西生寺 おてら通信

◆即身仏霊場西生寺 おてら通信◆

このホームページを制作管理しておりますわたくし、住職の妻によって発信されるページです。西生寺からのお知らせや、お寺での暮らしの中で感じた事、お寺とは全く関係のない話など、肩の凝らない内容を毎回少しづつ、気ままに更新していく予定です。


2019/06/15(土)
★「四十九日」長老さま、ご先祖さまになる。

















初夏の陽気の下、青い紫陽花が涼しげに咲く西生寺にて先日、長老さまの「四十九日法要」が営まれました。そしてお礼も言えずに今日まできてしまった「お父さんの施設」をようやく訪ね、最後までお世話をしてくださったスタッフや看護師さんたちへ感謝の気持ちを伝えることができました。

長老のお父さんが亡くなった4月22日から早くも49日が経ってしまったなんて信じられません。どう考えてもつい最近の事のように思えるのですが、4月22日いらい「神棚」を目隠ししていた白い紙も住職により外され、玄関の門牌もなくなり狒咾明けたこと爐鮃陲欧討い泙后

ということで、亡くなったその時から始まった「浄土へ旅立つための49日間の修行」を終えたお父さんは、予定通りに浄土へと旅立ち、ついに爐汗菫弔気泙涼膣崙り爐鬚靴泙靴拭

変かもしれないけど、お父さんがこんなにすんなりとご先祖さまになるなんて、ちょっとがっかりな(?)気持ちがする私です。

生きている時に、星の数ほど爐△寮い笋汗菫弔気泙力鱈爐鬚靴泙ったお父さんです。加えて弘智法印即身仏さまとも牋媚屬料堕稔爐あり、霊感も強かったお父さんです。

いわば爐修瞭擦離廛軛罎離廛蹲爐澆燭い覆父さんでも爐佞弔Δ豊爐汗菫弔気泙砲覆辰舛磴Δ里ーみたいな、少し拍子抜けな心境なのです。

亡くなってから49日までのあいだ、死者(霊魂)はこの世の人でもなくあの世の人でもありません。霊魂はどこにも行かずに家に留まっているのだそうです。

だからお父さんの霊魂が阿刀家に留まっていると思われる49日のあいだに、

「お父さんなら(不思議現象を起こし)もうひと花咲かせるんじゃないか」
「お父さんなら(我々家族に)何かしらのコンタクトがあるのではないか」

という猜僂粉待爐鮠ー蠅吠いていた私でした。

しかし実際のところ、49日の間にお父さんは、一度も我々家族の前に姿を見せることも夢枕に立つこともなく、それどころか爐泙辰燭気配すら感じなかった爐里任后

じつは亡くなった後のお父さんに関して、私たちきょうだいの間ではこんな話になっています。

毎朝、毎夕とお父さんの遺骨の前でお経をあげている住職の夫によると、お経を唱えている時には故人から発せられる「情念」みたいな犁き爐通常はあるのだそうです。

園子ママの場合、亡くなってしばらくはこの世に対する未練に近い情念(母は突然死でした)、そして今は家族や西生寺への想いを深く感じるそうです。

しかし、お父さんの場合は、亡くなってから一度もそういった「念」を感じたことはなく、なんというか犂イい榛叔爐里茲Δ縫疋薀ぁ△気蕕気蕕般橘L欺なのだそうです。

「親父はこの世にまったくといっていいほど未練がなく、亡くなった瞬間にすべてのものから解放されて、49日を待たずに、いや、亡くなったと同時にあっという間に成仏してしまったようだ」

とのことです。さらに、

「残された家族を想い、先代として西生寺を見守るという念のかけらも全く感じない。どうやら親父の魂はもうどこにもいないみたいだ。昇天した宇宙で粉々に砕け散った感じ」

と、かなり衝撃的なことを夫は言うのです。


私:「え〜 西生寺すらどうでもいいって感じなの?ご先祖さまとして見守ってくれないの?」

夫:「うん。なんかそういうのも超越しちゃったみたい」


トホホ…

お父さーん、すっきりさっぱりしすぎだってば!

ま、この見解が真実かどうかは別として、長い間同居をして一番身近だった園子ママとお父さんが爐汗菫弔気洵爐箸覆辰榛、「先祖という存在」についてとても気になっている私は、本屋さんで柳田国男の『先祖の話』を買い求め、静かに読み始めたところです。



●画像左…「四十九日法要」で挨拶をする住職
●画像右…住職の妹夫婦が主催「六箇山工房展」の案内状

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【お知らせ】:ガラスと帽子「六箇山工房展」のご案内(6/22〜30)

住職の妹の弘美さん夫婦は群馬県の赤城村で古民家に暮らしながら、ガラスと帽子の工房『六箇山工房』と『ギャラリーSHOP』を運営しています。(だんなさまのカナメさんはガラス造形作家で弘美さんは帽子作家です)

独立してガラス工房を立ち上げる事を目的に横浜から移り住んで2年半、昨年4月に念願の工房をOPENさせて1年が過ぎました。このたび、前橋市内で2度目となる『六箇山工房展供戮魍催することとなりましたのでご案内いたします。

歴史のあるステキな「赤レンガ蔵」を貸し切って張り切って開催します。まるで赤城の「六箇山工房」が丸ごと引っ越してきたような「1年で一番気合いの入る展示会」だそうです。

代表のカナメさんと、六箇山工房で一緒に働いている2人のガラス作家(佐藤遥香、福原孝幸)による作品を中心に、夏らしく麦わらを用いた弘美さんの手作り帽子、そしてギャラリーで作品を展示しているビーズ作家の斉藤泉、陶芸家の長島小春、クラフトアートのKomiyaさんの作品も登場します。

これからの季節にぴったりな色とりどりの涼しげなガラスと、センスの良いオシャレなモノがちりばめられた「六箇山工房展」です。私たち夫婦もとても楽しみにしています。

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六箇山工房展供悒ラスの色と帽子のかたち展』(入場無料)

≪ごあいさつ≫(代表 小野口カナメ)
自身が心の底から魅了された豊かな赤城村の元養蚕民家にて、吹きガラス工房、帽子工房、ギャラリーを創って一年がたちました。その間4人で力を合わせてつくってきたたくさんの作品を、また多くの方々にご覧いただき手にとってもらいたいと願っています。
涼しい前橋れんが蔵にぜひ遊びにいらしてください。お待ちしております。

【日時】:6月22日(土)〜6月30日(日)
【会場】:群馬県前橋市「芸術文化れんが蔵」
(住所)前橋市三河町1丁目16−27
(最寄駅)中央前橋駅
(駐車場)無料18台

【開催時間】:平日10:30〜18:30
      :土日・28日(金)10:00〜20:00
      :最終日10:00〜15:00
【サイト】
(インスタグラム)lokkayama.kobo 、lokka.glass.hat
(フェイスブック)「六箇山工房」で検索
(HP)www.lokkayama.com
【問合せ】
(メール)lokka@lokkayama.com
(電話)070−7462−3179

【六箇山工房】〒379−1103
群馬県渋川市赤城町津久田642
※「六箇山工房展供廚魍催中は、工房とギャラリーは臨時休業をいたします。
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2019/06/01(土)
★6月「即身仏拝観のご案内」&「ハート?猪目模様」完成














「なんでお寺のお堂にいきなりハートマークなの?」
「良縁の愛染明王のお堂だからハートなんじゃない?」

と、不思議に思われる方も多いかと思われます。そうですよね、どう見ても爛蓮璽鉢爐砲靴見えないです。でも単に愛染さまのお堂だからラブラブなハートマークをつけたわけではありません。

じつは、このハート型は、意外にも昔から神社や寺院で用いられてきた狷本古来の模様爐覆里任后

「猪目模様(いのめもよう)」といって猖盻けや火除け爐琉嫐があるのです。

というわけで、良縁成就の「愛染明王」さまをお祀りしている「客殿」正面の扉(とびら)改修にともない、このたびさりげなく猪目模様を入れてみました。

良縁の仏さまの愛染さまとハートがとってもマッチしていませんか?

それにしても、魔除けに用いた猪目模様の形が、現代人の私たちにはLOVEの象徴爛蓮璽肇沺璽爐箸いΔ泙辰燭違う解釈をもたらしているとは古来の人々は思いもよらなかったことでしょう。

とりあえず「なんかカワイイッ」って思ってもらえたらうれしいです。


それでは今月の、住職が不在となるため『 即身仏拝観が出来ない日時』をお知らせいたします。

今月は組寺(弥彦組)の一年に一度の「常例法要」への出席(助法)が続くため、終日休観の日が多くご迷惑をおかけいたします。そして4月22日に亡くなった長老さまの「四十九日法要」も6月4日を予定しております。

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≪住職不在のため6月の即身仏拝観が出来ない日時≫

◆6月15日(土):終日休観。組寺「常例法要」出席のため。
◆6月17日(月):終日休観。組寺「常例法要」出席のため。
◆6月20日(木):終日休観。親族の「葬儀」出席のため。

◆6月24日(月):終日休観。組寺「常例法要」出席のため。
◆6月25日(火):午後より休観。「法事」のため。

◆6月28日(木):定休日。新潟「弘願寺」護摩供法要のため。
◆6月29日(土):午前10時30分〜正午まで休観。「法事」のため。
◆6月30日(日):終日休観。組寺「先住忌法要」出席のため。

≪即身仏拝観≫
【拝観受付時間】:午前9時半〜午後3時半最終受付
【受付場所】:駐車場「受付寺務所」でお申込みください
【拝観料】:大人(高校生以上)500円、小人(小中学生)300円

≪御朱印≫
住職不在時の「御朱印」は受付寺務所にて狃颪い浸罩爐箸覆蠅泙后

※「受付寺務所」、見学無料の「宝物堂」は通常通り開いています(4日、28日を除く)。
※境内は自由に参拝できます(こちらも無料です)。
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以上です。よろしくお願いいたします。


●画像左右…愛染明王さまを祀る客殿の扉に完成した「猪目模様」
扉も猪目模様も同素材爛劵个量攤爿爐鮖藩僂靴討い泙后ヒバの特徴の温かみのあるクリーム色がいい感じです。イノシシの目をデザインしたとのことですが、私には目というよりかイノシシの鼻に見えます。


2019/05/07(火)
★ありがとうございました。(5月「即身仏拝観」のお知らせ)














葬儀会場の「客殿」に入りきれないくらい大勢の方々にお参りをいただいた長老さまの通夜(4月25日)と葬儀(26日)が終わり、そのまま待ったなしに27日からの10連休に突入して、参拝客や弔問の方などでバタバタとした日々を過ごしているうちに今日になりました。

気付けば新緑の若葉が目にまぶしい季節になっていました。いっせいに芽吹いた若葉に囲まれた西生寺はとっても気持ちがよく、このところの忙しさをさわやかに癒してくれます。

世間では猜神から令和へ爐蚤臺僂弊垢蠑紊りを見せたようですが、私たち西生寺の家族は長老のお父さんが亡くなったことでそれどころではなくなり、平成も令和も新天皇即位の祝福ムードも吹き飛んでしまいました。

「斎場」で焼かれ、骨になったお父さんの姿に立ち会ったにもかかわらず「お父さんは死んでもうこの世にはいないんだ」とはっきりと実感することはないです。

「悲しみや脱力で心にぽっかりと穴が開かないように」と仕組まれたとしか思えないくらい、残された遺族にはやることがたくさんあるのです。

きっといろいろな手続きや6月初旬の「四十九日法要」を終えてようやくひと息つく頃には牴瓩た時間爐哀しみを癒してくれているのでしょう。

私が結婚して20歳で西生寺に暮らし始めた時、お父さんは60歳でした。

現役ばりばりのお父さんは、物知りで好奇心旺盛で面倒見が良くて前向きで元気いっぱい。そして気取らない性格でとても家族想いの人でした。

以来、脳梗塞で施設に入居するまで狷欝鐇験茘爐錬横暁にも及び、この26年間は私にとってはお父さんより狎犬た教え爐鮓陲Δ海箸できたかけがえのない時間でした。

本当にかわいがってもらったし(もちろん園子ママにも)、いろいろな話をしてくれて、世間知らずで無知だった私の心の引き出しにさまざまなモノを入れてくれました。今でも私の心の引き出しはお父さんからもらったモノでいっぱいです。

だから、お父さんがいなくなったいま「私の心の中にはお父さんが生きている」としっかりと思えることができます。それは幸せなことです。

昔からうすうす感じてはいましたが、こう書いているとやっぱり私って爐義父さんっ子爐世辰燭澆燭い任后幣弌法

お父さんが私にエールを送る言葉としてよく言ってくれた私の大好きなことば、

「人生で経験することに無駄なことは何ひとつなし!」

を胸に、住職の夫とふたり健康に気遣って明るく元気に「西生寺」を守っていきたいと思います。


というわけで、西生寺長老さまの「通夜」「葬儀」に大勢の方からお参りをいただきましたことをあらためて厚く御礼申し上げます。本当に有難うございました。さらに裏方で一生懸命に動いてくださった檀家の皆さまにも感謝申し上げます。


それでは5月連休明けよりの「即身仏拝観が出来ない日時」をご案内いたします。ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

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≪住職不在のため、5月の「即身仏拝観」が出来ない日時≫

◆5月7日(火):午前10時半より午後12時半まで休観。「法事」のため。
◆5月8日(水):午後2時で拝観終了。「法事」のため。
◆5月9日(木):午後より休観。「会合」出席のため。

◆5月12日(日):午前10時半〜終日休観「法事」のため。
◆5月15日(水):終日休観。組寺「常例法要」出席のため。
◆5月19日(日):午前10時半〜午後2時まで休観。「法事」のため。

◆5月24日(金):午後1時より休観。「月経」で檀家さんの家を回るため。
◆5月28日(火):定休日。新潟「弘願寺」護摩供法要のため。

≪即身仏拝観≫
【拝観受付時間】:午前9時半〜午後3時半最終受付
【受付場所】:駐車場「受付寺務所」でお申込みください
【拝観料】:大人(高校生以上)500円、小人(小中学生)300円

≪御朱印≫
住職不在時の「御朱印」は受付寺務所にて狃颪い浸罩爐箸覆蠅泙后

※「受付寺務所」、見学無料の「宝物堂」は通常通り開いています。
※境内は自由に参拝できます(こちらも無料です)。
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●画像左…客殿中央に設けられた「祭壇」
●画像右…「長老さまの遺影」と「光明真言」

生涯を通して犖明真言(こうみょうしんごん)ひと筋爐世辰芯肱靴気泙虜彙鼎蓮遺影奥の正面に「梵字」で書かれた「光明真言」を飾りました。

『オンアボキャベイロシャノマカボダラマニハンドマジンバラハラハリタヤウン』

「真言」とは、仏さまの真実の言葉を獻雹爐派修靴燭發里任后私たちの宗派「真言宗」もここからきています。なかでも「光明真言」はすべての真言を集約したもので狒躾晋性爐箸い錣譴討い泙后この光明真言をお唱えすれば、すべての真言をお唱えしたのと同じ功徳をいただくことができます。


2019/04/22(月)
★西生寺「通夜」「葬儀」のご案内


















長老のお父さん(阿刀隆信)が4月22日午前3時30分に施設の自室で静かに息を引き取りました(享年90歳)。

「通夜」と「葬儀」のご案内をさせていただきます。
通夜&葬儀とも自坊の西生寺で執り行います。
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≪通夜≫
【日時】:4月25日(木)午後7時より
【会場】:西生寺
【受付】:庫裡
※午後6時30分に村内のバス停より山長料理店のマイクロバスが送迎いたします。

≪葬儀≫
【日時】:4月26日(金)午前10時30分より
【会場】:西生寺
【受付】:庫裡

≪「即身仏拝観」について≫
4月28日まで「即身仏拝観」と「宝物堂見学」は犁抓朖爐箸気擦討い燭世ます。大変申し訳ありませんが、どうぞよろしくおねがいいたします。
4月29日より、即身仏の拝観は通常どおり行います。
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3月末より口から物が食べられなくなったお父さん。
10日前に園子ママの3回忌が済み、「もういいだろう」と最愛の妻である園子ママのもとへ旅立ったのだと思います。園子ママの命日が4月11日、お父さんが4月22日、本当に最後まで仲の良いオシドリ夫婦でした。

お父さんはがんばったと思います。
お父さんと私はめっちゃ気の合うとっても仲のよい姑と嫁でした。
毎日が法話みたいな日々を過ごし、本当にいろいろな事をお父さんから学びました。
お父さんありがとうございました。どうかやすらかにお眠りください。




●画像左…若きし頃のお父さんの肖像画(1987年)
25日から中津川での個展を控えている住職の姉のだんなさま「水上貴博(TAKA)」の作品です。約40年前のお父さんの姿です。フランスの水上夫婦もたまたま、園子ママの三回忌、そして中津川での個展のため来日をしている最中でした。園子ママの時も大阪の個展で来日中だったし、本当にふたりしてよくしたものです。びっくり!

●画像右…70代前半の長老さま
大僧正だった長老さまのちょっとかっこいい写真です。



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【御礼】(4月27日)
涙雨が降る中、父の通夜と葬儀は無事に滞りなく済ませることができました。
大勢の皆様方からお参りをいただき誠に有難うございました。
なお、「受付寺務所」と「宝物堂」は29日(月)より再開いたします。
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2019/04/21(日)
★中津川市「水上貴博作品展」のご案内(4/25〜29)













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『水上貴博作品展』−あっという間に39年− (入場無料)

【会場】:岐阜県中津川市 にぎわいプラザ5階「コミュニティホール」
 ※JR中津川駅となり、専用駐車場完備(無料)電話:0573−66−3940
【開催日時】
:4月25日(木)13:00〜20:30
:4月26日(金)〜28日(日)9:30〜20:30
:4月29日(月)9:30〜15:30

【ギャラリートーク】(同会場)(入場無料)
:4月26日(金)18:30〜20:30水上貴博「フランス生活・アーチストの風景」
:〃 27日(土)18:30〜20:30水上敬子(妻)「フランス生活・主婦の風景」
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【水上貴博略歴】
1941年 中津川市に生まれる
1965年 武蔵野美術大学 首席卒業
1980年 渡仏
1981年〜現在まで
      個展、招待展、グループ展、サロン展受賞歴多数

【取扱いギャラリー】ギャラリー・デー・バイ・アート(パリ)
          ギャラリー・パトリック・バルトリー
【水上貴博HP】https://www.taka-la.com
【メール】taka22mizukami@gmail.com
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フランス在住の姉(住職の姉、敬子さん62歳)のだんなさまで画家の貴博さん(77歳)の個展が、ふるさとの岐阜県中津川市で6年ぶりに開催されます。

「創作活動に専念したいから」と、しがらみだらけの日本を飛び出し芸術の国フランスへ渡って早39年だそうです。

渡仏後まもなく、パリの「フランス語学校」で15歳年下の敬子さんと知り合い結婚。
(住職の夫の記憶では、日本に帰国した敬子さん宛てに、貴博さんからエアメールが頻繁に届いていたそうです。ラブレターですね)

以来、妻の敬子さんが作品の管理、宣伝活動、画廊との交渉など爛泪優献瓮鵐箸料瓦騰爐鮗け持ち夫の創作活動を支えるというスタイルでこれまでやってきました。いわゆる夫婦二人三脚ってやつです。

フランスに渡ったばかりのころは、無名の日本人アーティストだった貴博さんですが、精力的に創作活動を続け、フランス芸術界で少しずつ「TAKA」の作品は認められるようになりました。

TAKAの絵画を常設展示する画廊もできて、フランス国内のほかニューヨーク、日本で出展や個展を開催、作品を買い足してくれる爍圍腺烹舛離侫.鶚爐發任ました。

しかし順風満帆で現在に至るというわけでは決してなく、敬子さんが貴博さんと結婚した当時の「ビンボー話」は今でも敬子さんの語り草となっています。

・マルシェで売っている1キロ200円のオレンジが買えない
・食事のテーブルが買えず、木箱をひっくり返したヤツの上でご飯を食べていた
・森で大量の犹該抬爐鮓つけ(フランス人は見向きもしない)それで食費を浮かせた

などなど。

画家業は、景気や国内外の情勢により収入が大きく左右される職業なので大変です。

良い時も悪い時も、絵が売れても売れなくても、家計をやりくりし、夫に気持ちよく創作活動をしてもらう環境をととのえ、ふたりの子供を育て、大食漢の家族の胃袋を支えてきた妻の敬子さんの根性とたくましさは見上げるものがあると私は思っています。

たまに国際電話で敬子さんと話すのですが、敬子さんはいつも開口一番に「あら、直ちゃん元気?こっちはいろいろと大変なのよー。ほんとに困ったわよ。あははは」と明るく言うのが口ぐせです。

貴博さんとは西生寺滞在中に、日本酒を酌み交わして、ふだんは聞けないような海外に暮らしている人ならではのさまざまなジャンルの話を聞くのが楽しみです。

(たとえば「マクロン大統領は25歳年上の奥さんに完全に尻に敷かれていて、奥さんの意見で言う事やる事がコロコロと変わるんだよ」とか)

それと社会人になりそれぞれの道をたくましく進む、立派に成長したふたりの息子(28歳、27歳)の話を猊秧討隆薛爐任Δ譴靴修Δ砲靴討れます。(私たち夫婦にとってはかわいい甥っ子たちです)

以上、平成最後に故郷の中津川で開催される貴博さんの作品展のご案内でした。
皆さまぜひ会場に足をお運びください。明るく社交的な姉夫婦がお待ちしております。



●画像左…作品「Ferme(農屋)」
今回の個展は、パリの遠望、風景(モノクロ、カラー)、宿り木など新作30点に加え、これまでの数々の代表作(裸婦、フクロウ他)を一同に会しました。

●画像右…水上貴博(TAKA)
≪本人コメント≫
6年ぶりの故郷中津川市での個展になります。フランスに渡ってから早39年。
人生は短し芸術は長しの思いです。
これまでの歩みの一端をご高覧いただければ幸いです。


2019/04/13(土)
★「智園法尼第3回忌法要」














「宝物堂」前の桜が満開の見頃を迎えた4月11日(木)、85歳の生涯を閉じた園子ママ(智園法尼)の「3回忌法要」が当山西生寺で営まれました。フランスより姉夫婦、群馬より妹夫婦も集合して合計17人の親族が集まり、6人の僧侶による法要でした。

なじみの組寺のお坊さん方による厳かな読経が心に沁みました。とくにお導師さまと狎写澄覆靴腓Δ澆腓Α豊爐箸いδ祺擦捻瓦Δ茲Δ望Г┐襪経がとっても良かったです。

(この狎写性爐蓮崙本の音楽の原点なんだよ」と今、横で住職がつぶやきました。へえ)

極楽浄土にいる園子ママもきっと喜んでくれたことと思います。

というわけで、準備期間を経て当日を迎えつつがなく無事に法要は終わり、住職とほっとしているところです。

ところで園子ママが亡くなったのは、2年前の2017年(平成29年)4月11日です。

2年しか経っていないのに「なぜ三回忌法要をするのだろう?」とふと疑問に思い、「寺庭婦人がいまさらそんな事も知らずに何しているんだ」と住職の夫に叱られるのを承知の上で聞いてみることにしました。

元気なころの長老のお父さんは「そんな事も知らないのか。はずかしいヤツだ」みたいな事を片っぱしから質問する私にいつもやさしくこう言ってくれたものです。

「訊くは一時の恥、知らぬは一生の恥。それでいいんだよ」

ね!お父さん。で、住職はあきれた顔をしつつも、

「亡くなった爐修瞭爐鬘渦鶸とするから2年目でも3回忌なんだよ」

と教えてくれました。ついでに夫は

「一年が過ぎた法要だから一周忌。2年目で行う3回忌は3周忌とはいわないでしょ」

とも教えてくれました。なーるほど。

園子ママの葬儀、四十九日法要、一周忌法要、三回忌法要とこの2年間でたてつづけに続いたお母さんの法要も、次は4年後の「7回忌法要」となり、ちょっとだっくらな感じです。



●画像左…客殿に設けられた「位牌壇」
あいかわらず園子ママの「BIG位牌」はお仏壇に入らないので、お仏壇前の小机の上に置いてお花やお供え物をしています。やはりお仏壇に入る「ミニ位牌」を作ったほうがいいのかしら…。お母さんどう思いますか?

●画像右…法要の後の「お斎(昼食)」の様子
牾篷N鼠店で和食爐お決まりの「法事のお斎」ですが、親族はお寺ばかりなので(曹洞宗が多い)今回はガラリと趣向を変えて、村にあるいきつけのお店「バナナウィンズ」(地中海風海鮮レストラン)を貸し切って食事を楽しみました。
カフェ風ドリンクメニューも豊富なレストランなので、飲酒しない若い副住職さまが猖楼瓩里坊さんスタイル爐妊リームや砕いたクッキーのたっぷり乗ったアイスドリンクをおいしそうに飲む姿が新鮮すぎました(笑)。


2019/04/02(火)
★4月&10連休「即身仏拝観」のご案内














厳しい冬を乗り越えて待ちに待った春の到来です。境内の樹木を囲っていた「冬囲い」も外され、野鳥のさえずり、うぐいすのぎこちないホーホケキョ♪ 満開の梅、足元にはさまざまな野草が花盛りをむかえている西生寺です。

雪国ニイガタに暮らしてから、春夏秋冬の四季のなかでも狃姚爐一番好きになりました。特別な事は何もないのに狃姚爐箸いΔ世韻膿瓦うきうきとします。

そして4月は新年度のはじまりです。新生活をスタートさせる人々に便乗して、私もフレッシュな気持ちで万年変わらぬ「受付寺務所」の仕事や、早くも始まった「草取り」(越冬していたヤツ!)をがんばりたいと思います。

そして今年の4月といえばやはり「平成最後の1ヶ月」ということでしょう。

メディアでは平成にちなんだ特集が目白押しです。新元号も発表されて爐祝いイベント爐箸靴討泙垢泙浩垢蠑紊り牴元便乗商法爐呂箸匹泙襪箸海蹐鮹里蠅泙擦鵝

それにしても、天皇陛下がご存命中に退位して皇太子さまが新天皇に即位する今回の「代替わり」は、おめでたいムード一色で明るくて良いです。昭和天皇の崩御で昭和が終わり、深い悲しみのうちに「平成元年」が始まったあの時とは狎い涼罎龍気爐まったく違います。

昭和64年(1989年)1月7日から平成元年1月8日を迎えたあの頃、私は春に卒業を控えた高校3年生でした。

当時は、新元号や新天皇誕生に関心が100%集まるというより、昭和天皇が崩御された衝撃の方が大きく、CM・イベントなどの自粛や半旗を揚げたりして犢颪犬紊Δ喪に服していたようなイメージ爐記憶として残っています。

あれから30年。いつのまになじんでいた猜神爐箸いΩ宜罎僚わりと新しい時代の始まりに向けて、カウントダウンしながら過ごすという経験したことのない日々を、新しい天皇陛下が誕生する爐めでたい歴史的な瞬間爐卜ち会えることを、自分なりに楽しみたいと思います。

ちなみに今月末からの「10連休」に対しては「参拝者が激増する忙しい日々が10日間も続いて、夫婦ふたりきりで乗り切っていけるのだろうか」という恐怖心しかありません(笑)。(私の周りでは「10日間は長すぎる」「迷惑」といった批判的な声の方が多いです)



それでは、法事や法要出席で住職が不在となるため『 即身仏拝観が出来ない日時』をお知らせしたいと思います。

今月は寺役が多くて拝観ができない日も多く申し訳ありません。5月1日(水)〜6日(月)までの連休は、法要や法事もなく「即身仏の拝観」は終日可能です。


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≪住職不在のため、4月の「即身仏拝観」が出来ない日時≫


◆4月19日(金):午後2時半まで休観。「葬儀」のため。
◆4月21日(日):午前10時半まで拝観可。以降休観。「常例法要」出席のため。
◆4月22日(月):午後より休観。「真言宗新潟第一教区総会」出席のため。
◆4月24日(水):午後1時より休観。「月経」で檀家さんの家を回るため。

≪10連休中の拝観が出来ない日時≫
◆4月27日(土):午後より休観。寺泊仏教連合会「花まつり」出席のため。
◆4月28日(日):定休日。新潟「弘願寺」護摩供法要のため。
◆4月30日(火):即身仏拝観は午後3時まで。「月経」のため。
※5月1日(水)〜6日(月)は、寺役はなく「即身仏の拝観」は終日可能です。

≪即身仏拝観≫
【拝観受付時間】:午前9時半〜午後3時半最終受付
【受付場所】:駐車場「受付寺務所」でお申込みください
【拝観料】:大人(高校生以上)500円、小人(小中学生)300円

≪御朱印≫
住職不在時の「御朱印」は受付寺務所にて狃颪い浸罩爐箸覆蠅泙后

※「受付寺務所」、見学無料の「宝物堂」は通常通り開いています。
※境内は自由に参拝できます(こちらも無料です)。
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ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。



●画像左…境内の斜面に咲くカタクリ
●画像右…客殿の正面に咲く梅花

万葉集「梅の花のうた32首」序文より新元号が「令和」に決定しました。ここ最近の寒の戻りと悪天候でニイガタの桜の開花はもうすこしお預け、かわりに境内の梅の花の満開の見頃が続いています。
桜ほどの派手さはなく地味な印象がある梅花ですが狄係宜罎罎りの花爐箸靴董△海譴泙任醗磴辰慎せちで客殿前の梅の木を鑑賞すると「渋い枝ぶり。なかなかの奥ゆかしさ。凛とした孤高の美しさ。いつまでも咲き続ける力強さ。やっぱり梅ですね」という気がしてきました(笑)。


2019/03/20(水)
★「ひとり旅inタイランド2019」−旅報告−














みなさんお久しぶりです。日中の気温30度越え、雨が降らない犂サ┃狄燭胆垢蠅両鏖討旅颯織い如孱吋月のひとり旅」を終え、無事、元気に西生寺に戻って参りました。

1ヶ月ぶりに日本に戻ってきて、何がうれしいって「気温が真冬の寒さじゃない!」というこのひと言に尽きます。3月といえども朝は2、3度と寒い日々ですが、それでも氷点下の寒さとは大違いです。余裕です。今季も苦手な冬を乗り越えたと思うだけで気持ちが軽くなります。


それではさっそく旅報告をしたいと思います。

去年のひとり旅が、若い頃のバックパッカーの癖が抜けず?いつまでも若い気分のままあっちこっちとがんばりすぎちゃって体が悲鳴をあげる寸前くらい爛蓮璽畢爐世辰浸を反省して、

今回の旅は長距離移動をひかえ、かつて「ラーンナー王国」だった北部タイを中心に爐劼箸弔猟に4泊ずつ滞在する爐箸いζ程に余裕を持たせたおかげで、本当にのんびりとだっくらできた旅でした。

「48歳という今の自分のペースに合った旅とはこういうことか」

というのを実感した旅でした。

移動日以外の毎日は、地元の人と一緒に早朝ジョギング、活気に満ちた市場散策、心やすらぐお寺参り、暑さがやわらぐ夕方には町なかや市民が集う公園をお散歩、ナイトマーケット、夜や空いた時間に、もしくは一日中部屋にこもって好きなだけ読書をして過ごしました。

毎日の食事はもちろん本場のタイ料理。

特に日本ではなかなか食べられない北部の郷土料理は絶品です(みなさんが想像するタイ料理とは全くの別物)。ハーブをたくさん用いた惣菜やゲーン(カレーやスープ)、バナナの葉で包んだ発酵食品や蒸し物、揚げ物、炭火焼の肉、川魚料理の数々はビールやもち米との相性がばっちりで食べ飽きることはありませんでした。

滞在中は、日本の事は極力考えないことに決め、しがらみやストレスから解放され、大好きなタイで思いっきりリフレッシュをしてきました。

毎年そうなのですが、私のひとり旅の良いところは、リフレッシュだけでなく心身が完全にリセットされることです。心に積もった一年分の犢ぁ覆△)爐篳欲、体の不調が一掃されて爛團絅△幣態爐北瓩覺恭个鮗卒兇任るのです。

リフレッシュならおいしい物を食べたり、買い物をしたり、友人とお茶しておしゃべりをしたり、ゆっくりお風呂に入ったりと日常生活の中でじゅうぶん可能だけど、リセットとなると日常生活で実感するのはなかなか難しいと思うのです。


とはいえ猯垢縫魯廛縫鵐阿呂弔もの爐郎2鵑眦てはまりました(笑)。

今回も日本じゃ経験できないような「予想しなかったハプニング」に2つほど遭遇しました。

1つめ。北タイをひとまわりしてきた最後に、第2の故郷と思っている大好きな街チェンマイにある18年間常宿として利用している「旅先の我が家的なホテル」に1週間ほど滞在しようと思い、

成田から韓国経由でチエンマイに夜遅く到着した翌日に、直接予約をするためにさっそくこのホテルに行ったのです。しかし建物の前はがれきの山でなんとホテルは爛好ラップ中爐任呂覆い任垢!!。

えええ…!!まさかの閉店 ガーン。

気を取り直してすぐとなりの「なじみのランドリー屋さん」でおばちゃんに話を聞こうと店を訪ねたら、そこにはなぜかホテルの顔見知りのスタッフがいて、数台の洗濯機の奥にスーツケースなどの荷物が山積みになっていました。長期滞在で預けっぱなしになっている常連客の荷物を管理していたのです。

スタッフ:「あらあ、久しぶり!来てたの?」
私:「やだーびっくりー!なにこの状況!!いつから壊してるの?廃業なの?」

スタッフ:「びっくりでしょ(笑)。今年に入ってからCLOSEDしたのよ、廃業じゃなくて全面リニューアルよ。いつになるやらだけど。ところで、あなたも預けている荷物ある?」

18年間、「旅先の我が家」だった常宿ホテルのまさかの展開に唖然としつつも「無くなってしまったのだからいつまでもショックがっても仕方がない」と、今泊まっているチェンマイ中心部にあるサービスアパートみたいなホテルを再度予約しました。

初めて泊まったこのサービスアパートホテルは都会のど真ん中にもかかわらず、夜はトッケーが鳴く静かな環境で、気楽で居心地が良いので早くもめっちゃ気に入りました。「新たな常宿」はもうココに決まりです!切り替え早っ(笑)!バイバイ○○プレイスホテル。


2つめは、距離にして160キロ、3時間ほどのバス移動の区間を、満員でバスに乗れず「タクシー」を利用したことです。160キロという距離をタクシーで移動したのは人生初でした。

その町へ向かうバスが早朝、朝、午前11時と1日3本しかないんです。しかも最近タイで増えてきた「乗車券オンライン事前購入」ができなくて、恐怖の「DAY BY DAY(乗車券は当日販売のみ)」だったのです。(ちなみに乗車券は「BEFORE ONE DAY(前日より購入可)」もあります)

この日は「仏教の日」で祭日だったし、なんとなくいやな予感がしたので11時発の時刻の1時間半前にはバスターミナルに行ったのに、カウンターで冷たく「FULL(満員)」と言われてしまいました。ガーン。

少し離れた場所から茫然と立ち尽くす私をじっと見つめている女性がいることに気付き、やがて女性が声をかけてきました。どうやら私の置かれている状況も分かっているみたいでした。聞くとタクシードライバーさんでした。

(東南アジアの空港、鉄道駅、バスターミナルはお客以外にも日本じゃあり得ないほどいろいろな現地の人がたむろしていて、ぼったくろうとする狹┃爐覆里、困っている客に手を差し伸べる犖方爐覆里一見判別がつきません)

日本のタクシーの感覚でどうせ高額すぎて無理だろうなあと思いながら「○○までタクシーでいくらです?」とダメ元で聞いたら「1600バーツ」とのこと。意外と安いかも?それを1500バーツ(5200円)にして交渉成立。

「満員」とバスカウンターで断られてから10分後には女性ドライバーのタクシーの助手席に乗っていました。

バスだとだいたい120バーツ(400円)なので1500バーツ(5200円)は10倍以上の痛い出費となりましたが(タイ値段で良かった)、タクシー(トヨタ)はさすがに快適で楽ちんでした。まずガソリンスタンドに立ち寄りタンクを満タンにしていざ出発。

ドライバーが同じ女性ということもありすっかりリラックスした中、ずっとおしゃべりをしながら信号のない整備された山岳ロードを爛疋薀ぅ峙な爐任后爾い垢た覆漾■音間であっという間に次の滞在地のホテルの玄関前にタクシーは横付けされたのでした。


ま、こんな程度のハプニングでした。今回はお陰さまで病院にお世話になったり「悲惨すぎる…」みたいなトラブルには一度も遭わずに済みました。

「びっくりした事」はいろいろあります。

メコン河ビューのバンガローに滞在中、夜、バルコニーの椅子に座って読書をしていたら、とつぜん、天井から「チンチョ(ヤモリ)」が私の太ももの上に落下してきたことです。ボトンって。チンチョの重量をめっちゃ感じました。

それと、チェンライ奥地を進む、超おんぼろバス(もちろんノンエアコンでバスのドアや窓は開けっ放し)で私のとなりの席の人が、首長族(カレン族)の女性、通称爛蹈鵐哀優奪ウーマン爐僚の子でした。山の村から街に下りてきて買い出しをしたようで、大きな袋をいくつも床に置いていました。

ロングネックウーマンは、文字どおり「首がものすごく長くてその首に真鍮(しんちゅう)のリングをぐるぐると巻き付けた姿」が特徴の山岳民族です。

その特徴的な姿はとても有名で、ロングネックウーマンに会うためにビレッジ(村)を訪れるツアーやトレッキングが北タイでは大人気となっています。つまり観光地化されていて猗狃たちの姿爐和爾梁臉擇兵入源となっているのです。

その30歳くらいの女の子は完全な爛フスタイル爐任靴拭H云りは取り外され、一番の特徴といえる長い首にぐるぐるに巻かれた真鍮(しんちゅう)の輪は爛好ーフ爐埜事に隠されていました。巻きスカートをはいているものの上はTシャツとグレーのパーカを着ているので一見どこにでもいる若者と変わらない姿でした。

私は昔、北部タイに暮らす首長族と仲良しの日本人のおじさんと知り合い、首長族の素朴な村にホームステイをしたことがあります。(彼女たちと川で一緒に水浴びをして食事も共にしました)なのでひと目で「ロングネックの子だ」とわかりました。

そして私はちょっとした衝撃を受けました。その子はバスの中でずーっとスマホをいじっていたのです。

「そうか、ロングネックウーマンもスマホをいじる時代なんだ…」

私は心の中で「首長の皆さんもスマホなんだよ、我々夫婦も爛好泪曠妊咼紂辞爐垢襪勝」と静かにしかし固く決意したのでした(笑)。彼女は私の決意も知らず『ロングネックビレッジここより2キロ』と書かれた看板の地点でたくさんの荷物を抱えて下車していきました。

最後にもうひとつびっくりした事を。

今回の旅の最後にチェンマイで、昨年12月より3ヶ月間の日程でチェンマイ市内のコンドミニアムを借りてシーズンステイをしているタイ語仲間だったマダムと会う約束をしていました。

(マダムの出国直前の12月に日時を決めただけの約束。もし10分待っても相手が現れなかったら何か事情ありと察し、帰国後連絡を取り合うという約束)

その会う日の3日前、田舎町から久しぶりの大都会チェンマイに到着した私は、さっそくデパートの地下にはいっている高級スーパーに行ったのです。そこではマグロの刺身の試食が行われていて、川魚ばかりの日々で海の魚は久しぶり!しかも爛泪哀蹐了匹型鉢爐箸△辰董△呂蠅ってパクっと口に入れた瞬間、

「阿刀さんじゃない?」

と背後で日本語が。もぐもぐしながら振り返ると、なんと3日後に会う予定だったマダムじゃないですか!

まるで日本の近所のスーパーでばったり出会ったかのように、外国のスーパーでばったりマダムと出会ってしまった爐箸討弔發覆ざ然爐砲互いびっくりして笑いが止まらなくなりました。

「ここ新潟本町のイトーヨーカ堂じゃないよね!」

脳ミソが混乱して一瞬くらっとめまいがしました(笑)。

もちろん予定の日時にマダムと会い、時間を忘れてずーっとおしゃべりをして(カフェで気が付くと4時間半が経過していた!帰宅時間などのしがらみから解放された女同士のおしゃべりはすごいのだ)お寺参りや夜の屋台街をぶらぶらして楽しい時間を過ごしました。


ということで、いま、こうして「ひとり旅」を思い出しながら書いているわけですが、終わってしまえばついこの間までタイに居た事も、早くも犖検覆泙椶蹐掘豊爐里茲Δ忙廚錣譴討るのです。

そして何事もなかったかのように再び「西生寺での日常の暮らし」が始まりました。

私にとっては、新しい年を迎える正月よりも心身がリセットされるこの「ひとり旅」が1年の区切りとなっているので、新年度を迎える気持ちでこれからの1年をがんばりたいと思います。

4月1日より冬期閉鎖中だった「弥彦山スカイライン」も開通、「受付寺務所」もオープンしていよいよ爛ンシーズン爐始まります。4月11日には園子ママの「三回忌法要」がひかえています。

今年も「即身仏拝観」は住職不在で拝観が出来ない日がありご迷惑をおかけいたしますが、どうぞこれからもよろしくお願いいたします。




●画像左…チェンライにある「ホワイト寺」
タイ人の間でも「国内で行きたいところ」の上位にランクされるくらい有名なチェンライを代表する観光寺です。チェンライ出身のアーティストが「ふるさとチェンライに観光客を呼べるようなモノを造りたい」と始めた事業です。

7年ぶりに行ってみたら、次々と建物や土産物屋が増幅して「一大テーマパーク」みたいになっていて驚きました。タイ人旅行客、外国人ツーリスト、団体の中国人観光客でごったがえすホワイト寺は狄仰のにおい爐楼貔擇擦此⊆蠅鮃腓錣擦覽い砲發覆譴泙擦鵑任靴拭もう行かなくてもいいかなと。でもホワイト一色のまばゆいばかりの大きなお堂や仏塔は本当に見事ですので一度は行ってみてもいいかもです。

●画像右…チェンセーン「大好きなメコン河」に登る朝日
出発のバスが早いため、一番乗りでホテルのレストランでたったひとり朝食を食べながら撮影。対岸は5年間通い詰めたなつかしのラオスです。この町から7キロほど上流にさかのぼるとメコン河をはさんでタイ、ラオス、そしてミャンマーの3カ国が向き合う「ゴールデントライアングル」があります。昔はケシの栽培が盛んな犂躙韻碧稾地帯爐世辰織┘螢△任垢、現在はここもまた一大観光地となっています。観光客が押し寄せるゴールデントライアングルとは違い、チェンセーンは外国人観光客の姿はほとんどありませんでした。

タイの中でも最も古い町のひとつチェンセーンは昔から現在までメコン河を利用した貿易の拠点となっています。荷物を積んだラオス籍のスローボートや水上タクシー的なスピードボート(丸一日これに乗ったことがありますがボートの爆音でしばらく耳が聞こえなくなりました)、中国籍の大きな貿易船が忙しそうに河を行き交う以外は、700年前の遺跡が町なかに点在し、レンガの要塞壁にぐるりと囲まれた本当にのどかでのんびりとした居心地の良い町でした。


2019/03/20(水)
★「タイひとり旅2019」:旅の思い出














●画像左…北部タイの郷土料理
このバナナの葉に包まれた3品の料理(ひと包み30バーツ。105円)はすべて豚料理です。左がネームという豚ひき肉と豚耳とにんにくを発酵させたすっぱいやつ(炭火で焼くと絶品。私の大好物)、真ん中のが豚の皮(脂身)の和え物、右が豚の内臓の煮凝り(にこごり)です。

豚の皮を高温で揚げたカールみたいなさくさくのケープムーとか、豚足のカレーとか、北部の料理は豚肉の身以外の部位を上手に食べる料理が多いです。(数百年もの間、ビルマに占領されていたので、豚肉の上等の肉はビルマに献上したからだといわれています)


●画像右…パヤオ名物「パヤオ湖産の大きな魚の炭火塩焼」
パヤオは琵琶湖みたいに広大な「パヤオ湖」が町のシンボルです。毎晩川沿いのレストランの店先や屋台で、こうしてお腹にレモングラスなどのハーブを詰めた大きな魚の炭火焼が登場します。一匹だいたい100バーツ(350円)〜150バーツ(500円)です。激辛のタレをつけて食べます。鯉みたいに腹の部分は脂がありますがあっさりした白身でおいしいです。

プラーソムというちょうど琵琶湖の鮒ずしみたいな、米とパヤオ湖産の魚を発酵させたすっぱ臭いやつもパヤオの名物です。これも好きです。


2019/03/20(水)
★「タイひとり旅2019」:旅の思い出














●画像左…バンガローの壁に張り付くチンチョ(ヤモリ)
夜になると出現します。太ももにチンチョが落下した直後に撮りました。画像は4匹ですがざっと見渡して軽く10匹はいました。大都会のビルやホテル以外はタイ全土、どこの家屋にもホテルにも絶対にいるチンチョ。蚊などの虫を食べてくれるのでありがたがられていると思いきや、死骸やフンは臭いし、家の中に平気で入ってくるしで現地の人でチンチョの事を好きな人はいないみたいです。チョチョチョチョッという鳴き声はカワイイです。


●画像右…タイでもスタートした「ご当地ナンバー」(ランパーン県)
今年の旅行で初めて見かけるようになったイラスト入りの「ご当地ナンバー」です。タイは県別です。旅の30日間で、チェンマイ、チェンライ、パヤオ、ナーン、ナコンラーチャシーマー、クルンテープ(バンコク)を見かけました。それぞれの県の自慢の景勝地、名産品、観光スポットなどが描かれています。今のところ、イラスト入りのこのナンバープレートをつけた車はごく少数で見かけるとラッキーみたいな感じでした。

どの県も訪れたことがある県ばかりなので、イラストを見ると全て牴燭任△襪爐判って面白かったです。(例、チェンライは市民自慢のド派手な時計台とご来光を拝めるスポットとして有名なプーチーファー、パヤオは県民自慢のパヤオ湖と湖で特産の魚を獲る小舟、ナコンラーチャシーマーは有名なクメールのピマイ遺跡とコラート高原、といった具合に)一番のお気に入りはランパーン名物の花馬車のイラストが描かれたランパーン県のナンバープレートでした。(下のタイ文字が県名です)


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