記された帳面のことです。通常、「お仏壇」の中に収納しておきます。

過去帳は、「御朱印帳」や「経本」のようにページがアコーディオンみたいな爛献礇丱蕕虜遒雖爐砲覆辰討い騰犁入方法爐眄里ら変わりません。

「一日」から「三十一日」までの日付のページがあり(「月」はなし)ページの先頭に爐修瞭付の仏さま爐記してあります。(「一日:定光佛」、「二日:燈明佛」…といった具合)

そしてお亡くなりになった方のその日のページに「戒名、亡くなった年月、俗名、年齢」を記入していきます。

例えば園子ママは昨年の4月11日に亡くなったので「十一日」の「観喜佛」のページに「智園法尼、平成二九年四月、俗名阿刀園子、八五歳」と記入されました。

「過去帳」を見ると故人の猝親爐筬倏忌爐分かります。

また、葬儀の時には菩提寺に渡して新しく記入をしてもらいます。檀家さんの過去帳に記入をするのも菩提寺の住職の大切な勤めのひとつです。


ところで、なぜ私が「過去帳」に注目したかといいますと、西生寺の檀家さんが「我が家の過去帳をリニューアルしよう!」と思い立つのがたまたま重なり、最近、立て続けに3軒の檀家さんから新しい過去帳への記入の依頼があったからです。

そのうちの一冊は、相当な倏期モノの過去帳爐妊椒蹈椒蹐畔れる寸前。おそるおそる表紙をめくって見ると筆書きで狆赦損闇(1928年)一月爐箸△蝓△覆鵑硲坑闇前から使用している過去帳でした。

記載されている年月日を見ると、江戸時代、明治時代、大正時代…とあり、きっと昭和3年に過去帳を新調するときには、先代過去帳はボロボロになっていたのでしょう。少なくともこの檀家さんの過去帳は3代目といえそうです。

代々古いばかりが過去帳ではありません。

初めての「お仏壇」に初めての「過去帳」という檀家さんもいます。こういう檀家さんの過去帳は、小型化されたお仏壇に合わせて狆ぶりな過去帳爐多いです。

ちなみにお寺にも「過去帳」があります。

「個人の家の過去帳」はその家の記録だけですが「お寺の過去帳」はすごいです。
狠媛箸気鵑垢戮討梁紂垢竜録爐記されています。
よく、

「お寺で緊急事態が発生したら、ご本尊さまと過去帳だけはぜったいに死守すべし!」

みたいにいわれる、とってもとっても大切なものです。


西生寺の過去帳は、住職いわく「一度もリニューアルしたことがない」というのが本当だとすると、なんと犢掌融代から使用している過去帳爐箸いΔ海箸砲覆蠅泙后糞拭法

そして全ての檀家さん情報を記入するので当然、一般の過去帳とは比べものにならないくらいサイズも厚みも狡僑贈稗如δ競椒螢紂璽爿爐任后

さらに「お寺の過去帳」は狢紂垢慮朕優如璽燭里たまり爐箸發い┐訛緤なので、

「いかなる理由があろうとも、絶対に誰にも見せてはならないし(情報を)教えてもならない」

という犖靴靴べ檗淵キテ)爐あります。

このように「過去帳」はその家が続くかぎり大切に保管しておくもの。
言うなれば犹笋燭舛里汗菫弔気泙竜録爐覆里任后

もし機会がありましたらみなさんも「自分の家の過去帳」をのぞいてみてはいかがですか。



●画像左…境内を彩る「お母さんの紫陽花」
毎年「色」が変わるのが紫陽花。青系一色になる年もあるけれど、今年はピンクが爐靴辰りピンク爐靴討い泙后今年一番に色づいた青とピンクをそれぞれ、園子ママの仏壇に飾りました。「お母さん、お母さんの紫陽花が今年もきれいに咲きましたよ」ってね。

●画像右…「過去帳」
左側が90年前の過去帳。右側がコンパクトサイズの現代の過去帳。

【ちなみに90年前の日本の出来事】(昭和3年・1928年)
昭和天皇27歳(11月に即位式)、大相撲ラジオ実況放送開始、新潟大雪害で死者62人・行方不明29人、共産党員大検挙で「特高警察」が全国組織に、野口英世さん西アフリカで客死、高知の「坂本竜馬像」建立、満洲の支配者「張作霖」が関東軍の策略で列車ごと爆殺(満洲事変の3年前)、女性のスカート丈がひざ上に、シェパード飼育流行、ダンスホール全盛、新潟県五泉大火、新潟県両津大火、世界恐慌の前年、西生寺の長老さまが生まれる2年前、


2018/06/01(金)
★6月の「即身仏拝観」のご案内














6月になりました。住職が不在となるため『 即身仏拝観が出来ない日時(6月) 』をお知らせいたします。

今月は組寺(弥彦組)の一年に一度の「常例法要」への出席(助法)が続くため、終日休観の日が多くご迷惑をおかけいたします。

なお、「受付寺務所」、見学無料の「宝物堂」は通常通り開いています。境内は自由に参拝できます(もちろん無料)。住職不在時の「御朱印」は受付寺務所にて狃颪い浸罩爐箸覆蠅泙后

≪6月の即身仏拝観が出来ない日時≫
◆6月2日(土):終日休観。「親戚の法事出席」のため。
◆6月6日(水):午後1時より休観。「弥彦支所会議」出席のため。
◆6月8日(金):午前11時00〜終日休観。組寺「常例法要」出席のため。

◆6月15日(金):終日休観。組寺「常例法要」出席のため。
◆6月16日(土):午前10時半〜午後1時半まで「法事」のため。
◆6月17日(日):終日休観。組寺「常例法要」出席のため。
◆6月18日(月)〜19日(火):終日休観。東京へ出張のため。

◆6月24日(日):終日休観。組寺「常例法要」出席のため。
◆6月28日(木):定休日。新潟「弘願寺」護摩供法要のため。

≪即身仏拝観≫
【拝観受付時間】:午前9時半〜午後3時半最終受付
【受付場所】:駐車場「受付寺務所」でお申込みください
【拝観料】:大人(高校生以上)500円、小人(小中学生)300円

以上です。

「組寺(くみじ)」とは、近隣地域の真言宗のお寺が集まったチームのようなもので、西生寺が属するのは「弥彦下(しも)組」です。弥彦下組は寺泊、燕市(分水・吉田)の真言宗のお寺の集まりで現在は8ケ寺です。

それぞれの組寺が一年に一度開催する狆鑪稻〕廚瞭時爐聾把蠅之茲泙辰討い泙后K菁同じ日、同じお寺で行われる「法要」の助法をするために、各組寺のお坊さんが集まるという慣わしが昔からあります。

西生寺の常例法要は、毎年7月15日に行われている「大般若会&水子合同供養祭」ですので、この日は西生寺に組寺のお坊さん方がたくさん集まってくれます。

法要の内容は各お寺により「大般若」や「観音講」などさまざまです。「常例法要」は4月から始まり、6月にピークを迎え、そして7月15日の当山「大般若」で終わりです。

こうしてお寺同士が互いに犢圓辰燭衢茲燭雖爐靴道戮┨腓α反イ「組寺」です。法要の際、集まるメンバーも同じなので、情報交換をしたり、時には問題を話し合ったり、親睦を深めるという役割も「常例法要」にはあるのかもしれません。



●画像左…吉野川産出の「雲流石(伊予石)」at宝物堂の前
四国の伊予石で約10トンもある猝欺の石爐任后説明によると「数万年間、河原の激流に洗われていたためにやわらかい部分がすっかり削り取られ、硬い曲だけが残った見事な形と水流紋を描いているところから牘昔(龍)石爐般症佞韻蕕譴神弌廚世修Δ任后へえ。たまにお客さんが「おっこれはスゴイ石だ」とか言っている声を聞きます。

●画像右…佐渡産出の「赤玉石」at弘智法印即身仏立像の前
狷本三大名石爐里劼箸帖⊃軍禪佐渡ヶ島で産出される「佐渡赤玉石」は知る人ぞ知る名石です。石ができたのは約2000万年前で、佐渡金銀山の金銀鉱脈と同じころだとか。海老茶っぽい不透明な赤色でまるでペンキを塗ったみたい。他の石とは全く雰囲気が違います。ちょっとカットして本当に中まで赤いのか確認してみたくなります。

このように、境内には「○○産出の石」という大きな石(銘柄石)がごろごろしています。25年くらい前までは、こういう庭に置く「石」をトラックに積んで売りに来る業者が時々西生寺にもやって来ました。

今回、ほとんど気まぐれに「西生寺境内の石」を紹介してみましたが狎个寮こΝ爐辰討泙辰燭私の知らない世界です。昔は「愛好家」も多くおられたようですが、今の時代はどうなのでしょう…。しかし「こけし」や「盆栽」が再ブームになるような時代ですので、もしかしたら「名石」もブーム再来となるかもしれません。。。

最後に『 石は意志に通ず 』ということで受験合格、就職内定など、各願を勝利へ導く『必勝石』というお守りが受付寺務所の「お守りコーナー」にてご用意してあります。「何かに勝負を賭ける!!」という方におススメのお守りです。(御一体300円)


2018/05/16(水)
★園子ママ 「一周忌法要」














境内のつつじが満開の見頃を迎えた5月13日(日)、園子ママの「一周忌法要」が当山にて執り行われました。園子ママの戒名は狠勹猖‘堯覆舛んほうに)爐任垢里農擬阿砲蓮崔勹猖‘第一周忌法要」です。

私たち阿刀の家族(きょうだい)も群馬やフランスより大集合、私の実家の両親も前日に船橋より到着しました。そして当日は親族の他にも大勢の檀家さんからご参加をいただきました。

お母さんのためにこんなにたくさんの方が集まってくださったという事を、当日になりようやく実感しました。本当にうれしくありがたく思いました。

尽力いただいた檀家総代さんや役員のみなさま、ご参加いただいた檀家のみなさまには心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。極楽にいる園子ママも喜んでくれたのではないかと思います。


「法要」は午前10時より「客殿」で行われました。

毎年7月15日に行われる「大般若法要」でお世話になっている組寺の僧侶のみなさま、総勢11名による「読経」がおごそかで心に沁みました。

読経の抑揚がうねりとなってひとつになり「音色」となって天高くのぼり、極楽浄土のお母さんの元まで届いているのかなあと思うと「おかあさん聞こえていますかあーーー」と叫びたくなりました。

法要のあとの「お斎(昼食)」は、地元の村の民宿のひとつ「割烹の宿 山長」さんの大広間を貸し切って行われました。

めちゃくちゃ広い大広間にぐるりと並べられた「お膳の風景?」はまるで狆赦造梁膠祺餃爐澆燭い任舛腓辰醗鬼でした。

顔なじみの僧侶のみなさまにご挨拶をしたり、順番に檀家さんと楽しくおしゃべりをしているうちに2時間があっという間に過ぎて爐開き爐箸覆蝓午後2時頃、お見送りを済ませてすべて終了しました。


西生寺にとって我々にとって、今年一番の大きな行事(仏事)が「5月13日の一周忌法要」でした。

今年の正月明けより一周忌へ向けて動きだし、3月のお彼岸が過ぎると本格的に準備をすすめてきました。

4月に入ると住職も私も頭には「5.13」「園子ママの一周忌法要」しかなくなり、連休明けからは境内の草取りや大掃除が始まりました。

こんな感じでふたりして最大目標が「5.13」で頭も体も動いてきたので、法事が無事に終わった翌日、我々夫婦は一日中爐劼匹っξ牢境爐砲澆泙錣譴討靴泙い泙靴拭狎犬△び爐个辰りして何もする気になれず、いちにち「寺務所」でうだうだと過ごしました。

というわけで「いつまでもこんなんじゃイカーン!」と、気合いを入れ直して「おてら通信」を書いている次第です。

おかげさまでこのように「母の一周忌法要」を無事に済ますことができましたことをご報告いたします。本当にありがとうございました。



●画像左…法要が終わり「施主の挨拶」をする住職
●画像右…大広間での「お斎」の様子

今回の一周忌の「引出物」のひとつが、3年前に横浜より群馬の「古民家」に移住した住職の妹夫婦(弘美さん、カナメさん)が、4月1日にオープンさせたばかりの『六箇山工房』(吹きガラス&帽子)の「ガラス製品(箸置きやグラス)」でした。

工房オープンを待たずに亡くなってしまった園子ママでしたので、お母さんに「妹夫婦の長年の夢だったガラス工房がちゃんと立ち上がりましたよ」という猜鷙隲爐琉嫐も込めつつ「お母さんにとってもこれ以上にうれしい引出物はないのではないか」と思い決めました。

『六箇山工房』(ろっかやまこうぼう)は、関越自動車道「赤城インター」下りて5分、群馬県渋川市の赤城山ふもとにある小さな「吹きガラスの工房」です。弘美さんが帽子作家で、カナメさんがガラス造形作家です。他に2人の若いガラス作家がカナメさんを慕って神奈川より移住して来ました。

「いつかは田舎に移住して小さなガラス工房を立ち上げたい」という猖緝徂悖横闇の夢爐鮗存修気擦織好謄な工房です。「吹きガラス体験(予約制)」や「ハンドメイド帽子」も注文できます。ガラス製品を中心にすてきな雑貨を集めた「ギャラリー」もあります。みなさんぜひ遊びにいらしてください。

まずは「六箇山工房」でホームページやフェイスブックをのぞいてみてください。


2018/04/29(日)
★GW〜5月中旬までの「即身仏拝観」のご案内














◆4月29日(日):終日「拝観可能」です
◆4月30日(月):終日「拝観可能」です
◆5月1日(火):終日「拝観可能」です
◆5月2日(水):終日「拝観可能」です
◆5月3日(木):終日「拝観可能」です
◆5月4日(金):終日「拝観可能」です
◆5月5日(土):終日「拝観可能」です
◆5月6日(日):午前10時半〜午後1時半まで「法事」のため拝観できません。
◆5月7日(月)〜12日(土):平常通り(法要準備のため最終受付が3時ごろになる日あり)
◆5月13日(日):「阿刀園子一周忌法要」のため1日拝観は休観とさせていただきます。

※なお「御祈祷」や「御供養」が入りますと1時間ほど拝観をすることができなくなります。

◆即身仏拝観◆
【拝観受付時間】:午前9時半〜午後3時半最終受付
【受付場所】:駐車場「受付寺務所」でお申込みください
【拝観料】:大人(高校生以上)500円、小人(小中学生)300円

※30分毎に「弘智法印即身仏」の御開帳(参拝)をしています。


毎日「受付寺務所」にスタンバイしてみなさまのご参拝をお待ちしております。新緑が美しい西生寺へどうぞお参りくださいませ。


●画像左…西生寺「結界門」
弥彦山スカイラインを登ってくるとまず目に入るのがこの結界門です。大きいです。

●画像右…永代供養墓「天翔園」からの展望
我々の暮らす「野積地区」と日本海「寺泊港」方面を望む。いよいよ狹朕△┃爐竜╂瓩魴泙┐泙靴拭



2018/04/20(金)
★園子ママ、初めての「祥月命日」を迎える














元気だった園子ママ(義母)が犁淦心不全爐任箸弔爾鵑△寮い卜肯ってから4月11日でちょうど1年が経ちました。

「もう一年かあ…」とは思いますが「あっという間だったなあ…」という感じはあまりしません。

園子ママの遺影とBIG位牌のある離れの「仏間」には毎日のようにおじゃまするし、母の眠る「阿刀家のお墓」も境内の目に付く場所にすぐあるので、

「意識の中になんとなく居る園子ママとお寺の日々を積み重ねているうちに一年が経った」

という感じです。

園子ママが急死して、我々の前から永遠に姿を消したことには違いないのですが、新たなステージ「ご先祖さま」となった園子ママが爐い弔發寺や我々を見守ってくれている爐箸いΥ恭个鮗然に抱くようになりましたので、死んでもなお母は狄閥瓩並減澂爐任后


それにしても一年前の今ごろは「大変だった」のひと言に尽きます。

4月11日朝、老人ホームで倒れて救急搬送された病院で意識が戻らないまま亡くなった母。午後になって住職と一緒に我が家に戻って来ました。

「お悔み」に来てくださった方の応待をしながら「葬儀の準備」や「大そうじ」、14日の「お通夜」、15日の「告別式」、そして「後片付け」が全て終わるまでの牋貊鬼岫爐蓮記憶を脳に刻む余裕もないくらいの多忙を極めた日々でした。

葬儀が終わってからも、気が遠くなるほどたくさんの犲蠡海爐待っていて「日本では人が亡くなると、かなりの労力と時間を要する」という事を狹事者爐箸靴峠蕕瓩瞳亳海靴泙靴拭なんだかんだと全てが終了したのは秋口に入ってからでした。


で、一年が経ち、園子ママの狃蕕瓩討両遊郛容命日爐任△襭慣遑隠影を、今年は夫婦ふたりきりで迎えました。平穏な中でもさらに平穏な一日という感じの静かな日でした。
(「一周忌法要」は来月に執り行います)

私:「1年前の今日は激動の始まりだったけど今年はなんてのんびりなんだ。差がすごいよね」

夫:「おふくろもびっくり、我々もびっくり、みんなびっくりだったからなあ」


お母さんの祥月命日を、静かに我々夫婦だけで過ごすのかと思いきや、日本へ「2週間の出張中」のフランスの甥っ子(貴翔27歳、日本向けの自然派ワインの輸出会社に勤めている)が、わざわざ時間を作ってこの日の夕方、東京より訪ねて来てくれました。

甥っ子:「いま日本に居るんだけど、明日、泊まりに行ってもいい?」

と前日、とつぜん電話があったのでした。(ま、いつものパターン)

しかし西生寺にやって来た甥っ子は、自分の来た日が爐ばあちゃんの祥月命日爐箸話里蕕覆ったようで大変に驚いていました。

甥っ子が言うには、たまたま4月11日と12日のスケジュールがぽっかりと空いたので、

「西生寺に行ってタンタン達に会っておばあちゃんをお参りして、(施設に入居中の)おじいちゃんにも会って帰ろう!」

と急に思い立ったそうです。


我々:「これはもう絶対に園子ママが自分の命日に合わせて貴翔を呼んだとしか思えないよ」

甥っ子:「そうだよねーびっくりだよー。マジに鳥肌立っちゃったよー」

3人:「園子ママなら爐笋蠅修Δ粉兇賢爐世茲諭次幣弌法


というわけで4月11日の夜は甥っ子が加わり、いい感じの賑やかな雰囲気で園子ママを偲ぶこととなりました。

ささやかな手料理の夕飯を食べ、野積にあるホテルの温泉にお風呂に行き、寝るまでのあいだは狭い居間に3人(+ネコ1匹)がせせこましく座って、おしゃべりをしたりテレビを観るという、甥っ子が子供のころから不変の「阿刀家スタイル」で狡競▲奪肇曄璽爿爐鵬瓩瓦靴泙靴拭


今回の甥っ子の「日本出張」は、自社の「自然派ワイン」を卸している日本各地のレストランを猖務て擦ら九州爐泙任まなく回り、そのお店で食事をしてオーナーシェフやスタッフ(お客さんとも)と盛り上がって狄童鬚鮨爾瓩覘爐箸い仕事だったそうです。

子供のころから社交的で食べることが大好きだった甥っ子なので狹型Ν爐里茲Δ併纏ですが、毎晩のように取引のあるレストランで遅くまで飲んだり食べたりの爛哀襯畛伊罩爐法△錣困2週間足らずのあいだに爍汽ロ爐眤僚鼎増えたとのことでした。


自分が大人になってどれだけ世界が広がっても、子供のころから慣れ親しんでいる西生寺や私たち夫婦が、

「いつ来ても変わらない!なつかしい昔のまんま!」

というのがたまらなく安堵するのだそうです。

そんな風に言ってくれて、我々を慕って来日をすると必ず会いに来てくれる甥っ子の存在はありがたく、また、子供を持たない私たちにとってはいくつになっても爐わいいベベ(坊や)爐覆里任靴拭


私:「気を付けて、元気でね!またおいで!」
甥っ子:「タンタンもね!たぶん夏にはまた来るから!」

爍横安絖爐箸いΔ呂舛れんばかりの若いエネルギーに満ちあふれ、笑顔がまぶしくキラキラと輝いている甥っ子を夫婦で見送りました。

小さなリュックを背負っただけの軽装の甥っ子は、笑顔で手を振りながら西生寺境内にある「弥彦山登山道」へと走って消えて行きました。

え?そう、甥っ子は今回なんと内陸側の「弥彦神社」から弥彦山「山頂」を越えて海側の「西生寺」まで猝鑄Щ嚇仍各擦鯀って爐笋辰突茲燭里任后トレイルランニングというやつです。軽く走って猜卞讃1時間爐世辰燭箸。本格登山が趣味なので狡飯前爐世辰燭修Δ任后

ほんとうに、若いってすばらしいです。

タンタンも(フランス語で叔母さん、私のこと)甥っ子に負けないよう狠翡パワー爐膿誉犬髻∨萋を、明るく楽しく生きるぞーと誓いました。園子ママ、どうか見守っていてください!



●画像左…御本堂「阿弥陀堂」参道脇の「阿刀家のお墓」
●画像右…シャクナゲと天然記念物「樹齢800年の大銀杏」

【長老さまの近況】
グループホームに入居している長老のお父さんはこの冬、体調を崩してしまい、日中も部屋で寝ていることが増え、歩行器から初めて「車椅子」利用になってしまい心配でした。
痩せてひとまわり小さくなってしまったお父さんの様子を見て「この状態が定着してしまうのかなあ…」と思ったりしましたが、春になってV字回復!!

現在は再び「歩行器」で歩けるようになり、食欲もばっちり(毎食完食だそうです)、表情も豊かになり、脳への血流が良い時は、自分からスタッフに話しかけたりするほど(ふだんは話しかけた事に「そうか」とか「いいや」とか答えるだけ)犂袷管活爐靴泙靴拭N匹ったー。さすがお父さんだわ。若い頃、柔道で鍛えただけあるなあ。


2018/04/05(木)
★春らんまん!の西生寺














「宝物堂」前にあるソメイヨシノが開花しました。全国的な流れに乗り、今年の桜の開花はニイガタでも1週間も早く、境内はいま「カタクリ」と「梅」と「桜」が同時に見頃を迎えています。まさに狃佞蕕鵑泙鶚爐寮樟源です。

境内はカタクリの花の他にもイチリンソウやスミレなどの野草が花盛り。茶色の枯れた棒枝のようだったアジサイは芽吹きはじめ、誕生したばかりの若葉の緑が狎弧燭梁吹爐魎兇犬気擦泙后そよ風が心地よく、耳を澄ませばさまざまな野鳥のさえずりが一日中にぎやかです。

永代供養墓「天翔園」に暮らす、おなじみの大きな野ウサギ爐Δ気どん爐盪僂鮓修掘
会うたびにユニークな猜竸斑罎了儉爐鯣簣してくれる今回のうさぎどんは、ホワイトボディに生え始めたブラウンの夏毛の水玉模様という珍しい爛疋奪畔船Ε汽爐脳个してくれました。

自然に囲まれた弥彦山の中に暮らしていると、春という季節ほど自然界の動植物の力強いエネルギーを犖浚境爐濃廚い辰り感じられる季節もないです。春ってすごいです。

というわけで、むせ返るような犲然界の春パワー爐貿愧罎魏,気譴襪茲Δ法冬眠中だった「西生寺拝観部門」も本格的に活動を開始しました。

冬の間ずっと閉鎖されていた「受付寺務所」と「宝物堂」をオープンさせ、お休みしていた「弘智法印即身仏拝観」も平常通りに始まりました。

別にぜんぜん新社会人ではないですが、毎年「冬期閉鎖」を経て春、大掃除を終えていつも通りに「寺務所オープン」を迎えると、新鮮な気持ちで受付に座ることができて、

「ようし、今年も一年がんばろう」

っていう気持ちがわいてくるのがとてもうれしいしありがたいです。


のん気にもこふわの桜を眺め、春パワーで浮かれまくっている私の横で、住職の夫は「深刻な冬の爪痕の処理」に頭をかかえています。

今年の冬の爛泪犬任瓩辰舛磴劼匹ぢ臉祗爐建物に与えた被害は深刻で、西生寺の古い建物やインフラのいたるところが満身創痍状態におちいってしまいました。本当に牴れてしまったモノ爐いっぱいでもう泣きそうです。

・雪の重みで壊れてしまった「客殿」の鬼瓦や天井の穴
(寺社専門の屋根業者に修理依頼。天井は足場を組む大がかりな修理になるらしい)

・暴風で800年の大銀杏の大枝が折れて「弘智堂」の手すりを直撃し破壊
 (お堂に直撃しなかったのが不幸中の幸い。村の大工さんに修理依頼)

・積雪で痛み、割れてしまった「庫裡」前の地面
 (ひびが割れてぼろぼろに。地元の建設業者に修理依頼)

・水道管の元が破裂したまま停止中の「離れ」のすべての水回り
 (5カ所破裂した最後の難関。地元の出入りの業者さんに修理依頼)

・除雪車により削られた「アスファルト」の粉や陥没の処理
 (山積みの雪や除雪車でアスファルトはかなり傷む。我々夫婦でなんとかする)

といった具合で、これからアチコチ修理が始まります。

冬の爪痕も同居する狃佞蕕鵑泙鶚爐寮樟源で、今年度もみなさまのお越しをお待ちしております。



●画像左…野仏さまの足元に咲く「カタクリの花」
積雪が早くて「落ち葉そうじ」が出来ず、落ち葉がたっぷりと積もった状態で越冬したせいか、今年はカタクリが本当に増えました。特徴のある倏紫の花爐糧しさもさることながら、迷彩柄の狢腓な葉っぱ爐皀シャレで好きです。ちなみにこの「西生寺HP」のイメージカラーはカタクリの花と葉っぱです。(毎年書かずにはいられない 笑)

●画像右…山菜の王さま「タラの芽」
境内に数本あるある「タラの木」のひとつ。これで爐任辰い一個爐世修Δ任后この木も昨年まではいくつも芽をつけたのですが狠か爐枝ごとばっさりと切ってしまったがゆえ爐任辰い一個爐砲覆辰討靴泙い泙靴拭爐个辰気雖爐鮓つけた時はちょっと悲しくなったけれど、でもちゃんとこうして芽吹いてくれたのでうれしいです。



【「即身仏拝観(御開帳)」についてのお知らせ】

「弘智法印即身仏さまの御開帳(有料)」は現在、住職ひとりで案内をしているため「仏事」などで住職が不在の時間帯は即身仏の拝観(御開帳)ができません。

即身仏の拝観を目的にわざわざお越しいただいて「拝観」ができない事も多く、本当に申し訳なく思っております。丸一日ダメな日や午前中だけ、または午後だけなどさまざまですので「即身仏拝観」をご希望の方は、事前にお電話でお問い合わせをいただくと確実です。

弘智さまはただのミイラではなく、厳しい修行を積んで即身仏となられた猯邯海△蕕燭な仏さま爐任垢里如崑┸畔拝観」は、御祈祷という形でお経をあげて御開帳をしております。ですから住職が不在だと御開帳はできません。どうかご理解のほどをお願い申し上げます。

無料の「宝物堂」や「境内の参拝」はいつでも自由にお参りができます。


2018/03/20(火)
★「ひとり旅inタイランド2018」−旅報告−














みなさんお久しぶりです!予定通り1ヶ月間の「ひとり旅タイ」を終えて無事、元気いっぱいに戻って参りました。

1ヶ月ぶりの新潟は、あんなにあった雪もウソみたいに消え去り、予想以上にあたたかい春の陽気に包まれていて驚きでした。かなり厳しかった今季の冬の終わりを知り、心の底から安堵しました。

今回、雪に覆われた極寒の新潟とは真逆の狷中30度以上の真夏のタイ爐撚瓩瓦稿々で思ったことは「今年ほど猗魎┐領広爐呂覆い世蹐Δ福廚箸いΔ海箸任靴拭

思い返すと旅立った2月初旬は積雪も寒さもピーク、襲来する寒波のど真ん中にいました。

直前まで雪で飛行機が飛ぶか飛ばないかと心配していた出発当日は、ふだんなら(車で)1時間で行くところを「雪道渋滞」で2時間半もかかって新潟空港にやっとの思いでたどり着きました。

韓国を朝出発した大韓航空機の猴姿爐、鉛色の空より白銀の空港の滑走路に狡蟾鎰爐忙僂鮓修靴浸は「よく飛んで来たなあ…うっ」と感動で涙が出そうになりました。(韓国より飛行機が来ないと我々も飛べない)

小1時間後、降雪が強まりいよいよ吹雪になったかというなか、新潟のお客を乗せた大韓航空機は、定刻を待たずに折り返し韓国へ向けて狷┐欧襪勝ち爐任気辰気犯瑤嗄ったのでした(笑)。

乗り継ぎの韓国は澄みわたる青空でした。冬季オリンピックに間に合わせる形でオープンしたばかりの「仁川第2ターミナル」を散策しながら数時間を過ごしたあと、タイ行きの飛行機に乗り換えて6時間、午後11時すぎに(日本時間午前1時)ようやく第2の故郷的に大好きな街、タイ北部「チェンマイ」へ到着しました。

このように奇跡とも言えるギリギリの逃げ切りで「ひとり旅タイ2018」は予定通りスタートしました。(後から知りましたが、この日だけなんとか飛行機が飛んだらしいです)

常夏タイでの最初の数日間は、毎回定番の「寒くない!」という小躍りしたくなるような喜びと、今年はさらに「道路が積雪ゼロでちゃんとアスファルトが見える!」という、久しぶりに見る牋汰瓦吠發韻襯▲好侫.襯箸瞭始爐やけに新鮮でした。

タイ人に、雪道で転倒して手首をねんざしたことや、今年の冬の強烈な寒波による積雪や寒さの話をすると、みんなあきれたような顔をして、

「そんなところでよく暮らしていられるね。自分なら死んじゃうよ。タイはいいでしょう?一年中暖かいしサバーイサバーイ(快適、快適)だよ。タイに住んじゃいなさいよ」

と言い、私も「確かにあんな過酷な環境を耐え抜ける強靭な精神力や生活能力は、ゆるい南国のタイ人には絶対ないわー」と思ったりしました(笑)。


バスで回った乾季のタイ北部や東北部(イサーン地方)は、日中は猛暑ですが湿度がないのでカラリとしており、室内や日陰はひんやり、朝晩は日本の初秋を思わせるようなベストな涼しさで快適に過ごせました。

昨年は「プミポン国王」の死去により「喪中」だったタイ。街も人々の服装もモノトーン一色でしたが、今年のタイはいつもどおり鮮やかな色彩にあふれた爛ラフルな南国爐復活していました。

ひとつの町(のんびりした田舎町が多い)にだいたい2、3泊滞在してローカルバスで移動(5時間〜7時間)を繰り返すのがここ数年の私の定番スタイルです。今回は、

チェンマイ→チェンライ→ランパーン→ピサヌローク→ウドンターニー→ナコンパノム→サコンナコン→ノーンカイ→コーンケーン→ピサヌローク→ナーン→チェンマイ

という大周遊ルートでした。

日中のうちにバス移動を済ませ「到着した日」は夕方からさっそく地図を片手に街に繰り出し狹效牢爐鬚弔みます。右も左も分からない初めての町では「ホテル」を出てから地図の向きを確認して狃蕕瓩討琉貶皚爐鯑Г濬个校の緊張感がたまりません。

翌朝、夜明けとともに地元民に交じり市民公園・メコン河沿い・湖の周りなどをジョギング。(珍しい市民向けの開放運動場として、チェンライで「閉鎖された空港の広大な滑走路」を走りました)そのあと積み上げられた食材や行き交う人々で大変なにぎわいを見せる「朝市」を散策します。

朝食後は日差しが強くならないうちに大好きな「お寺参り」、私の旅の最大の楽しみ「ラック・ムアン探訪」などをして、日差しが強い午後は読書に精を出し、夕方から再び「お散歩」と「ごはん(名物&郷土料理系)」に繰り出す日々でした。

旅3日目で手の指の爐靴發笋餌世雖爐治り、旅8日目で早くも足の甲に立派な爛汽鵐瀬訃討鵜爐でき、旅18日目には両手首ねんざの痛みも癒えて通常の「タイマッサージ」が可能となりました。


―とまあ、毎回似たような報告内容となってしまうので、今回は「ひとり旅」、「海外のひとり旅」についてちょっと書いてみようかなと思います。

夫婦、友人同士、カップル、親子、家族旅行などなど「旅」にはさまざまなスタイルがありどれもとっても楽しいですが、「ひとり旅」はこのどれにも当てはまらない狢藐鑢爐たくさんあります。

よく「ひとりでさみしくないですか?」と聞かれますが、さみしさを感じたことは一度もありません。爐気澆靴記爐茲蠅癸横柑間がぜんぶ自分だけの時間、勝手気まま、ホテルの部屋も気兼ねなく自由に使い放題、何をしてもしなくても私の自由自在という牴適な気楽さ爐諒が勝ります。

ひとりだと意識がつねに自分と向き合っているので、ふだんより、感覚や洞察力が研ぎ澄まされている気がします。バスの車窓の風景だったり、人々の観察だったり、ひとり歩き中に見つける町の中の何かだったり、料理の味だったり…。

仲間や同伴者がいるとおしゃべりで見過ごしてしまいそうな、ちょっとした出来事や変化も見逃さず「おっ!」というような思わぬ発見とかも多く、これもひとり旅の醍醐味かと思います。

しかし、海外の旅にはアクシデントやトラブルはつきものです。(今回も大手ホテル予約サイトで予約したカード支払済みのホテル(3泊)に泊まれないというトラブルがありました)

こういう時「ひとり旅」は基本的に誰にも頼ることができません。落ち込んだり、怒りを爆発させるだけでは何も解決されません。

「急展開!AがダメならBとCどっちがベターか?」とか「腹をくくって状況に流されよう」とか、自分で考えて判断を下し犲分自身の力爐任覆鵑箸乗り切るしか方法はありません。

特に海外の場合は、日本にいると使わないような「能力」や「判断力」を試されます。ひとり旅は「隠れた自分の本性」や「ふだん知ることのない自分力」が本当によく分かり犲分観察爐面白いです。

(20代、30代の若者だと「ひとり旅」は犲分探し爐澆燭い憤賁未發△襪里もしれませんが、さすがに50歳に手が届きそうな年齢だと犲分探し爐呂靴泙擦鵝幣弌法)

自然がいっぱいの、山の中ののんびりとした「お寺暮らし」で、何か問題が生じた場合はすぐに狃賛Δ良廚鰺蠅襯セ爐ついている私は、犲分自身の力で考えて解決する爐箸い事はあまりありません。

そんな風に爐未襪淌鬮爐某擦辰憧鼎┐討个りいると、自分が劣化してゆくような危機感を抱く瞬間があります。

ですから、私は一年に一度のこのひとり旅で「自分力」を知り、自分の犲紊記爐筬犇さ爐鮑導稜Г垢襪海箸恒例となっています。「自分の事を自分自身がちゃんと知っているってとても大切なことじゃないかなあー」と思います。


というわけで3月11日、「新潟空港」まで迎えに来てくれていた住職の夫と再会したあと、1ヶ月ぶりの西生寺へ。さんざんあちこち放浪してきた私の結論は、

「やっぱり我が家が一番だわー。落ち着くわー」でした。

そして1ヶ月ぶりに「冷蔵庫」をおそるおそる開けてびっくり。(昨年は1ヶ月前のまんまいろいろな食材が腐っていた…)

夫手作りの爐い蹐い蹐別邵變鼠爐タッパに入って並んでいるではないですか。夫は「ひとり暮らし中、こうやってボクは毎日野菜料理を欠かさず食べていたのさ」と得意気に報告してくれました。

我が夫も妻のいない間に犲身の健康管理爐箸いΠ媼韻魄蕕漾めでたしめでたしのようで、今年もしっかり犲分力爐鮹里辰撞△辰討た私と、「また小言が始まった」と言わんばかりの夫と、動物病院のロングステイから元気に戻ってきた飼い猫タビーとの「お寺暮らし」が始まりました。

「春のお彼岸」を迎え、1ヶ月ぶりの狢臍歃爐棒困鮟个掘⊂しずつ犹庭婦人モード爐棒擇蠡悗錣蠅弔弔△蠅泙后

4月に冬期閉鎖中の「受付寺務所」をオープンさせると、もう12月の冬期閉鎖までは猖萋お休みなし爐痢峪務所勤め」や「草取り」が待っています。今年はどんな一年になるのか楽しみです。

それにしても春は本当にいいですねえ。雪の消えた境内はあちこちで白い花の野草やフキノトウが盛り、見事な大三角の編隊を組んだ白鳥の群れがお寺の上空を悠々とシベリアへ向けて飛んでゆく姿も見られ、うぐいすの初鳴きが天翔園のあたりから聞こえてきました。

この狃佞魴泙┐心燭咾醗妥鉢爐どれほどの歓びと安堵なのかは、過酷な冬型気候を耐え抜いた人々じゃないときっと分からないだろうなあ…。



●画像左…2年ぶりにようやく再会を果たした仏さま
私は勝手に「肩幅の広い仏さま」と呼んでいます。初めて東北地方のサコンナコンを訪れた2年前(2016年)、数人のお坊さんが朝のお勤めをしている「本堂」をちらりと覗いたら、ばーんと正面にこの仏さまがおられて「うわあーなんというご本尊さまなんだ」と、インパクトのある超個性的な風貌にすっかり魅了されてしまいました。(写真撮影は叶わず)

以来、たった一度見ただけの「肩幅の広い仏さま」のことが忘れられなくなり、「もう一度会いたい!」と昨年わざわざこの仏さまに会いに再びサコンナコンまで行ったのですが、本堂の扉は閉じられ、カギがかかっており再開は果たせずがっくり。しかしやはり忘れられず、今年もダメ元で再チャレンジしたところ、ついについに「肩幅の広い仏さま」との再会が叶ったのでした。感激…。このお寺に御安置されてかれこれ100年になる仏さまだそうです。

●画像右…生き生きとした表情のランパーンの仏さま
美しいビルマ様式の本堂と仏塔で有名なお寺のご本尊さまで、ランパーンで私が一番お気に入りの仏さまです。木像金塗りや金ぴかの仏さまが多いタイにおいて、このいぶした感じの狃造記爐鉢狄祐屬辰櫃だ検垢靴記爐なんとも味わいのある仏さまです。

私は訪れる町ごとに「私の守り本尊さま(=御信心をする仏さま)」がいらっしゃって、その町に滞在する時は、欠かさずにお参りをします。爐劼箸衫垢琉汰瓦箸礼と再会の感謝爐鮃めて日本スタイルでお参りをします。(タイスタイルは斜め座りで床に三度頭をつける。日式は正座で目を閉じ手を合わせひたすら祈る)

一番長いお付き合いの「私の守り本尊さま」はチェンマイでかれこれ25年になります。次がピサヌロークの仏さまで20年くらいです。サコンナコンの「肩幅の広い仏さま」も、このランパーンの仏さまも「私の守り本尊さま」です。私のひとり旅を見守ってくれる心強い仏さまたちです。

もちろん西生寺の「弘智法印即身仏」さまは猜務吻爐任后9庵劼気泙蓮崙厩堝鷽諭廚澆燭い並減澆如弘智さまの御護符を胸に抱き日に何度も「ありがとうございます。お守りください」と念じることはもう自然なことです。精神面を考えると、弘智さまを抜きにして犹笋里劼箸衫広爐論り立ちません。


2018/03/20(火)
★「タイひとり旅2018」:旅の思い出














●画像左…今回の移動に使った「バスの乗車券」
公営バス、私営バス、快適なVIPバス(トイレ付)、スピードが売りのミニバスなどさまざまなバスに乗りました。ミニバス以外は車内の牋み食い爐麓由で、売り子さんがいろいろな食べ物を持って車内に乗り込んできます。

長時間のバス移動で一番心配なのが爛肇ぅ讚爐任后トイレ無しのバスがほとんどなので、だいたい2時間おきに経由する町のバスターミナルに停車時の爍喫〜10分ほどの間爐忘僂泙擦泙后(トイレットペーパー持参で3バーツ(10円)の有料が多い)私はいつも車掌さんに「トイレに行きますよー」とひと言告げます。タイの法律で「乗客を置き去りにするとバス会社にかなり高額な罰金が課せられている」ようですが、やっぱり心配なので。

あと「太陽の位置」は最重要です。左右どっちの席にするか、タイ全土地図を見て狢斥曚瞭宛とバスのルート爐鬟轡絅潺譟璽轡腑鵑靴謄船吋奪箸鯒磴い泙后(こういう時、自分は日本人だなあーと思います(笑))間違えるとカーテンを閉めなければならないほどの強烈な日差しなので犲崛襪魍擇靴爿爐匹海蹐任呂覆なってしまいます。


●画像右…ホテルの部屋のバルコニーから臨む「メコン河」の風景
ラオスとの国境の街「ナコンパノム」訪問は4度目。ラクダのコブのような山並みを背負ったように見える対岸ラオスの景色がナコンパノムの特徴で、私の好きなメコンの風景です。自分の部屋の静かなバルコニーでこの風景をひとりじめしながら大きな藤椅子に腰かけて一日中読書をしました。朝焼けや夕暮れ時も最高でした。

旅の30日間で、持参した文庫本10冊全てを読み切ってしまいました。読み捨てた本の隙間にはタイのおみやげが収まりました。読書に没頭できるのも「ひとり旅」ならではの楽しみです。


2018/03/20(火)
★「タイひとり旅2018」:旅の思い出














●画像左…本場東北地方の「ガイ・ヤーン」(チキン丸ごと1羽の炭火焼)
何度食べたか分からないほど大好き。タイ人も大好き。本場のガイ・ヤーンは一羽を牾き爐砲靴織好織ぅ襪脳討ます。まるで大きな「軍配」みたいです。ぶつ切りにして甘いチリソースをつけて食べます。

このガイ・ヤーンと「もち米」と「ソムタム(辛いパパイヤサラダ)」の3点セットに「ビール」で犧廼完結グルメ爐任后この大きな1羽が120バーツでした(約400円)。安いです。ちなみに私はひとりで1羽を食べきります。(炭火でじっくり焼いているのでムダな脂が落ちて食がすすみます)

メコン河をはさみ、ラオス首都ビエンチャンと国境を接する街ノーンカイのお寿司がメインらしい「和食レストラン」の店入口の狎屬い里譴鶚爐法△靴辰りとした日本語で大きく「いらっしゃいませ。余り茶に福あり」と書いてあり目がくぎ付けになりました。知りませんでした。

スーパーで買えるフリーズドライの卵スープ「おたご」とか、銀座なのか神田なのかよくわからない店名「ぎん田」とかあやしい日本語があふれているタイで、しかも地方の田舎町で、これはかなりの衝撃でした


●画像右…ランパーン名物「花馬車」と「ビルマ様式の寺院」
タイでも「花馬車」に乗れるのはランパーンだけ。今回ついに念願の「花馬車」に乗りました。もちろん爐劼箸蟆崘麓岫爐如爾后幣弌法今では観光客向けとなっている「馬車」は、ランパーンがチーク材の行商で栄えた時代(明治時代〜)に、ビルマから移住した英国人のための乗り物だったそうです。

町の中心部の目抜き通りを車と一緒に走ります。蹄鉄のパッカ♪、パッカ♪、というタップダンスみたいな軽快なリズムと、馬車ならではの高さとスロースピード、なんとなく優雅な乗り心地に狹豕駅から皇居までを馬車で移動する新任駐日大使になった気分爐任劼箸蠕垢蠑紊りました。


2018/02/06(火)
★「おてら通信」春までお休みのお知らせ














寒波来すぎっ!! 今朝も玄関を開けたら車がすっぽりと雪に包まれていました。前回の「おてら通信」から今日までに、水を出していたにもかかわらず次々と爍汽所爐眦犒襪靴真綟惨匹破裂、いつも使っている洗濯機の部品も破裂して、共同浴場に長い年月忘れ去られていた旧式の「2層式洗濯機」が爐泙気の大活躍爐任后

今年の冬は本当に厳しいなあ…。そしていま私は「雪かき」もまともにできないトホホな状態におかれています。

なぜってそれは久しぶりの外出となった先月28日、新潟市内にある兼務寺「弘願寺」の狃乕堝阿気洵爐了に、繁華街のつるっつるっの歩道で転んでしまい、両手首を爐佑鵑境爐靴討靴泙辰燭らです。

住職の夫には「信じられない。気を付けて歩いて転ぶヤツがあるか」とあきれられましたが、市内全域があれだけ犂萎なアイスバーン歩道爐録誉現蕁 絶対に転ばないように、神経を集中させながら、一歩一歩気を抜かないで慎重に歩いていたのにダメでした。

私って昔から雪道歩行が苦手なんです。っていうか、新潟の人って雪道を歩くのが本当に上手いです。若い人はもとより、おばあちゃんにも背後からぐいぐい追いつかれて抜かれまくり。つるつるなのに平気で自転車に乗っている人とかもいてもう目が点ですよ。びっくり。

ま、転倒するも「両手首ねんざ」程度で済み、少しずつですが湿布で回復してきているのが救いです。みなさんもくれぐれもお気をつけください。(というわけで「雪かきダイエット」は実行する前に中止に…)


さて、今年も、昨年一年間「無休」でお寺の仕事をがんばったごほうび、自身唯一の休暇となる恒例の「1ヶ月ひとり旅inタイランド」が目前となりました。

がしかし、今年ほど気分が盛り上がらない猝楞悪爐發覆い任后

バスの移動を繰り返し町から町への旅なのに、誰にも頼らずに大きな荷物を自分で持ち運び(上げ下げ)しなければならないのに、直前に猯昭蠎鵑里佑鵑境爐箸いΕ▲シデントに見舞われたうえ、

「それ以前の問題」として、強い寒波の影響で案の定「新潟空港」は猴銅呂里覆し膵勠爐続いているからです。

「そもそも予定通りにタイに行けるのかさえあやしい…」

「そもそもこんな時期に新潟発の大韓航空にしたのがうかつだった…」

という状態では盛り上がるはずもありませんねー。ま、仕方がないです。もし欠航となり、振替便の犇席待ち爐任靴个蕕西生寺に留まることになりましたら、この「おてら通信」で「追伸」します(笑)。

ちなみにMyフライト、大韓航空「新潟発→ソウル乗り換え→チェンマイ行き」は『平昌(ピョンチャン)オリンピック』開幕日です。

「冬季オリンピック」といえば、今回も含めると7大会連続「ひとり旅の最中」で、期間中一度も日本にいたことがありません。旅をするのは東南アジアなど南国ばかりなので「冬季五輪」は無視して報道もなく、私はいつも帰国後に終わったオリンピックの結果をまとめて知ることになります。


しかし時代も進化して今の時代、知ろうと思えば世界中どこでも狠里蠅燭ぞ霾鶚爐鬟螢▲襯織ぅ爐貌手できるようになりました。旅先では国籍問わず、ほとんどの旅行者がせっせとスマホをいじっていますが、私はスマホやパソコンを持参して旅をしたことは一度もありません。

爛縫紂璽垢笋△蕕罎訃霾鵑ら一切遮断された日々を解放的に過ごす旅爐好きです。

私なんかは「休暇で過ごしている旅先ぐらいはネット情報を含め爐垢戮討里靴らみ爐ら解放されたい」って思うのですけど、こんなのってきっと少数派なのでしょうね。

(たまーに旅先で出会ったツーリストが、自身のフェイスブックを開き「自分の旅の軌跡」を熱心に見せてくるという展開がありますが、ああいうのはちょっと…(笑))

ですので、有り余る自由時間が魅力の爐劼箸衫広爐里供は読書。文庫本10冊を順に読み捨てながら、3泊ずつくらいの移動でゲストハウスに泊まったり、ホテルに泊まったりの旅を続けます。

狎濯をした爐箸爛丱垢離船吋奪箸買えた爐世韻如嶌Fはいい仕事をしたなあ!」と思え、「夕ご飯は何を食べようかなあ」と猖萋のおいしいごはん爐鮹羶瓦棒こΔまわり、気ままでゆる〜い日々を地方の田舎町でだっくらと過ごすうちに、

「世の中がどうなっているかを敏感に知っていなくてもどうってことないじゃん」

っていう境地にいたり、日本で暮らしている時に抱いている牴礎祐儉爐一掃されます。

脳内に蓄積されまくった余計な情報が消去されて、ついでに「あれも欲しい、これも欲しい」という狷本円の物欲(ネットショッピング他)爐らも解放されて、すっきりとした心地良さが味わえます。

旅先から1、2度、最低限の「安否確認」的な電話しかしないというような旅なので、今回もきっと帰国してすぐに「私のいない間に何か事件やニュースはあった?オリンピックはどうだった?」みたいな会話を、空港に迎えに来た夫と交わし爛廛善催臑析叉な爐砲劼燭襪里ちょっとした楽しみです。


(東日本大震災の時は「夫婦旅行」でタイにいましたが、テレビ好きな夫がホテルでNHKプレミアム放送をつけていたおかげで知る事となり爐△猟吐髪覗爐望弖發鮗け、旅行どころではなくなり3日後に帰国しました。この時も新潟発着の大韓航空で、成田や羽田は閉鎖されていたので、逆に新潟で助かりました。ソウルの空港「新潟行き」の出発ゲートで、災害状況を伝える貴重な「日本語の新聞」を、私を含め帰国する乗客同士で回し読みしたことを鮮明に覚えています)


ということで、予定通りに飛行機が飛んで見事に?タイへ行けたなら、次回の「おてら通信」更新は帰国後の3月下旬になります。早春のころ(窓の外の降り続く雪と雪深い景色をみていると「春」という文字に超違和感あり)、「旅報告2018」でお会いしましょう。それでは行ってまいります。



●画像左…降り続く雪で外出ができず、不満げな表情の飼い猫「タビー」(メス/5歳)
●画像右…「おてら通信」初登場!実家の新しい飼い猫「ラムダ」(オス/じきに1歳)

ぐうぜん 我が家と船橋の実家の飼い猫が同じ爛ジトラ猫爐砲覆蠅泙靴拭繊タビーは私の旅行中はかかりつけの動物病院の「ペットホテル」に今年もロングステイです。ラムダは完全室内飼いの都会派ネコ。毎日お母さんに遊んでもらう事(=運動)が朝晩のご飯よりも好きなやんちゃ盛りのネコです。


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